■「“女らしさ”の文化史―性・モード・風俗 」(中公文庫 2006年 原本は1999年「<女らしさ>はどう作られたのか」法蔵館刊)
ちぎっては投げ、投げてはちぎり(´Д`)
このところ本のつまみ食いがつづいていた。
はやく抜け出したいのだけれど、気が散って・・・気が散って仕方ない。
この1か月ほどで、新刊書・古書を合計し、40冊前後の本が手許にやってきた。
そしてようやくめぐり遭った、小倉孝誠さ . . . 本文を読む
エンジンオイルがおわるまでやったけど、中途半端。あと2回はやらねばならないなあ。
シャワーを浴び、作業着、下着を交換。
やれやれ(ノω`*)
立木の枝も伐採した。腰痛の持病をかかえているから、植物というのは強敵なのじゃ。
蚊もすごい。
一回ふらっとまわってくるだけで、5-6か所刺される。痒い、かゆいぜ! . . . 本文を読む
(解体工事がはじまったニューサンピア)
今回はレビュー(書評)でも、詩でもなく、いささか“長ったらしい”わたしのつぶやきであり、ボヤキでありまする。
さて・・・と。
ものいわぬ静かな惨劇、その跡を調べる。
“惨劇”といっても、いくつかのカテゴリーがあるけど、今回は建築物のお話。
なぜこんな話題を取り上げるのかといえば、近所にあって、付近一帯のランドマークであった高崎サンピアの解 . . . 本文を読む
今日は気温が低めだったので、草刈機の出動。一昨日もやった。
汗が滝のように流れ落ち、目に入ると沁みて痛い(ノω・、)
草や木が伸びるのびる↑
シャワーを浴びるため、ぺったりと貼り付いた下着を脱ぐのさえ一苦労。
そしてスポーツドリンクをビールのようにぐびぐび。
写真はつい3週間前にやった川べりの光景。
ここだけじゃないからたいへんなのだ。
こーゆーときは、マンション暮らしが心底うらやましい。 . . . 本文を読む
「舞姫」といえば、鷗外の最も著名な小説。高校の教科書で大いに悩まされた記憶があ~る。樋口一葉の名作もそうだけど、文語文はなかなか手ごわいのじゃ(^^;
これらをすらすら読めたら日本語力は高いだろうねえ。
このちくま文庫は井上靖さんの現代語訳。
注釈に図版があるうえ、解説とは別に、「資料篇」として星新一、小金井喜美子、前田愛の論考・エッセイが収録されているのがありがたい。
エリスは実在の女性で、 . . . 本文を読む
今年になって、大岡昇平の本3冊を手に入れた。
ここに挙げた2冊と「堺港攘夷始末」である。
「戦後日本最高の作家は、やはり大岡昇平なのではないか」
そう書いたのは丸谷才一。
大岡さんはいつかはきちんとトレースしておかねばならないだろうとかんがえてきた。
その“時期”がようやく巡ってきたのかも知れない♪ . . . 本文を読む
大岡昇平といえば、“ケンカ大岡”と呼ばれたほどの文壇有数の論争家である。
湯川豊さんの「大岡昇平の時代」河出書房新社(2019年刊)も、いずれ読もうとかんがえて、ストックしてある。
戦後派作家のなかで、ただお一人を択べといわれたら、わたしは躊躇なく、中原中也の伝記を書いた大岡さんに指を屈する。
そのうえ「野火」は、ドストエフスキーの「死の家の記録」とならび、二度読みしてもまだ読み足りないと思わせて . . . 本文を読む
数日前のことですが、中里恒子「歌枕」(講談社文芸文庫)をようやく手に入れました(´ω`*) 結局、実店舗では発見できなくて、メルカリで送料込み600円(息子経由)。
けっこうへたれがあり、褪色も目立ちます。講談社文芸文庫は絶版が多いようですなあ。文庫ファンは見つけたらすぐ買った方がいいかも。
講談社文芸文庫は他の文庫に比較し高価、発行部数少なめ。
とはいえ、時間がたちすぎて中里さんへの関心がやや . . . 本文を読む
はじめにごく私的な話をさせていただくと、平凡社ライブラリー版で読んだイザベラ・バードの「日本奥地紀行」こそ、わたしの紀行文学好きを決定づけた書物でありまする(´ω`*)
読んでから12年が経過し、記憶がうすれてきたので、半年ほど前から、再読をかんがえていた。
村上春樹の紀行文学を読み、司馬さんの「街道をゆく」を読む。
そういった作業のはじまりに、イザベラ・バードの「日本奥地紀行」があるのであります . . . 本文を読む
(2014年7月 撮影)
「まだ21世紀になったばかりじゃない」
そういって黙り込んだ彼女のかたわらで
ぼくも黙り込んだ。
まだ21世紀なのか もう21世紀なのか。
そのひとことにつづけて
いいたいことは山ほどあるのだ。
彼女もぼくもそれぞれのもの思いに沈む。
「美しい花がある
花の美しさという様なものはない」
かつてそう書いた批評家がいた。
だから写真を撮っているのだ たぶんね。 . . . 本文を読む