(新刊で手に入るのは、現在「夫・車谷長吉」のほかは文春文庫では「赤目四十八滝心中未遂」、新潮文庫では「鹽壺の匙」だけのようだ)
一昨日からこの文春文庫「夫・車谷長吉」を読みはじめた。
買おうか買うまいか、迷っていたのだ。本書の文庫が2020年2月刊行なので、まあ、目にとめてから約4年の歳月がたつ。
高橋順子さんは、詩集も、1冊か2冊どこかにあったはず。ただし、じっくり腰を据えて読んだ . . . 本文を読む
ああ あ。ああ あ。とつぶやきながら
深夜のベッドで寝返りを打つ。
そうして 深い淵のようなところから
這いあがったり ずり落ちたりしている。
そこに横たわるきみよ
いいかげんにしたらどうかね。
何年こんなありさまですごしている。
何年?
ごわんごわんとブルドーザーのようなものが通りすぎていった。
その轟音がいまでも耳元で響いている。
ムクドリや女たちのざわめきや木の葉をゆらす風。
反響はも . . . 本文を読む
うけている、ずいぶん大げさに(*^。^*)
アジア系は間違いないけど、もしかしたら日本人じゃないかも。
ギャハハという声が聞こえてきそう。
なにを話しているんでしょうね♪
よほど仕合せなのか、右の女性が漫才師なのか!?
おいらは四車線道路の反対側で信号待ち。 . . . 本文を読む
一週間のうち、半分は本を探しているか、本屋へいって本を物色している(^O^)ナハハ
どうなっているんだ、あんた。
右の本が行方不明となって、もう1年はたつ。そうしたら、白秋の「フレップ・トリップ」と一緒に寝室から出てきた。
この樺太の旅は友人から数年前にすすめられて買った、そして積読。詩人白秋の童心があっちこっちで炸裂し、読者を別天地へと誘う紀行文。
Cheerfulという英語を連想する人もい . . . 本文を読む
「おかしいなあ、おかしいなあ」と、一つの本を3日も4日も探している。現役時代には想像できなかった(;^ω^)
ずばりいえばそれだけヒマなのだ。
「近代日本人の発想の諸形式」はすぐに見つかった。
有名な近代小説論だけど、出版社もおそらく品切れなのだ。
「小説の認識」ぜひ読みたい論攷が4つほどある。
「小説入門」は古めかしい新書版で手にしたことがある。
講談社文芸文庫だと、ん!? ¥12,735 . . . 本文を読む
新潮文庫の「カフカ断片集」を戸田書店に買いにいって、あっちにふらふら、こっちにふらふらしばしヒマつぶししていた。数種の本を物色するが、そこから1冊か2冊買って帰る。
そのとき。
「日本近代短篇小説選 明治2」をぱらぱら立ち読みしていたのだ。
わたしの眼は「世間師」ということばに引き寄せられた。
小栗風葉・・・か。
う~ん。
小栗風葉は読んだことないけど「世間師」ということばは聞いたことあるぞ(。 . . . 本文を読む