手引き(てひき)は、輪っかにした晒し木綿で手を繋ぎ合い、神輿を引っ張って走らせる原動力で、立候補した屈強の11名。
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手引きは体力とど根性のある若手でなければ務まらない役で、わたしも3回務めたが本当に苦しい。苦しくて手を繋いだ晒し木綿を外したり、転んだりすると「一生、男として認められん」というプレッシャーも凄いから、走りだす前の緊張の面持ちにも注目して欲しい。
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装束は寺町区は萌黄色、押上区は朱色に色分けされているが、その背中の図柄がかっこういいのだが・・・
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答えは祭りの象徴的な大役、鶏爺(とりじ)が被る鳥兜(とりかぶと)を図案化したもの。
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日本三大毒性植物のひとつトリカブトは、諸説あるようだが花が舞楽の鳥兜に似ているから名付けられたとの説がある。
観光客から質問されても困らないように、覚えておいてちょうだい!