二日前にガイドした時には咲いていなかった、長者ヶ原遺跡のクルミの樹に花穂(雄花)がたわわに実っていた。
例年より半月ほど早いようだが、あと数日で赤い雌花が咲いてクルミの実がつくかな。
この時期の葉は小さいので桜の葉に似ていて、ガイドした首都圏の医師夫妻も「これがクルミの花ですか!」と興味深々。
工房に訪ねてきた方のランチは、安く地魚が食える車で5分の「漁場 傳兵」を紹介している。
食事のあとにヒスイ海岸で遊んでもらっている間に注文品を要望通りにカスタマイズして引渡しできるから、時間に無駄がなくお互いに助かる。
長者ヶ原遺跡の1号住居
「漁場 傳兵」さんからは能生区のカニ屋「海冨丸」を紹介してもらって、帰り道の土産を買えたと喜んでおられたが、沢山のカニ屋が軒を連ねているので、地元の、しかも同業者の紹介があれば観光客も安心だよねぇ。
「ぬなかわヒスイ工房」の売上は個人のものだけど、「漁場 傳兵」→「海富丸」と点から線となると地域におちる金額もそれなりになるし、お客さんの旅の思い出もヒスイ・縄文・ヌナカワ姫・海産物とエリアの観光特性は立体的になる。
行政主導のシステムによるものではなく、迎え入れる地元民の善意のネットワークで繋がっていくことが気持ちいい。