「糸魚川翡翠展2023」を終えた翌日、晩メシのあとに横になったら暖房も布団もなしの床の上で9時間くらい寝てしまい、寒さで朝4時に目覚めたが、これはほとんど気絶だなw
来場者と話していると他の来場者が話に加わり、意気投合して二軒となりの「ハミングバードカフェ」でお茶したりするのは毎回のこと。知らぬ同士がヒスイ・縄文・ヌナカワ姫の話題で交流の輪を広げていくのが楽しみ。
浅草の昔馴染みの飲食店が軒並みに閉店して、タワーマンションなんかが建っていたりと、30年前とはずいぶんと様変わりしている。
タワーマンションの住人は町内会に入らない。それでいて三社祭の神輿を担いだり、町内イベントに参加するので、よそ者に寛容な浅草っ子も困っているらしい。
町内会に入らないということは町内会費や祭りの奉賛金を払わず、祭礼の準備や後片付けに参加もせずに無銭飲食をした上、神輿を担いでいることをしている自覚はないのだろうか?地元民との人間関係を無視した野暮の骨頂である。
部外者が神輿を担ぎたかったら、ご祝儀にビールや商品券など手土産にして町内の青年部(町内会の実行部隊)に挨拶するのは人情だと思うのだが、タワマンの住人にはこの常識が通用しないのだ。
ホッピー通りも昔は荒んだ空気が漂っていて、地元のケンカ自慢も近寄らなかったと聞く。いまや観光スポット。
ちなみに「異文化を楽しませてもらう部外者」との自覚をもつ気の利いた外国人もいて、地元の人に聞いて手土産をもって挨拶にきたりもする。ご祝儀をだすと神酒所に名前を張り出してもらえるのだが、それが嬉しいと写真を撮ってニコニコしているし、きちんと筋を通せば地元民からも喜んで受け入れてもらえるというもの。
祭礼とイベントの違いがわからない野暮な日本人が増えて、祭礼文化も崩壊しつつあるのだ。下町の風景のみならず人情もかわっていくのだろう。
話しかわるが、作務衣を日常着にしている大麻飾り師範の秋田真介さんにオススメを聞いたら、観音様の西参道の「藤衣」の品物がいいと教えてもらい購入。30年以上も前に購入した作務衣をパジャマ代わりにしてたら、生地が弱って裂けてきたのだが、日本製は高くても長持ちするナ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます