ぬなかわヒスイ工房の増築工事が始まった。
10年前にDIYした工房の基礎工事は、水準器だけで水平を出した独立基礎だが、現時点で床の水平は狂っておらず、素人のDIYにしては上出来。
今回の応接間の増築は、床を三和土(たたき)に仕上げるために独立基礎は使えず、友人の土田左官に頼んで赤外線式のレベルで墨だしをしてもらって布基礎をまわすことにした。
要所に杭を建て基準点をプロットし、貫きで水平に囲んで基礎コンクリートの位置を出す・・・この工程を遣り方(やりかた)と言う。
基礎コンクリートの位置が出たら不要土の剥ぎ取り、砂利を敷いてランマーで均し、生コンの打設。
基礎コンクリートを均して水平にしていく工程
剥ぎとった土は2立米ほどあり、私が加工で使ったヒスイや瑪瑙の端材が出てきたので、土産に持って帰ってもらう。
いつもは一人で考えながらの一人作業でなので気が滅入るが、気心の知れたプロに相談できるし賑やかでいい。
先延ばししていた増築も、もう後戻りできない。連休くらいから天気の様子を見ながら既存部の解体と大工工事だ。
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