「輪島漆器販売義援金プロジェクト」で漆器の搬出、汚れ落とし、梱包までの咲きを被災者にお手伝いしてもらう方式に変更してから第一号が穴水の案件。
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わたしを含めて被災者とその友人夫婦の四人がかりで8時間の作業の間、輪島漆器の基礎知識や手入れ法、真贋の見分け方などの雑談をしたら面白がって聞いてくれた。
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男二人は屋外で水洗いと瑕疵の確認をして屋内でお湯洗いと乾拭き作業をする女性二人にバトンタッチしていく。
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乾拭きを終えると新品同様の輝きがもどる。器の種類ごとに並べて、蓋つきの有無を確認。
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展示販売サポーターの要望個数をパッキング。正直言ってここまでできるとは思わなかった。
輪島漆器と認識されていても、厳密には「輪島でつくられた漆器」と漆器モドキの工業製品も混じっているので、見分けがつかない人が「輪島漆器販売義援金プロジェクト」を真似すると、後から問題になり「悪貨は良貨を駆逐する」の喩え通り、こちらに影響がなきゃいいが。
作業が終わった時、ものすごく面白かったです!と言ってもらい、三本締めでしめくくって大団円。ボランティアと被災者の垣根が無くなり、共に生活再建を目指す同士になる理想的な展開。
来月には展示販売サポーターを被災地に案内するが、テレビマスコミが密着取材してくれることになった。
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