ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

それぞれ

2012-09-27 | 息子通信
今朝、名古屋の温(18歳)から初めてメールをもらいました。


ママへ
返事が遅くなってすみません。昨日ワイヤレスインターネットのプランと携帯電話のプランを契約しました。
生活用品やキッチンアイテムもほとんど買いました。今日はまな板と包丁を買いました。包丁は4800円しました。
昨日日本語のPlacementテストを受けて、100点満点中75点でした。日本人国籍の子が15、6人いて、びっくりしました。
今夜は初めての自炊でうどんと味噌汁を夜作りました。出汁パックを使い、クリアスープうどんにしました。具はシーフードミックスともやしでした。ほうれん草を入れたかったけど、売れきれてました。ナンプラーが100ml位で400円近くするので、これからはほどほどにしか使いません。
明日は経済学部のオリエンテーションです。

今部屋は大変な状態になってるから、かたづけたら、写真を送ります。
善と二人の生活はどうですか?




原文のままです。
なんだか涙が出そうです。このメールは私のメールフォルダーに一生保存されることでしょう。


次に会えるのはいつかな?

(名古屋大学の地下鉄の宣伝)



うどんにシーフードミックスとモヤシを入れてしまうところが、西蘭家で育った「アジアの子という感じ。善(15歳)だったらこれに七味ではなく、チリソースを入れるでしょう


夫とも初めて電話で話し、
「カネが羽が生えたみたいに飛んでく~」
と悲鳴を上げてました。付き添っているだけにこの感覚はリアルでしょう


大丈夫、帰ってきたら思いっきり質素な生活だから~
こちらの3人の生活費と温1人の生活費ってそんなに変わらないかも
という感覚です(笑)


夫のメールから。
今回の日本滞在で気付いたことは、ほとんどの人が下を向いていること。歩きながらスマホや携帯電話に目を落とし、電車で座ればスマホや携帯電話に目を落とし・・・。車内で新聞や本を読んでいる人をほとんど見かけない。驚きを通り越して、その異常さに愕然です。温がそうなることはないと思うけど、善だったら間違いなくそうだろうね。(すでにそうとも言えるけど)


これは私も前回の帰国で感じました。
愛の反対は無関心
というのを実感するほど、みんなが数センチ四方の小さな画面に目を落としというか、そうすることで他のものを見ないようにしているような感じに見え、関心のすべてがその小さな小さな枠の向こう側のバーチャルな世界に集中しているように見受けられました。


そういう年齢なのか(老若男女に見えましたが)
そういう時代なのか
そういう社会なのか

見方はいろいろでしょうけれどね。


こちらは10月の散歩部再開を目指して、ランニング&ウォーキング5km。
なかなか調子がいいです
あとは家にこもって家事&仕事


学校から帰った、西蘭家唯一の坊ちゃんになってしまった善(15歳)には、
クレープを焼いて出血大サービス
「ふーん。」
と言いながらあっと言う間に食べて、とっとと部屋に戻る坊ちゃん


次に出てくるのは夕食です


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