ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

センサス・デー

2013-03-05 | 経済・政治・社会
NZ在住の方、済ませましたか?

今日のセンサス
5年に1回の国勢調査


2011年のはずだったのが、クライストチャーチ地震で延期され、
前回の2006年から実に7年ぶり。
待ってましたのセンサスです!


仕事でセンサスの結果を基にした各種統計を使うことが多いのですが、
2006年の数字だと、
さすがに古いっ
「だいぶ現状と合ってないよね?」
と思いつつ参照するしかなかったので、更新されるのは嬉しいです。


ミジンコ在宅業の私ですらそう思うのですから、行政や企業にとっては、
もっともっともーーーーっと待ち望んでいたことでしょう。


なんたってこの結果で、
どこで
何歳の
いくらぐらいの収入のある
何の仕事をしている
何民族の人が
何人の家族や子どもやフラットメイトと
何語を話しながら
何年ぐらい
自宅か持ち家かに暮らしているか・・・・・
みたいなことが一発でわかってしまうわけです
(調査項目はもっともっとありますが)


顧客プロファイルを端的に示すこれ以上はないマーケティング・ツール
行政サービスはもちろん、インフラ・不動産開発から出店計画、
大規模店なら商品価格設定や品揃えまで大いに参考になるはず。


実際、学校のデシル(10段階評価)も、オークランドの場合は選挙区もすべてセンサスの結果で決められており、スーパーシティーの選挙区に関してはつぶさに見てみましたが、なかなか熟考されたもので、その精緻さに、
うなりました
(それ以前の自分の選挙区が実情に合っていないのを実感していたので)


「どうも自分の子どもが通っている学校のデシルは低すぎる!」
なーんてお考えの方は、ぜひぜひふるってご参加を。
この7年間で驚くほど人口動態の変わった場所は多数あります。
(特にオークランドの場合)


デシルは子どもの学力とは無関係ですが、親の学力は対象になります。
高学歴・高収入・核家族世帯の流入が多い場所はデシルが上がるはず
でもデシルが上がると政府の補助が減るので寄付金が増える可能性大
うちは寄付金が少ない方がウレシいかも、という現実派^^A


コチラからネットで済ませましたが、所要時間は5分ちょっとでした。

(自宅に配られている用紙に必要なコード番号が記載されています)


善(15歳)も、
「センサスはネットでやんない方がいいよ。
1度に20万人までしかアコモデート(対応)できないから、
すっごく遅いんだって
と、ヤル気満々で帰ってきました。
さすが高校生


「えっ?もうやっちゃったし、5分で終わったよ。」
「へっ?そうなの
けっきょく本人もネットでやっていました。


質問項目を知るだけでも貴重な経験だと思います。
自分で記入すれば結果にも自然に興味が湧くのでは?
いずれ新聞に要約が出るでしょうから、じっくり読んでほしいものです。
>経済学や社会学を目指すんだったら、なおさらだよ、善!


小学校高学年ぐらいだったら十分自分で回答できると思うので、
5年に一度の機会、ぜひ参加しておいたらいいのでは、と思います。
(そう言いつつ、前回の温は12歳だったはず?自分でやらせたっけ?



今日のグラブワンにセンサスの宣伝が出てる~

このサイトのチョイス、
NZ統計局、なかなかヤルな


オークランドもですが、クライストチャーチもビックリな結果が出そう?


出身国を問う項目

NZ
オーストラリア
イギリス
に続いて、
中国
インド

と来たもんだ
こんな順番にも現状と将来が感じられます。



お話変わって、今日は2週間ぶりに寄せ植えした多肉を寄付してきました。

そうしたら、5年ぶりぐらいにかつてのボランティア仲間と遭遇
彼女は素晴らしい人でお互い近況報告をしながら涙ぐみそうになるほど、
懐かしくなりました。


移住して2年目だった私をそれはそれは温かく迎えてくれた人。でも、
1年の半分はフランスで暮らす旅行がちな人で、会える機会が少なく、
私のボランティアの勤務場所(?)も変わり、ずっと会えないままでした。


延び延びになったものの、
「やっぱり善行はするもんだ
とつくづく思いました。




さっ、ご飯作ろっ

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