to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

ノーズワークのインディケーションを練習

2020年12月01日 | ノーズワーク

ノーズワークでにおいをみつけたときに犬がする行動の形を

インディケーションと言います。

 

 

蒼太は臭源に鼻をピタッとつけることを教えました。

端午は臭源をみつめて座ることを教えました。

 

インディケーションは犬が臭源を見つめていたいと思うことが大切です。

殆どの犬はアラートの時にみつけたらハンドラーの方を振り返ることで

「あったよ」を知らせるようになります。

なぜならオヤツがもらえるから。

「みつけたよ!オヤツちょうだい!!」と言ってるんですね。

これはインディケーションとはちょっと違うと思います。

この動作を強化していくと、次第に見つからなかった時にも

その行動をするようになっていきます。

犬のみつけようとするモチベーションが低いためです。

オヤツがもらえるからやってるというのが見え見えです。

 

インディケーションをしっかり教えていくと

その過程で見つけることがご褒美になっていくので、

犬の見つけたいという意欲が上がります。

 

ノーズワークの世界では一般的に

犬のボディーランゲージを読むことを推奨しています。

はじめて犬とノーズワークに取り組むペアにとって

お互いを知るにはとても良いと思います。

犬が何を感じ、そのカラダにどんな変化が起き、

それを読み解くことで犬を知るきっかけになる。

 

しかし全ての人が犬を読めるわけではない。

多くの人が読めないのが現実。

 

トレーニングは段階を経て行うことで

知らず知らずのうちに犬の意識を変え

ハンドラーの犬を読むスキルをあげることが出来る。

インディケーショントレーニングも同じだと思う。

 

 

蒼太も端午もオヤツを貰っても、私がビデオのスイッチをオフにしに行っても

インディケーションを止めようとしない。

彼らにとっては見つけたことがご褒美になっているのだ。

 


Sniff&Goに参加して来ました

2020年11月22日 | ノーズワーク

蒼太と端午とノーズワークの力試しSniff&Goに参加して来ました。

 

競技には端午と参加。

蒼太はエキシビションで参加させてもらいました。

 

 

端午にとって、初めてのプレ競技会。

私の緊張がどのくらい伝わるのか?

こちが何を要求しているのかがどの程度わかって、行動できるのか?

 

端午と私にとってとにかくいい印象で参加できることが目標でした。

 

 

車両の練習があまりできてないので、最初は何をしていいのかわからなかったみたいだけど、

途中で車両に指示を出すと、探し始めました。

すごくいい感じで鼻を使ってました。

最初見つけた時はアラートの形の座るインディケーションをしなかったので、

もう一度するまでこちらが落ち着いて待ってみました。

 

見事に綺麗なインディケーションをしてくれました。

 

この他にコンテナーサーチとエクステリアサーチも時間内に探すことができました。

インテリアサーチだけが私が端午のインディケーションを焦って読み間違えて、

誤アラートしてしまい0点になってしまいました。

 

総合で2位

1歳半にしては経験も少ない中頑張ったと思います。

 

エキシビションに参加した蒼太くんは安定のサーチでした。

 

 

エクステリアがギリギリタッチの差でタイムオーバーだったけど、

頑張って4分間探し切りました。

 

頑張ったみんなと記念撮影。

 

 

みんな頑張りました。


ノーズワークの練習(地面に隠す)

2020年11月07日 | ノーズワーク

蒼太とノーズワークの練習をしました。

 

 

地面に匂いを埋め込んで隠してみました。

 

何故、地面なのかというと、犬が足をついている低い面に隠すと

犬の習性なのか?見つけたときに掘るんです。

シャカシャカと掘ります。

 

蒼太だけの問題かと思っていたら、端午もやります。

これは練習せねばと思いました。

 

蒼太が前足を使って掻く前にクリック。

オヤツは自分から口で取りに来たら、待てるまで与えない。

待てたら与える。

これを繰り返し練習しました。

 

するとある時から掘らなくなりました。

 

 

しっかり鼻ピタもできるようになった。

今までの経験から建物や家具、物などに匂いがあると蒼太は認識している。

地面に近い場所、例えばカーペットの裏とかグレーチング、

マンホールの蓋などに隠されてるという認識は薄い。

下の匂いを嗅がせたい時の合図を決めた。

地面を手でポンポンと叩くことにした。

 

14歳、まだまだ覚える新しいこともたくさんある。

楽しんでいこうね。


ノーズワークの練習会@山中湖Woof

2020年10月19日 | ノーズワーク

山中湖のWoofで愛知のジュンペーさん主催のノーズワーク練習会に行ってきました。

 

 

ジュンペーさんの生徒さんが関西からも参加してくれて、総勢14頭が集まりました。

 

犬種も様々でした。

 

 

イングリッシュコッカーは意外と鼻を使うのが上手です。

 

 

まだ4ヶ月のラブラドール。

ノーズワークは家に来たその日からでも始められます。

 

 

ジュンペーさんの相棒、ボーノちゃん。

 

ジュンペーさんの練習会はプチアドバイス付き。

それぞれのサーチを見て簡単なアドバイスをいただきました。

 

サーチの際の犬の出し方などもとても参考になりました。

 

端午のサーチの様子。

 

 

1つ目のハイドを見つけた時にアラートの形インディケーションができてたので、

2つ目は見つけた時にインディケーションが不明瞭だったので、求めてみました。

端午は見つけたのに私がアラートしないので、戸惑って違うのかな?って思ったみたい。

インディケーションを求めるだけだったので、リードで動ける範囲を制限して

もう一度嗅いでインディケーションしやすい状況を作りました。

短いけど座って一瞬静止したのでクリックしました。

 

蒼太も端午も午前中はドッグランで遊び、午後は集中してサーチ。

お疲れさまでした。

 

 


ノエルちゃんと葛西臨海公園でノーズワーク

2020年10月01日 | ノーズワーク

良いお天気だったので、葛西臨海公園へ。

 

 

ノーズワークシニア組の蒼太とノエルちゃん。

シニアだって、まだまだ進化できるノーズワークです。

今日は初めて経験するような隠し場所のサーチ練習をしてみました。

 

First experience(初めての場所のサーチ)

 

難しい場所のサーチや初めての場所のサーチでは、犬を助けてあげることも必要です。

もしも、探せなかった時には必ずフォローして、探せるようにハードルを下げてあげる。

難しいことをクリアして欲しい期待があるのは悪いことではない。

期待が大きすぎると犬の負担になってしまい、犬の意欲を削ぐことにつながる。

 

端午はインディケーションの練習をバージョンアップ。

 

Nose work Indication Training ver.2 Tango(8)

 

今までのコングからオダーを芳香蒸留水(ユーカリ)にしました。

探すことと見つけること、そしてインディケーションをすることが連動してきたようです。

 

ノエルちゃんも苦手な何かの下に潜って探すことを練習しました。

写真の奥まった壁の部分にオダーがあるので、

すぐにオダーに辿り着けるようにこのデッキの下の面だけに範囲を限定。

最初から狭い隙間のような侵入しにくい設定ではなくて

比較的オープンな場所を選ぶことも苦手克服のカギです。

 

(写真は蒼太なので天井が低く見えますが、トイプードルのノエルちゃんにとってはオープンなスペース)

 

苦手な場所を克服することで、自信を持つことができます。

同時に自立心も育てることができます。

ノーズワークのいいところは、探すことに夢中になってる間に

こんな空間にも自主的に足を踏み入れて、苦手克服もできちゃうところ。

 

一緒に練習することで一人では思いもよらないような場所に隠し、

それを探したり克服したりと良い練習ができました。

 


端午のノーズワークトレーニング

2020年09月06日 | ノーズワーク

端午がノーズワークを初めて1年が経過しました。

アラートの形を教え始めて3ヶ月。

 

 

鼻をピタッとつける、蒼太と同じスタイルで教えるつもりでしたが、

一度蒼太で教えているから、サクサクと理解が進んですぐにできそうな雰囲気。

トレーニングとしてはちょっと物足りないので、

新しい形、アラートの際に座るのを教えてみようと思いました。

 

 

鼻ピタと同じようにコングを使って練習してます。

最初はコングを隠さずそのまま端午に見える状態。

鼻が上に向いてコングを見ながらスッと座れる高さに設定。

 

よくありがちなのが、見つけたからおやつをもらうために座るというもの。

この時犬は必ず人の方を見ています。

これだと、アラート(インディケーション)とはならない。

あくまでも、見つけた臭源を見つめていること、

犬が「ここにある〜」という行動をすることが必要なんです。

 

似て非なるもの。

 

犬の気持ちがどこにあるかを、どんなトレーニングでも大切にしています。

 


ノーズワーク練習会の模様

2020年08月07日 | ノーズワーク

蒼太の匂い認識テストの後は、練習会に参加してきました。

 

前回に引き続き、今回のテーマも「端午のインパルスコントロールの練習」です。

 

 

蒼太がサーチしてる間、端午は同じ部屋のケージの中で待機させます。

前回同様、ケージの扉は開けたままです。

 

蒼太のサーチ

 

端午くんはお利口さんに待ってられました。

 

蒼太くんは洗濯物のようにぶら下がったタオルに隠されたハイドを

見つけることができました。

前回と今回の午前中、高さのあるぶら下がったハイドの練習をしました。

犬にとって今までにない設定のハイドを練習する時には、

少しヒントを与えて、ハードルを下げてやることも必要です。

蒼太くんの頭の中に、こういう設定もアリだったとピンときたようです。

鼻をつけようと2本足で立ち上がって見つけてくれました。

 

お利口さんに待ってた端午は、蒼太が終わった後すっかり忘れられて、

次のペアがサーチしてる間も上手にケージ待機することができちゃいました。

 

そんな端午、ノーズワークも頑張りました。

 

 

蒼太が1度見つけているので私はハイドの場所を知っています。

最初のモップは端午がハイドの匂いを取った瞬間に正解を出しました。

まだ、サーチに自信がない端午は速いリワードが必要です。

 

次の掃除機は少しリワードを遅らせてストレスをかけます。

ストレスを乗り越えると犬は強くなります。

この強弱をうまく使ってモチベーションを上げて行きます。

 

最後の吊るしたタオルは、端午にとって始めてのハイドなので

タオルを指差して、「これもあるよ」と見せてみました。

指示を与えたことで、端午が考えている様子が見られると思います。

その後、椅子に登るなどして高い場所の匂いをよく嗅いでいます。

ほどなくして見つけました。

 

練習では、犬の様子をよく観察し、タイミングよくハンドリングすることで、

犬のやる気を引き出し、集中させます。

 

コンテナーサーチではブラインドにも挑戦してみました。

ひとつローリエが隠されていました。

(ローリエは昨日蒼太の練習の時に端午も練習してありました)

 

 

なんと一番最初にローリエを見つけました。

その他2つのユーカリも発見して、端午くん制限時間3分以内に全問正解でした。

 

今回も、良い練習ができました。


蒼太くん匂い認識テストレベル2に合格!!

2020年08月07日 | ノーズワーク

蒼太くん、ノーズワークの匂い認識テストのレベル2に挑戦してきました。

見事、合格です!!

 

 

認識テストのレベル2は、匂いがレベル1のユーカリからローリエに変わります。

蒼太と試験を受けようと思ったのが5日前。

ローリエの芳香蒸留水を注文して届いたのが2日前。

ローリエの匂いで練習したのは1日前。

つまり一夜漬け。

 

とりあえず、練習といっても匂いを入れた箱の上にトリーツを置いて

食べるというペアリングのみ。

箱は5つ並べて最初の箱に匂いとトリーツ。

行ったら食べるを3回繰り返しました。

2番目の箱に移動して2回。

4番目の箱に匂いを移動して、ここで初めてトリーツを置かずに

蒼太の嗅覚を使わせました。

正解したらたくさん褒めておしまいです。

 

そして当日。

 

 

まず、サーチの前にプランを立てます。

蒼太はコロナの自粛中にラインナップの練習をしてきました。

ラインナップで最初の箱から順番に制限時間の3分を使って効率良く探させよう。

途中、折り返し奥2つの箱の匂いをかなり念入りに嗅いでいました。

蒼太はアラートの時には鼻をピタッと止めるはずです。

この2つに関して時間をかけて嗅いでいましたが、

鼻を止めなかったので早めに見切りをつけて、

ラインナップを進めることにしました。

この判断が功を奏しました。

するとまた念入りに嗅ぐ箱がでてきました。

ここでピタッと鼻を止めたので、「アラート」の判断をしました。

 

ノーズワークは一見、犬の嗅覚に頼って、ハンドラーは何もしないように見えます。

どこから攻めるか、どう攻めるかのサーチプランを立てたり、

見切りをつけて次へ進む判断を下したりするのはハンドラーの役割です。

そのほかにインディケーションという、アラートの形を犬に教えることも

ハンドラーの役割です。

トレーニングは必要ないように見えて、とても重要です。

ドッグスポーツ、いわゆる競技としてのノーズワークは

他の犬と差をつける必要が出てくる。

トレーニングのパーツが多ければ多いほど、

パーツの精度が高ければ高いほど、その差は大きくなる。

 

今回は試験でしたが、練習した様々なパーツを生かすことができました。

ただ一つ、一夜漬けでもちゃんと匂いを嗅ぎ分けることができる

蒼太の鼻はすごい!!

人には及ばない犬の嗅覚の素晴らしさだと思います。

 


ノーズワーク練習会(練習のテーマを決める)

2020年07月30日 | ノーズワーク

今日は久しぶりのノーズワーク練習会でした。

 

 

いつも練習会に行くときは練習のテーマを決めて行きます。

講習会とは違うので、練習会は自分や犬に必要な練習を組み立てなければなりません。

今日は、「端午のインパルスコントロール」の練習をしようと思いました。

 

端午はケージで待たせます。

いつものようにケージの扉は開けて待たせます。

蒼太と少し離れて静かにしていられたら、戻って褒める。

これを何度か繰り返してノーズワークリンクのスタート地点に立ちます。

スタートして吠え始めたら、サーチを中断して再度同じことを繰り返すつもりでした。

普段の練習の成果もあり、端午は静かに待つことができました。

 

無事できた蒼太くんのサーチです。

 

蒼太はコロナ自粛中、「ラインナップ」というコンテナーを順番に嗅ぐ練習をしていました。

その成果も見たいところ。

コンテナーに対して、一つ一つ匂いを嗅いでいました。

今回はたまたまスタート地点からまっすぐ前のコンテナーに匂いがありました。

蒼太は最初のコンテナーをすっ飛ばして先にあるコンテナーから匂いを嗅ぐ癖がありました。

この癖、犬にとって意外と起こりやすい癖です。

なのでスタート1番目の箱に匂いを隠すと、こういう犬にとってはタイムロスになるわけです。

 

ラインナップの練習をするすることで、そのタイムロスを防ぐこともできます。

犬の嗅覚に任せて自由に嗅がせるのも一つの方法ですが、

ラインナップで確実に嗅ぐことを教えるのも一つの方法です。

 

端午のインパルスコントロールができていると、

蒼太も落ち着いてサーチができます。

 

一方、端午くんのサーチは。。。

 

 

端午はサーチ自体はできるものの、インディケーション(アラートの形)ができないので

蒼太の後でサーチして、ハイドの場所がわかってる状態でサーチさせました。

端午が見つけた瞬間にクリックしてご褒美を与えることで、

サーチに対して自信をつけさせることができます。

 

ただ漠然と練習するのではなくて、自分の犬の状態をよく理解して、

練習のプランを立てることはとても重要です。

練習会や競技会など、ある程度人の目やストレスに晒される場合は

練習の成果を見られるチャンスです。でも無理をしないことも必要。

練習会や競技会では、インディケーションやラインナップのような教えた行動が荒れます。

またコツコツと貯金をするように自主練。

 

久しぶりでしたが成果の見られるよい練習ができました。

 


ボーノちゃん、名古屋からようこそ!

2020年07月03日 | ノーズワーク

ノーズワークで知り合ったボーノちゃんとママさんを誘って遊びました。

たまたまお仕事で名古屋から来てて、ちょうど雨も止んでるし、

7月にしては涼しいので急遽お誘いしました。

 

 

もちろんノーズワークもしました。

まずは蒼太くん。

なんと野球ボールを探してしまった。

 

 

最後にはちゃんと匂いを探しましたが、あまりいいサーチとはいきませんでした。

 

端午くんは初めてのブラインドサーチ(だれかに隠してもらって探させる)。

 

 

意欲的に集中して探してて、いい感じです。

ただ、少し探し始めが興奮しすぎてて雑なので、

今後の課題になりそう。

 

ノーズワークの後は、みんなでボール遊び。

 

 

千葉のノーズワークセミナーの時に出会ったので、

ボーノちゃんとボールなどで遊ぶのは初めてな蒼太&端午。

 

初めての犬同士だとオモチャを介してバトルになることも多い。

なので最初から他の犬がいるところで無造作にオモチャを出すことは

トラブルの元になりやすい。

その辺もボーノちゃんのママはトレーナーさんなので上手に気を使ってくれる。

3頭が順番にボールを取りに行って、楽しく遊べたのも

お互いの犬に対する配慮があるから。

 

みんな大満足でした。