to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

キャンプ3日目@LAND ROVER EXキャンプ場

2006年07月17日 | Camp

チェックアウトは、11時なので、チョッと忙しい朝です。

朝から、結構強い雨模様。

今回は、タープと小さめのテントなので撤収は楽だし、

後日、テントやタープを干すのはもっと楽。

だから、雨でも気が楽です。

 

今回のキャンプは、思いがけずのんびりと

何もせずに過ごす3日間となりました。

いつもの欧介家のキャンプだと、

キャンプ場を拠点に、観光地やハイキングなど

アクティブに過ごすのですが、

今回キャンプ場から出たのは、温泉に行くときと

夕飯の買出しに行くときのみでした。

それには、訳がありました。

2日目にも書きましたが、ハプニングが発生したからです。

ハプニングと呼ぶにふさわしいかどうか・・・。

かなり、シリアスな事件だったからです。

 

2日目の朝、川にお散歩に行きました。

ロングリードをつけてのお散歩でした。

1日目もロングリードをつけて、川を泳いでいました。

本栖湖では、リードなしでボールを取りに行って、

楽しそうに泳いでいました。

そんな、気持ちの緩みが、大事故につながることに

なってしまいました。

o-mamaの横に不意に走ってきた欧介に、

不注意にもリードがついていないことを確認もせず、

何の気なしに、川に入れてしまったのです。

泳ぎだした欧介は、流れに流されて

向こう岸をめがけて泳いでいきました。

泳いでいたというより、流されていったというほうが

適切だと思います。

岸に近い岩が目の前に迫ったときに、

欧介は自力で、岩にしがみつきました。

しかし、前足二本でつかまった状態だったので、

滑って上手く岩に上がれません。

今、思い出して書いていても、胸が締め付けられます・・・。

「ダメだ・・・」って、思った次の瞬間、

欧介は、懸垂するかのように岩に登りきりました。

流れは、夜に降った雨で、速くなっていました。

助けようにも、こちらが川を渡る自信がありませんでした。

なんとか、渡れる箇所を探そうと思ったのですが、

ありません。

o-mamaが右往左往する中、

欧介は、隣の小さい岩に飛び移ってしまいました。

絶対絶命!!って思った瞬間に、

この川を渡ろうと決心しました。

川に入ろうとするo-mamaに「一人じゃ危ないから2人で入ろう」と、

ずーっと言い続けていたo-papa・・・。

2人で手をつないで、腰近くまである川の水を掻き分けて

岩の上で、心細そうにじっと見つめる欧介の元へたどり着きました。

川の水は思ったより、流れが速く、冷たくて

怖さも手伝って、身体が震えました。

欧介に手を伸ばして、抱っこしたけど手が震えて、

とても、元いた岸に戻るまで、抱えていられるか

自信がありませんでした。

o-papaに抱っこしてもらって、戻ったのですが、

何度も滑りそうになったり、流されそうになりながら、

やっと戻ることが出来ました。

途中、o-papaのサンダルが流されてしまい、

欧介の代わりに、流されていったのだと思うと、

サンダルにも感謝してしまうくらいです。

自分の不注意と自然を甘く見た行為に、

深く反省します。

欧介は、泳げるから大丈夫って、安易に考えて

自分が入ることに躊躇するような流れに

欧介を入れてしまったことは、

欧介にとって、信頼を裏切る行為だったと思います。

なのに、欧介は、放心状態の2人を励ましているかのように、

「ボールで、あそぼうよ!」って言ってるかのように、

袋の中のボールを突っついていました。

まるで、「ボクは、大丈夫だよ」って言わんばかりに・・・。

欧介、本当にごめんね。許してなんて言えないよ。

そして、ずーっと2人で助けに行こうと言い続けていた

o-papaに感謝です。

皆さんも、これからの季節、川や海で遊ぶことと思います。

ぜひ、自分が助けに行けるかどうか、まず考えてください。

今回、無事に家に帰る事が出来て、本当に良かったと思います。

本当は、blogに書くかどうか迷ったのですが、

今後、このようなことが無いように、自分への教訓として

書きました。

 

 

 

Comments (10)
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