to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

ヒールとディス

2010年08月02日 | Obedience

9歳で「八の字股くぐり」を教えたことがきっかけになり、

新しい言葉を教えてみようと思うようになりました。

 

今回は、右回り、左回りの「ヒールとディス」です。

蒼太くんが「右・左」は「ヒール・ディス」なので、同じ言葉にしました。

欧介は、おやつが興奮・集中を引き出すことができる最大の材料です。

なので、おやつがあれば何でも教えることはラクラクできます。

でも、おやつが無くなった時に、おやつが出てくる最短の方法を考え出します。

たとえば、八の字股くぐりの時は、勝手に終わりにして

おやつをもらおうと考え出します。

その結果、八の字を延々とやることができずに

適当なところでアトヘついてしまうのです。

ここで、o-mamaは、2年ほど諦めた時期がありました。

欧介には無理なのかな?って思って、放置していたのです。

しかし2年後、遅ればせながら、

これを克服するために、リードで無理矢理ですが、引っ張って

アトヘの指示が無ければ、永遠にやらなければいけないことを教えました。

最初は、イヤイヤでしたが、今ではハァッハァッ!と興奮しながら

楽しそうにやっています。

では、ヒールとディスは、どうなんでしょう。

最初はおやつを使ってヒール、ディスを教えました。

しかし、おやつが無くなると、ヒールと言ってもディスをしたり、

何も言わないのに回ってみたりと勝手なことをやって、

勝手に興奮して「ワンワン」言って、「早くおやつ出してよ!!」と

無茶苦茶でした。

何かを教えるときに、MAXに興奮させることは必要ですが、

定着させるには、無駄な興奮よりは、良い集中が必要になります。

欧介にとって、おやつはMAXな興奮を引き出すことができますが、

その行動を定着させるために、リードでコントロールを加えて、

冷静にさせることが良い集中を生むようです。

ヒール方向にリードで欧介を引っ張りながら、ぐるんと廻して、

できたら思いっきり褒める。

それを繰り返しながら、そろそろ覚えたかな?って思う時に、

1度だけリードを引かずに「ヒール」と言ってみる。

できたら超褒める!

また、リードを引きながら「ヒール」を繰り返す。。。

「ヒール」を3日間、夕方のお散歩で繰り返したら、

おやつや手で誘導しなくても言葉だけでやるようになってきました。

定着してきたら、ディスも同じように教えます。

両方ができてきたら、今度は言葉だけでやるようにします。

言葉だけにするとすぐに、どちらでもやれば褒めてもらえておやつが出ると

勘違いし始めます。

間違ったら「違う!!」と言って、やり直しします。

時々、指差しで、方向を教えて廻しますが、

あくまでも欧介はわかっているという前提で、

できなかったら厳しく「違う!」と怒った態度を示します。

その代わり言葉だけでできた時は、超喜んで褒めたたえます。

ほぼ1週間で、「ヒール・ディス」を覚え、覚えたことが嬉しかったのか、

尻尾をプリプリ振りながら「やったよ!!」と興奮しながら得意げです。

 

言葉や行動を教えることは、根気がいります。

壁にぶち当たって、どうしようも無くなる時もあります。

欧介の八の字で分かったことがあります。

それは、おやつやボールで行動を教えることは可能ですが、

欲しいがために、そのことしか犬の頭に無くなってしまう。

もちろん、その状態を作りだすことも、重要な動機づけなるので、

必要な過程ではあるのです。

しかし、おやつ欲しさに、元気に張り切ってやるけど、

実際には何が何だか有耶無耶になってしまうのです。

そこで、1度テンションを落としても、冷静に何をしなくてはいけないのか、

犬に考えさせる時間が必要だと気付いたのです。

その時は、落ち着かせるものが必要になります。

欧介はリードコントロールですが、

蒼太は、おやつだったり、褒め言葉だったり、吠えろだったりと

ボール以外の何かになります。

もちろんできた時は、リードなどで嫌な思いをしたり、

ご褒美に物足りなさを感じているので、充分に褒めたうえで、

最高のご褒美、おやつやボールを与えて充分に褒めてあげます。

 

欧介に次は「前進」を教える予定です。

これも3・4年停滞している課目の一つです。

おやつがあれば前へ行くけど、無いとちょこと離れて振り返る。。。

なんとか方法を見つけて克服したいです。

ポチッとお願いします。→

Atelier sucre sale」に「ボーダーコリー(蒼太)を作りました」を

UPしました。のぞいてみてね。

 

Comments (2)
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