to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

ノーズワーク練習会の模様

2020年08月07日 | ノーズワーク

蒼太の匂い認識テストの後は、練習会に参加してきました。

 

前回に引き続き、今回のテーマも「端午のインパルスコントロールの練習」です。

 

 

蒼太がサーチしてる間、端午は同じ部屋のケージの中で待機させます。

前回同様、ケージの扉は開けたままです。

 

蒼太のサーチ

 

端午くんはお利口さんに待ってられました。

 

蒼太くんは洗濯物のようにぶら下がったタオルに隠されたハイドを

見つけることができました。

前回と今回の午前中、高さのあるぶら下がったハイドの練習をしました。

犬にとって今までにない設定のハイドを練習する時には、

少しヒントを与えて、ハードルを下げてやることも必要です。

蒼太くんの頭の中に、こういう設定もアリだったとピンときたようです。

鼻をつけようと2本足で立ち上がって見つけてくれました。

 

お利口さんに待ってた端午は、蒼太が終わった後すっかり忘れられて、

次のペアがサーチしてる間も上手にケージ待機することができちゃいました。

 

そんな端午、ノーズワークも頑張りました。

 

 

蒼太が1度見つけているので私はハイドの場所を知っています。

最初のモップは端午がハイドの匂いを取った瞬間に正解を出しました。

まだ、サーチに自信がない端午は速いリワードが必要です。

 

次の掃除機は少しリワードを遅らせてストレスをかけます。

ストレスを乗り越えると犬は強くなります。

この強弱をうまく使ってモチベーションを上げて行きます。

 

最後の吊るしたタオルは、端午にとって始めてのハイドなので

タオルを指差して、「これもあるよ」と見せてみました。

指示を与えたことで、端午が考えている様子が見られると思います。

その後、椅子に登るなどして高い場所の匂いをよく嗅いでいます。

ほどなくして見つけました。

 

練習では、犬の様子をよく観察し、タイミングよくハンドリングすることで、

犬のやる気を引き出し、集中させます。

 

コンテナーサーチではブラインドにも挑戦してみました。

ひとつローリエが隠されていました。

(ローリエは昨日蒼太の練習の時に端午も練習してありました)

 

 

なんと一番最初にローリエを見つけました。

その他2つのユーカリも発見して、端午くん制限時間3分以内に全問正解でした。

 

今回も、良い練習ができました。

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蒼太くん匂い認識テストレベル2に合格!!

2020年08月07日 | ノーズワーク

蒼太くん、ノーズワークの匂い認識テストのレベル2に挑戦してきました。

見事、合格です!!

 

 

認識テストのレベル2は、匂いがレベル1のユーカリからローリエに変わります。

蒼太と試験を受けようと思ったのが5日前。

ローリエの芳香蒸留水を注文して届いたのが2日前。

ローリエの匂いで練習したのは1日前。

つまり一夜漬け。

 

とりあえず、練習といっても匂いを入れた箱の上にトリーツを置いて

食べるというペアリングのみ。

箱は5つ並べて最初の箱に匂いとトリーツ。

行ったら食べるを3回繰り返しました。

2番目の箱に移動して2回。

4番目の箱に匂いを移動して、ここで初めてトリーツを置かずに

蒼太の嗅覚を使わせました。

正解したらたくさん褒めておしまいです。

 

そして当日。

 

 

まず、サーチの前にプランを立てます。

蒼太はコロナの自粛中にラインナップの練習をしてきました。

ラインナップで最初の箱から順番に制限時間の3分を使って効率良く探させよう。

途中、折り返し奥2つの箱の匂いをかなり念入りに嗅いでいました。

蒼太はアラートの時には鼻をピタッと止めるはずです。

この2つに関して時間をかけて嗅いでいましたが、

鼻を止めなかったので早めに見切りをつけて、

ラインナップを進めることにしました。

この判断が功を奏しました。

するとまた念入りに嗅ぐ箱がでてきました。

ここでピタッと鼻を止めたので、「アラート」の判断をしました。

 

ノーズワークは一見、犬の嗅覚に頼って、ハンドラーは何もしないように見えます。

どこから攻めるか、どう攻めるかのサーチプランを立てたり、

見切りをつけて次へ進む判断を下したりするのはハンドラーの役割です。

そのほかにインディケーションという、アラートの形を犬に教えることも

ハンドラーの役割です。

トレーニングは必要ないように見えて、とても重要です。

ドッグスポーツ、いわゆる競技としてのノーズワークは

他の犬と差をつける必要が出てくる。

トレーニングのパーツが多ければ多いほど、

パーツの精度が高ければ高いほど、その差は大きくなる。

 

今回は試験でしたが、練習した様々なパーツを生かすことができました。

ただ一つ、一夜漬けでもちゃんと匂いを嗅ぎ分けることができる

蒼太の鼻はすごい!!

人には及ばない犬の嗅覚の素晴らしさだと思います。

 

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