牧場には、いろんな生き物がいます。
羊だけじゃなくて馬や牛、アヒルなんかもいます。
羊でも白い毛の子や茶色い毛の子、種類も違うんですよ~。
この子たちは、薄汚れているけど、白い毛の子です。種類はたぶんコリデール種。
日本では、サフォーク種(顔が黒い子)とこのコリデール種が多いみたいです。
こちらは、マンクスロフタン。
本国イギリスでも数が激減してしまった絶滅危惧種なんですって。
立派な角が4本ほど頭に生えています。
この羊さんの保護のために里親制度というシステムもあるそうです。
毛刈りの時に自分の里親になった子の毛がいただけるそうです。
私たち、羊毛を使ったクリエーターにとってはちょっとテンションの上がる制度なんですよ。
フェルトには毛質が太いのでむかないため、里親にはなっていませんが、
牧場に来るとこの子たちを見に行くのが楽しみなんです♪
欧介兄さんと牧場内を散歩していると、ロバがいました。
お互いに鼻先をくっつけて匂いを嗅ぎ合います。
次はシマウマ。
ジャックラッセルは基本的に牧場、農場で飼われていることが多かった犬です。
害獣、いわゆる鼠やキツネ、アナグマを駆除するお仕事についていました。
そのせいなのか、欧介は馬や牛といった大型の家畜を恐れることはありません。
でも、アヒルに関してはちょっと目つきが違う。。。若干ハンターモードに入ってます。。。
狩るまでには至らないけど、興味の持ち方が違う感じ。
牧場内の側溝にも異常な好奇心を発揮するので、たぶん鼠かなんかの匂いを
取っているのだと思います。
マンクスともチュッチュのご挨拶。
本能と言うものは、本当に面白いですね。
教えたわけでもないのに、ある特定の生き物に対して、本能を掻き立てるスイッチが入る。
本能の本来の姿をみると、ボーダーコリーが車やバイクを追って困るなんて言うのを聞くと
本当の本能の使い道を、犬も飼い主も間違ってしまってるんだろうなぁと思うのです。
もちろん、本能を呼び覚ましてしまうと、普通に生活するには問題行動となってしまうことの
引き金になってしまうこともあるので、取り扱い注意でもあるんですが。。。
私はお仕事をしていた犬たちが、理性を失うほどの本能をむき出しにしていたとは思えない。
もしかしたら、正確には本能とは言わないのかもしれませんね~。
犬種特有の能力と言うべきなのかもしれません。
私は、たとえ厄介で取扱注意であっても、私の犬たちのDNAに組み込まれた本能(能力)を
見てみたいと願う飼い主なのでした。
今日もお帰りの際には欧介兄さんのお鼻をポチットしていただけると嬉しいです。
シープにおいては、「訓練」で何とかできるレベルと、神から与えられた「持って生まれた能力」の圧倒的な差を見せつけられる、とか。そのことは羊も見抜く、とか。いろいろお聞きして、我が家は絶対に「羊の姿」を見せるのはやめよう、と決心しました(笑)
蒼ちゃんは どっちのタイプ?
確かに存在するんです。
蒼太はそれを持ってる犬です。
持たない犬の場合、コマンドを教え込み、追わせることもできますが、
見ていてわかりますが、羊に緊張感がない。。。
眼力のある犬は、羊から目を離さないし、
羊も草を食むようなリラックスはしません。
でも、そういうボーダーってほんの一握り。
それは望んでもトレーニングしても手に入らない能力なのです。
羊追いをするなら速い段階で見せた方が良いけど、
しないなら、安易に追わせてみたいと思うのは
私は賛成できません。
ボーダーを飼ったから追う姿を見てみたいとか
言う人も多いんです。
羊も感情のある生き物なので、お試しで追われたらかわいそうですよね。
犬のオモチャじゃないって事をたくさんのボーダー飼いに知って欲しいんです。
ちなみに私は、泥んこと羊の糞まみれになるのが苦手。。。
だからシープはあんまり。。。
軟弱なんですぅ。