to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

ふつうだけど「特別な時間」

2013年11月26日 | 訓練のコツ

よく聞かれる質問の一つにこんなのがあります。

「普段はケージで飼ってるんですか?」

一瞬、答えに詰まる。

「家の中では、フリーですか?」というのもよく聞かれる質問の一つだ。

こちらは、殆どの方が、私の話しの内容から「もしかして家の中で自由なの?」って思うかららしい。

犬の訓練をしてると訓練するときだけケージから出して「意欲をつける」なんて話しも聞く。

あれだけ訓練してるのだから、普通に犬を飼ってるわけないって思うのかな。

 

答えに詰まる理由は、私の中にケージで飼うという概念がないからかもしれない。

ケージは飼う場所、つまり生活の場ではなくて、管理する場所だと思ってる。

 

「家の中でフリーにしてて、ここ(広場)に来て、犬は気持ちを切り替えることができるんですね」と広場でお会いする訓練士さんに言われた。

あらためて、私の犬たちが普通にやってることって普通じゃないのかもって思った。

訓練やアジリティーをやってる人の大半が、家中フリーで普通に犬と暮らしている。

そのことに何の特別な感情もなかった。

だけど世の中、訓練やアジリティーができる犬と飼い主はほんの一握り。

飼い主たちは、犬たちと楽しむために時間を割き、様々なトレーニングをしてコミュニケーションを構築してる。

だからこそ閉じ込めて発散させなくても、犬が気持ちを切り替えやってくれる。

もちろん、その訓練士さんがいろんなことを端折って、閉じ込めることで意欲を引き出しているわけじゃない。

ただ、私たちアマチュアが普通に犬と暮らしながら、訓練やアジリティーに取り組むことは難しいのではないかと思っていたのかなぁと感じた。

 

フカフカのベッドでお昼寝をしたり、ソファーを占領して寝っ転がったり、時に撫でてくれと言わんばかりにすり寄ってきたり。。。

そんな犬たちが「気持ちを切り替えて」私たちと気持ちを一つにして遊んでくれる。

これって普通のようで普通じゃない、「特別な時間」だとあらためて思いました。


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