to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

トレーナーさんの前では良い子なのに。。。

2011年12月14日 | 日々の出来事

お散歩でお会いするジャックラッセルの飼い主さん。

最初お会いしたころは、全く聞く耳のないワンコさんのリードを無頓着に放してしまうので、

ハラハラドキドキして見ておりました。

いつの頃からか、この飼い主さん、ワンコと向き合い、ボールで遊んだり、ちょっとした訓練を

している様子が見えるようになりました。

お話を伺うと、ワンコとのコミュニケーションが取れずに随分苦労しているみたいでした。

それでも、ほんの半年前とは比べ物にならないくらい、私から見ても

コミュニケーションが取れて来ているのが分かります。

見ていて気持ちのよいペアになってきてるんです。

ワンコに対して一生懸命なのも、とっても伝わってきます。

 

昨日は「少し落ち込んでるのよ~」と言うことでした。

ワンコさん、トレーナーさんの言うことはピリッとしてよく聞くのに、

「ワタシ」だとダメなんだそうです。

 

私も経験がありますが、これって結構落ち込むんですよね。

当然、自分の方が長い時間一緒にいるし、一生懸命世話も焼いてる。。。

なのに、何で??って感じですよね~。

 

でも、私は思うのですよ。

トレーナーさんはたま~に会う他所の人。その人にリードを持たれたら、緊張するんだと思うの。

緊張している時に、自信を持った態度と口調でいろいろ指示が出たら、ワンコだって、

ちゃんとやらなきゃって思うんですよ。

その上、的確なタイミングで褒めてもらえるときたら、わ~い!!ってなって当然。

 

その点、飼い主は、世話は焼いてくれるし、面倒見てくれるし、適当な時間にご飯もくれる。

愛情も持てあますほど注いでくれるし、遊んでほしいなって時に要求すれば付き合ってくれる。

慣れ親しんだ相手が、急にピリッとしたところで、いつものマッタリと温泉につかってるような

心地よさがどこか残っちゃってて、ワンコにしてみたら、

「急にどうしちゃったのさ?いつもの調子でイイよ~楽にいこうよ~」って感じですよね。

飼い主だからこそ、犬は安心して甘えたり、わがままにふるまったりできるのだと思うのです。

 

だから、私はワンコが訓練士さんとどんなに素晴らしい動きをしたとしても、

それはそれ!

自分の犬の作業に対する理解度を知る手掛かりとしか思わないようにしてる。

「あぁ、ちゃんとわかってるのね」だったら「ちゃんとやろうよ」なのだ。

 

そんな話をしたら、「私だけじゃないのね。。。」ってちょっと安心した様子の飼い主さんでした。

がんばれ~♪

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