to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

「前庭疾患」発症

2015年04月09日 | Health

4月6日。

夕方のお散歩の時の欧介はボール遊びもして、すごく元気だった。

2時間ほど母の病院に行って7時半ごろ帰宅すると、珍しく欧介も蒼太もお迎えに来ない。

日中急に暑かったので、みんな疲れちゃったのかなぁなんて思ってた。

夕飯の支度を始めたら、ベッドから落ちる音がガタンとした。

蒼太が私の前にやってきて変な顔をして寝室のほうを交互に見る。

また、ガタガタと音がする。

行ってみると、欧介が吐いていた。

よろよろと歩いて私の顔を見ながらお漏らしをした。

瞳が横に激しく動いていた。

欧介を抱き上げ、病院に電話した。

留守電が救急指定病院の電話番号を告げていた。

夜間診療があるから安心して通っていた病院だったのに。。。

救急指定病院に電話をかけて受け入れをしてもらうことにした。

新横浜に近い病院まで、雨の降る中車を走らせた。不安しかなかった。

老齢性の前庭疾患か、脳腫瘍などの脳に問題がある状態が疑われるという診断だった。

症状が重いので、脳自体に問題がある可能性が高い。

命が危ない。

治っても後遺症が出る。

現状、目が見えてない。

見えなくなる可能性が高い。

体のバランスが取れないので、立つことができない。

聞けば聞くほど、絶望的な気持ちになった。

 

思い起こせば、先日のゴールデンレトリバーに咬まれたことが原因なのか?とDr.に聞いてみる。

時間の経過から考えると、可能性はないとはいえないけど、あるとも言えないと言われた。

 

その日は救急病院に入院させることにした。

 

翌日、かかりつけの病院は定休日だった。

これから先、救急にかかる可能性が高くなるのに、夜間診療してないところに戻っても不安が募るばかりだ。

思い切って病院を変えることを選択した。

翌朝、まだ診療が始まっていない時間に新しく行くことにした病院に電話をした。

「ぜひ診させてください」その言葉に安心した。

救急病院から、新しく行く病院へ。

 

診断は同じだった。

入院させるかどうか。。。

14歳の欧介にとって、脳に腫瘍があっても、積極的な治療ができない可能性が高い。

11月の膀胱炎以来、腎臓や肝臓にダメージがあることも確認している。

それなら、欧介の大好きな家で過ごさせてやりたいと思った。

 

4月8日。

昨日は病院から病院への移動と自宅へ帰ってくる移動で疲れ果てていた。

少しでも欧介が身体を休めることができるように病院へは夕方行くことにした。

水もフードも一切、口にしなかった。

おかゆを炊いてみたりしても、匂いを嗅ぐけど、口に入れることはなかった。

病院に着く頃には呼吸も弱かった。

受付の方に、「先生の診察、間に合わないかも。このままダメなら家で看取りたい」そう告げました。

診察した先生も、「覚悟してください」と。

家に戻らなくちゃ。

家でオットと私と蒼太で送ってやらなくては。

その一心で車を運転して帰宅した。

脱水症状が出るかもしれないので、点滴をしてもらった。

それが良かったのか、翌日1日半食べなかったのに、缶詰のフードを半分ほど食べた。

 

4月9日

久しぶりに晴れ。

そのせいか欧介の調子が良い。

朝、自力で立ち上がり、水を飲んだ。

さすがに朝ゴハンは食べなかったけど、お昼に缶詰のゴハンを少し食べた。

食べたい気持ちはあるけど、食べられない感じ。

シリンジでヨーグルトを口に運ぶとしばらく匂いを嗅ぐ。

スイッチが入ったら、ヨーグルトを一生懸命舐める。

その勢いで缶詰のゴハンを食べさせる。

そうしないと、食べる意味がわからないようだ。

まだ、眼振があるので、食べても気持ち悪くなってしまうようで、たくさんは食べられない。

食べられるときに食べられるだけ。

これから先がとっても心配になる。

 

 



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