今、ノーズワークで匂いを見つけた時に取るポーズ、
インディケーションの練習をしています。
インディケーションのポーズは一般的には鼻でその場所を示して
「座る」のだそうです。
座るのが得意じゃない蒼太。
ボールにロックオンしたこのポーズにすることにしました。
このポーズを作っていくのに使われるのが「コング」
「コング」のゴムの成分が特有のものらしくて、この匂いを見つけたら
ロックオンするという風に教えていくらしいです。
蒼太はボールを草むらから見つけて来るという特技があるので、
これは喜んでやりそう!
先日のセミナーでは、このゴムの成分に反応したのか?
うまくロックオンポーズが引き出せました。
もっと力強い集中したロックオンにするにはどうしたらいいのか?
コングという蒼太にとって新しいアイテムをすごく好きになってもらおう。
蒼太は何かにロックオンしてしまうと
グーッと集中して、その世界に入り込んでしまいます。
入り込んでしまうとそれしか見えなくなってしまい
それ以外を見ることがとても難しい。
そこで、ロックオンをリセットして視線と意識をこちらへ変換する練習を
競技をしていた時には一生懸命しなくてはならなかった。
今度はセットしろ!!と教えるのだ。
全く正反対のことのように思うけど、実は意識をセットする場所を変えるだけ。
ただし、犬は以前学習して褒められたり、楽しかったりした行為を
ちゃんと覚えているので、この場合リセットの行動頻度が高くなる 。
セットしたらいいことがあるを地味に積み重ねて行くしかない。
ここが真っさらな犬に教えるのと蒼太のように色々教えてしまってる犬とでは
根気と時間がかかり難しさも感じる。
よく、成犬に教えるのが難しいと言われる所以。
でも決してできないことではない。
そしてその土台になることは、飼い主と一緒に遊べること。
遊びは本当に奥が深い。
犬に形だけ教える方が、遊びより簡単だって思うことがある。
犬を本気にさせる遊び方ができて初めて形に意識をつけられるんだと思う。
遊びを極める。
それが私と蒼太の究極の課題なのだと思う。
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