その後。。。
伝えることはやめて淡々と練習してみた。
蒼太の欲を伴う興奮はある程度静まるのは速くなったけど、最初の1回目は相変わらず。
これだと最初に三角コーンまで指示で移動するってルールが理解されなかった。
蒼太は自分の中の欲と指示を天秤にかけると欲を優先してしまってる。
指示を聞けないのは指示を出す私が指示を聞きたいと思う存在ではないのでは?と悩んだ。
でもね、あれだけの作業ができる蒼太が私の指示をどーでもいいと思ってるとは思えなかった。
何か今までの練習の中で間違ってる何かがある。
私は蒼太が三角コーンを通り過ぎてダンベルへ向かってしまうと「違う!」ということを伝えていた。
それ自体は間違ってない。
でもその後、再び三角コーンに行かせる時に蒼太が失敗をしないように、なるべく冷静になれるように手助けをしていた。
興奮をさせないようにもしていた。
あーぁ、だからダメだったのか。。。
手助けをしない。
興奮しててもOK。
失敗したらそれを正す。
興奮してたらできないってことはよーくわかってる。
だから鎮めて集中させようとしてた。
でもそのためにしてきたことが失敗に終わっている。
興奮を怖れない。
これでしばらくやってみよう。