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先週、アジ練に言った時に、M先生とチョークについて話をしました。
欧介と訓練を始めたころには、上手くチョークが引けなくて、
欧介の首を絞めるばかりで、
首のところには、赤く擦り切れたあざが出来てしまう始末。
欧介もチョークを引いても、全くめげることなく
前へ前へと行きたがって、アイコンタクトなんて全く無かったものね・・・。
それが、いつのころか、「チャラッ」って、
音がしただけで、こちらに注意するようになり、
欧介にo-mamaの気持ちを伝える手段の一つになった。
しかし、たまに昔の欧介のような子に出会って、
チョークを使おうと思っても、訓練士さんのように、
犬に「ハッと」させることが出来ないのです。
これが、大きなサイズのワンコになると、全くもって無理。
チョークの使い方が習得出来てないのかも~って、思って、
先生に聞いてみたのです。
「まず、チョークを使う必要があるかどうかだよね~」
この言葉に、まるでチョークを引かれたo-mamaイメージするワンコのように、
o-mama自身がハッとしてしまいました。
o-mamaの気持ちとしては、ワンコにハッとして欲しいけど、
それって、一瞬痛い思いをさせておいて、
「言うこと聞かないとまたヤルワヨ~」って言ってるようなものなんだよね。
だから、訓練が進めば進むほど、犬が下を向いてしまう。
チョークを引くって行為は、おおむねそんな感じに使われてるんだなぁ・・・。
欧介が、訓練をすると下を向いて、ふてくされたように歩いていたころを
思い出した。
今、オビ練を楽しそうにやってくれるようになって、
その時と何が違うのか、考えてみた。
チョークは使うけど、「言うことを聞かせる為」と思っていないことだ。
こうして欲しいと思ったことをしてくれない時に、
チョークを引いて叱るのではなくて、
して欲しいことを助けるためにチョークを使って、
なるべく欧介に失敗させないために、チョークを使うのです。
シグナルのようなもの。
そして、出来たら一杯誉めてあげ、ご褒美がもらえる。
そんな風に、気持ちを切り替えるまでには、1年ほどかかりましたが・・・。
どうしても、手っ取り早く、ギュウッとして、言うことを聞かせたくなっちゃう。
でも、どうしてもチョッと離れてしまう脚側行進を
チョークを引いて「ココでしょ!!何度行ったら解るの??」って
教えていたときは、いっこうに近づかなかった距離が、
シグナルのようにチョークを使い、失敗させずに誉めてあげることで、
グンと近くなりました。
先生の
「まず、チョークを使う必要があるかどうかだよね~」
って、言う言葉は、チョークを使って叱る必要があるかどうかって、事だよね。
じゃあ、チョークを「ガン」と、引いて、解らせなければならない時って
どんな時なんだろう・・・って、考えてみた。
犬がわがままを通そうとして反抗した時?
たとえば噛み付いて、犬自身が自分のほうが上だと主張した時とか、
まぁ、そんなにないシチュエーションの時だよね。
告白すると、o-mamaは、ダメージを与えるチョークの使い方を
してきた時期もあったので、
昔と比較すると、欧介の気持ちの変化は、大きく、
今の欧介は、一緒に何かすることを心から楽しんでいるような気がする。
そのことを理解しているつもりだったのに、
まだ、心のどこかで、力で「言うことを聞かせよう」と
チョークを使おうとしている自分が居ることに、愕然とし、反省した。
難しいよ~。
欧介も、「mama、何が言いたいの?」
って、視線送ってきますよ・・・。
そういう時って、意外と複雑に考えすぎていることが、
多いかも~。
なので、o-mamaの頭の中を
シンプルにしてみます。
ヒメママとこんな会話が出来ることが、
嬉しいです。
私も腕で試してみたんだけど、引っ張りっぱなしにならなければ それほど痛くないんですよね。
「チャリッ」っていう 音が
合図みたいな イメージだと 私は思います。
ジャックは 小さい体なので 力で教えるのは私も反対です。
頭が良いので 「何を伝えたいのか」を考えてくれる視線を感じると、
こっちが何を伝えたいのか分からなくなるときがあるくらい!
欧助くんとO-mamaくらい信頼関係が出来てたら、チョークの使い方も イメージが違いますよね。