月に1度、蒼太のために自主練ができるフィールドを借りています。
1時間3ラウンド借りてるのですが、少し暑くなってきて
先日蒼太の調子が良くなかったのもあったので、
蒼太は1ラウンドで2ラウンドを端午が借りることにしました。
まずは蒼太。
14歳9ヶ月、耳も遠くなってきたので右回り左回りの指示には全く従えません。
でも、ハンドラーの体の向きで回ることもできます。
オットの元へ羊を連れてくることが若い頃から大好きで
好きだったことと楽しかったことはしっかり記憶に残っているようです。
無理なく自然に羊にストレスをかけることなく連れてきます。
この部分は端午よりずっと上手にできます。
蒼太の体調を見ながらできる限り続けさせてあげたいなと思います。
次は端午のトレーニング。
オットが端午の後ろについて行く感じで、
端午が羊を押して動かすドライブという練習をしました。
前回までは、オットが視界に入らなくなると自信を失ってましたが、
気配だけで羊を押して行けるようになってきました。
練習して行くとオットと距離を取ってもドライブできるようになりました。
羊追いのトレーニングはオビディエンスなどのトレーニングに比べて、
動きの中で教えて行くことが多いです。
羊の位置や犬の位置人の立ち位置などは常に流動的です。
環境を整えることがとても難しいトレーニングです。
犬が、人が発するコマンドの意味を十分に理解していることはとても重要に思います。
そして犬が人の心の動きを予測できるだけの
コミュニケーション能力を保持していることも重要です。
それらは羊を目の前にしたトレーニングだけで築き上げることはとても難しいです。
特にホビーハンドラーにとっては日頃の犬とのコミュニケーショントレーニングがないと
なかなか上手くいかないように思います。
その場だけではなく、日常の基礎的なトレーニングが
間接的に羊追いのトレーニングにも必要だと
オットと端午のトレーニングを見ていて思います。