15歳になる欧介兄さん。
麻酔をかけて歯石除去をすることや抜歯することはないと思っていた。
目立つ口臭も、歯磨きをしていれば防げた。
それでも、ボールを咥えるのを嫌がるようになり、口元を触られるのも嫌がる。
歯根が露出している歯が何本かあって、触るとグラグラする。
前庭疾患後、状態はさらに悪くなった気がする。
病院に相談すると思いがけない提案があった。
内臓も心臓も15歳にしては状態が良いので、
今なら麻酔をかけて治療しても大丈夫だろうというのだ。
それでも100%ではない。
迷ったけど、なんとなく感じる欧介の「痛み」に決断をした。
術後、麻酔から覚めて歩く姿を見てホッとした。
それでも立ち止まっているとウトウトしてる姿を見て不安になった。
翌日は、少し散歩もしてみたけど、少しの坂道でも登れない。
とても術前の状態に回復するとは思えなかった。
三日目、後ろ足のナックリングは酷いけど、元気もあるし食欲もある。
もともと前庭疾患の後遺症もあるので、術後の衰えは仕方ないのかもしれない。
15歳で麻酔をかけるリスクとは、こういうことなのかもしれない。
また少しづつ、できるだけのケアをしながら乗り越えていこう。
歯は10本抜いて、前歯のほとんどがなくなりました。
犬歯と奥の大臼歯が残ってて、その他は所々。。。
歳をとって、そっと咥えることができなくなりました。
オヤツを食べる時も思いっきり食らいつくから指がかなり痛い。
その前歯がなくなったので、とっても優しいお口になった。
マイナス点ばかりじゃないね。
無事に戻ってきてくれた。
それだけで充分プラスプラスです。