旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

臨江閣

2008年10月02日 | 旅 歴史
 今日は群馬県前橋市大手町にある臨江閣を紹介します。
 中央児童遊園地の正面入口前にある数寄屋風の重厚な和風木造建築が臨江閣です。県の重要文化財に指定されている本館と茶室、市の重要文化財の別館があります。
 本館は明治17年(1884)9月、当時の群馬県令(県知事)の揖取素彦(かとりもとひこ)や有志によって迎賓館として建てられたそうです。
  明治26年(1893)には明治天皇の行在所となったそうです。また明治34年(1091)には伏見宮が滞在なさったそうです。その後は、結婚式の披露宴会場などに広く使われたそうです。
 別館は明治43年(1910)に共進会の貴賓館として建てられた木造2階建ての入母屋建築です。安中市にあった旧中山道の杉並木の樹齢200年の大木が30本も柱に使われたそうです。
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