旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

帯広百年記念館

2011年11月30日 | 旅 歴史
 北海道帯広市緑ケ丘にある帯広百年記念館です。
 帯広百年記念館は、静岡県松崎町で結成された開拓団体「晩成社」が、帯広に入植してから百年目にあたる昭和57年(1982)に開館しました。博物館と創造活動センターの機能を持った十勝地域の広域複合施設です。
 帯広や十勝地方の歴史・産業・自然・風土を紹介しています。第1展示室では十勝の自然や開拓期の様子、第2展示室では十勝平野の形成などを紹介しています。博物館講座・郷土学習見学会・自然観察会などのプログラムも開催しています。

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北海道立帯広美術館

2011年11月29日 | 旅 歴史
 北海道帯広市緑ヶ丘にある北海道立帯広美術館です。
 北海道立帯広美術館は緑ヶ丘公園の中央に建つ美術館で平成3年(1991)9月に開館しました。建物の入口には、ブールデル作の「勝利」の像が迎えてくれます。道東の美術、プリントアート、西洋の風景画・風俗画を中心に所蔵しています。
 モダンな館内には、神田日勝をはじめとする十勝、釧路、根室、網走地方にゆかりのある作家の作品や、ロートレックやボナールなど近・現代の版画を中心としたプリントアートなど収蔵・展示しています。

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ワイン城

2011年11月28日 | 旅 歴史
 北海道中川郡池田町清見にあるワイン城です。
 中世ヨーロッパのお城を思わせるワイン城は池田町の小高い丘の上に建っています。正式には「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」という名で、全国的にも名高い十勝ワインを造っています。
 ワイン城は池田町が経営しています。ワインの醸造から瓶詰めまでの過程を順を追って見学できます。ワイン城の敷地の中には「ドリカム」の池田美和の記念館もあります。
 十勝ワインは国際的なワインコンクールで数々の賞を受賞しています。地下のワイン熟成庫には甘い香りが漂います。

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広尾町鉄道記念公園

2011年11月27日 | 旅 歴史
 北海道広尾郡広尾町西四条にある広尾町鉄道記念公園です。
 広尾駅は日本国有鉄道広尾線の鉄道駅だったところで廃線になっています。昭和62年(1987)駅舎裏手の構内は駐車場と鉄道記念公園になっています。
 広尾駅舎はバス待合所として活用されていて、十勝バスとJR北海道バスが乗り入れています。出札窓口は十勝バス広尾案内所として活用されています。鉄道記念公園にはパターゴルフ場も併設されています。

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北斗展望台

2011年11月26日 | 旅 歴史
 北海道釧路市北斗にある北斗展望台です。
 北斗展望台から広大な釧路湿原を眺めることができます。釧路湿原は釧路平野にある面積18290haの日本最大の湿原です。ヨシ-スゲ湿原で「釧路のタンチョウ及びその繁殖地」として特別天然記念物に指定されています。
 昭和55年(1980)ラムサール条約に登録され、昭和62年(1987)湿原周辺は釧路湿原国立公園に指定されています。ここはタンチョウなど多くの鳥類の繁殖地・休息地となっています。タンチョウは夏季繁殖地は湿原を含む道東各地に生息しますが、冬には釧路湿原へ戻ってきて越冬します。

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鶴見台

2011年11月25日 | 旅 歴史
 北海道阿寒郡鶴居村(つるいむら)下雪裡にある鶴見台です。
 鶴見台はタンチョウの給餌場の一つです。道道53号線沿いにあり、駐車場も完備しています。毎年11月~3月頃になると180羽あまりのタンチョウが集まり、朝と午後、野生のタンチョウへの給餌が見られます。
 一時絶滅が心配されたタンチョウが、この地に見られるようになったのは、地元民の保護活動のおかげです。 昭和38年(1963)、下雪裡小学校がツル公園をつくり、タンチョウに餌を与え続けました。
 昭和49年(1974)小学校が廃校後、渡部トメさんという人が餌を与え続け餌付けに成功したということです。タンチョウは渡り鳥ではなく、湿原の奥深い場所に生息していて、夏は川の魚などを餌として食べています。しかし冬は餌がほとんどないために、鶴見台に飛来してくるのです。

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道立釧路芸術館

2011年11月24日 | 旅 歴史
 北海道釧路市幸町にある道立釧路芸術館です。
 釧路市内には、北海道立釧路芸術館と釧路市立美術館の二つがあります。平成10年(1998)にオープンした芸術館は、国内外のすぐれた美術作品を紹介する、さまざまなテーマの美術展を開催しています。
 写真作品、自然をテーマとする作品や、釧路・根室の地域と関連した絵画、版画、彫刻、写真等の作品を中心に収集、収蔵しています。絵画、写真などの所蔵品展や特別展を開催。1階にミュージアムショップがあります。

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幣舞橋

2011年11月23日 | 旅 歴史
 北海道釧路市北大通にある幣舞橋(ぬさまいばし)です。
 釧路の幣舞橋は、札幌の豊平橋、旭川の旭橋とともに北海道の三大名橋に数え上げられています。ヌサマイとはアイヌ語の「ヌサオマイ」幣場があるところからきているそうです。幣場(ぬさば)とは、神を祀るためのイナウ(木幣) を立てて並べ、祭祀などの儀式を行う場所のことです。
 橋の欄干には「春夏秋冬」を表したブロンズ像を配し、街路灯もロンドンを思わせるエキゾチックな香りを漂わせています。
 度重なる釧路川の氾濫で作り直され、現在の幣舞橋は5代目になり、昭和52年(1977)に竣工されました。全長124m、幅33.8m、高さは2.3mです。釧路を代表する観光名所の一つで「釧路十景」に選ばれています。

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釧路市埋蔵文化財調査センター

2011年11月22日 | 旅 歴史
 北海道釧路市春湖台にある釧路市埋蔵文化財調査センターです。
 釧路市埋蔵文化財調査センターは釧路市立博物館の正面に向かって右側の建物にあります。土器・石器・骨角器などを展示した収蔵展示室を公開しています。
 春採湖畔に昭和52年(1977)に「釧路市埋蔵文化財調査センター」が設置され、昭和58年(1983)に「釧路市立博物館」とともに現在地にオープンしました。

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釧路市立博物館

2011年11月21日 | 旅 歴史
 北海道釧路市春湖台にある釧路市立博物館です。
 春採(はるとり)公園の中にある釧路市立博物館は昭和11年(1936)に創立され、昭和58年(1983)に現在の場所に移転しました。釧路の自然と歴史を学べる自然史系の総合博物館です。
 タンチョウが翼を広げたイメージをデザインしたユニークな外観で、毛綱毅曠が設計し、昭和59年(1984)の日本建築学会賞を受賞しています。
 釧路の自然や歴史を「マンモスのふみしめた大地」、「タンチョウをはぐくむ釧路湿原」、「海霧につつまれた自然と人びとがおりなす歴史」とテーマ別に分けて展示しています。アイヌ文化を紹介する「サコロベの人々」や「タンチョウ」のコーナーは特に人気があります。

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厚岸町郷土館

2011年11月20日 | 旅 歴史
 北海道厚岸(あっけし)郡厚岸町湾月にある厚岸町郷土館です。
 厚岸町郷土館は国泰寺の隣りに昭和42年(1967)に開館しました。館内には道指定有形文化財「日鑑記」など国泰寺資料をはじめ、多数の古文書、国指定重要文化財「蝦夷三官寺国泰寺関係資料」などが所蔵展示されています。
 またアイヌ関連の展示や明治23年(1890)に入植した太田屯田兵関係資料、埋蔵文化財資料、民俗資料を展示し、古くから栄えていた厚岸の歴史がわかるようになっています。

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国泰寺老桜樹

2011年11月19日 | 旅 歴史
 北海道厚岸(あっけし)郡厚岸町湾月にある国泰寺の老桜樹です。
 境内には樹齢170年以上という老桜樹があります。その昔、この桜の下で風雅な宴を催したことが「日鑑記」に記されています。

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国泰寺

2011年11月18日 | 旅 歴史
 北海道厚岸(あっけし)郡厚岸町湾月にある国泰寺です。
 景運山国泰寺は、湾月のバラサン岬にある臨済宗南禅寺派の道東随一の古刹です。文化元年(1804)徳川幕府により建立された蝦夷三官寺の一つです。ロシアの南下や異教の侵入阻止、アイヌ人の教化を主な目的としていたようです。
 国泰寺の山門は国の史跡に指定されていて、徳川家の家紋が彫られています。また北海道最古の仏牙舎利塔を含む、お寺全体も国の史跡に指定されています。
 国泰寺には、初代住職から約60年間書き継がれた寺務日誌の「日鑑記」等が残されています。

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正行寺

2011年11月17日 | 旅 歴史
 北海道厚岸(あっけし)郡厚岸町梅香にある正行寺(しょうぎょうじ)です。
 真宗大谷派は東北海道方面の開教のため、明治10年(1877)現地調査をし、明治12年(1879)、僧恵明を着任させて、湾月町に厚岸説教場を開いたのが正行寺の始まりです。
 現在の本堂は、新潟県西頸城郡西海村(現糸魚川市)の浄土真宗満長寺にあった寛政11年(1799)建築の本堂を移築したものです。明治42年(1909)に解体して船で輸送し、2年後に落慶法要が営まれています。
 正行寺本堂は平成4年(1992)道東で初の国の重要文化財の指定を受けました。正面18.3m、側面21mで、正面に向拝、内部には内陣、余間、外陣、参詣間を有しています。
 内陣廻りの唐狭間には牡丹の透かし彫りや極彩色を施しており、北海道の近世寺院としては、豪華で格調高いものです。最近本堂が建立された江戸時代の貴重な古文書が大量に使われていることが分かり全文解明に乗り出すことが決まりました。
 平成21年(2009)、正行寺鐘楼も国の登録有形文化財に指定されました。明治41年(1908 ) に建立され、桁行一間、梁間一間の入母屋造りで、吹放ち鐘楼です。

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海事記念館

2011年11月16日 | 旅 歴史
 北海道厚岸(あっけし)郡厚岸町字港町にある海事記念館です。
 厚岸町海事記念館は、厚岸の海を賑わせた鯨とニシン漁について、歴史的変遷のほか、海と街の人々との密接な関わりを展示する施設です。
 厚岸町開基190年を記念して、役場庁舎前に昭和63年(1988)10月に開館しました。1階は海事と歴史、2階はプラネタリウム、サンエスホールになっています。
 1階の奥中央にはイーモント号の船底の残がいの木片が展示されています。イーモント号はオーストラリアの捕鯨船で嘉永3年(1850)末広沖で座礁、32人の乗組員が救助され長崎経由で故国に帰ることができた事件でした。

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