旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

唐招提寺・金堂

2010年01月31日 | 旅 歴史
 奈良県奈良市五条町にある唐招提寺・金堂です。
 唐招提寺は聖武天皇の招きに応じた中国の高僧鑑真によって天平宝字3年(759)に創建された律宗の総本山です。
 国宝の金堂は奈良時代の金堂建築としては現存唯一のものです。寄棟造、単層で、屋根上左右に鴟尾(しび)が乗っています。堂内には中央に本尊である国宝・廬舎那仏坐像が安置されています。千体仏を負った3.1mの像です。
 本尊に向かって右には3.7mの国宝・薬師如来立像があり、光背が薬壺の形をしています。左には5.4mの国宝・千手観音立像があり、3体の巨像に圧倒されます。金堂は正面7間、側面4間で、手前の7間×1間を吹き放ちにしています。吹き放しとなった堂正面には8本の巨大な円柱が並びます。


下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

唐招提寺・講堂

2010年01月30日 | 旅 歴史
奈良県奈良市五条町にある唐招提寺・講堂です。
 国宝の講堂は平城宮朝堂院の東朝集殿を移築・改造した建物です。正面9間、側面4間の入母屋造りです。天平時代宮廷建築の唯一の遺構としてきわめて貴重なものです。



下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

唐招提寺

2010年01月29日 | 旅 歴史
 奈良県奈良市五条町にある唐招提寺です。
 唐招提寺は聖武天皇の招きに応じた中国の高僧鑑真によって天平宝字3年(759)に創建された律宗の総本山です。世界遺産にも登録されています。
 鑑真和上は唐出身で、井上靖の小説「天平の甍」で広く知られるようになりました。5度の航海の失敗ののち、ようやく日本にたどり着き、戒壇院での授戒を制度として確立するため東大寺で5年を過ごしました。
 その後、新田部(にたべ)親王の旧宅地(現在の奈良市五条町)を下賜されて、唐律招提と名付けられた戒律を学ぶ人たちのための修行の道場を開きました。
 やがて鑑真を支持する人々から居室や宿舎を贈られ、倉庫、食堂、講義用の講堂、本尊を安置する仮金堂などが建てられました。鑑真の没後、金堂や東塔が建立されました。平安時代初頭に伽藍全体が完成し、唐招提寺となりました。


下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休岡八幡神社

2010年01月28日 | 旅 歴史
 奈良県奈良市西ノ京町にある休岡八幡神社です。
 休岡八幡神社は寛平年代(890年頃)に薬師寺の鎮守として勧請されました。薬師寺の南門を出て、道を横切った向かい側の敷地にあります。八幡神が京都にある八幡市の男山へ向かう途中に休憩した所という言い伝えがあります。
 本殿は国の重要文化財に指定されています。慶長8年(1603)豊臣秀頼の命により片桐且元が奉行で再建にあたりました。桃山時代の建築で瑞垣門、楼門、中門なども造られたそうです。
 本殿は三間社流造りで本殿の両脇に各桁行三間、梁間一間、一重切妻造りの脇殿がつながっています。脇殿には十九明神が祀られています。南北に細長い建物は座小屋という宮座の座衆が座る場所です。この座小屋が三間社流造とともに残っている例は少ないそうです。


下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薬師寺・西塔

2010年01月27日 | 旅 歴史
 奈良県奈良市西ノ京町にある薬師寺・西塔です。
 薬師寺の西塔は昭和56年(1981)に、中門は昭和59年(1984)に、回廊の一部は平成3年(1991)に、そして平成15年(2003)には大講堂や玄奘三蔵院伽藍も復元されました。
 薬師寺は法相宗の大本山で世界遺産にも登録されています。


下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薬師寺・金堂

2010年01月26日 | 旅 歴史
 奈良県奈良市西ノ京町にある薬師寺・金堂です。
 薬師寺の金堂は昭和51年(1976)に、創建当時の様式で再建されました。堂内には仏教美術最高傑作の一つといわれる国宝の本尊薬師三尊像を安置しています。


下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薬師寺・東塔

2010年01月25日 | 旅 歴史
 奈良県奈良市西ノ京町にある薬師寺・東塔です。
 薬師寺の東塔は相輪を含むと高さは34.1mあります。裳階があることから六重の塔のように見えますが三重の塔です。フェノロサにより「凍れる音楽」と評され、その美しさはわが国塔婆中随一ともいわれています。


下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薬師寺

2010年01月24日 | 旅 歴史
 奈良県奈良市西ノ京町にある薬師寺です。
 薬師寺は法相宗の大本山で世界遺産にも登録されています。680年、天武天皇が菟野讃良皇后(うののさららひめみこ)(のちの持統天皇)の病気平癒のため発願され、飛鳥の地、藤原京にて創建されました。
 6年後完成を見ずして天武天皇は亡くなりました。続いて即位された持統天皇によって本尊開眼し、文武天皇の代の698年に藤原京(橿原市)において七堂伽藍が完成したのでした。
 和銅3年(710)の平城遷都に伴い、養老2年(718)に現在地に移されました。金堂、講堂などを中心に、東塔と西塔の2つの三重塔を配する独特な構成をしていて、薬師寺式伽藍配置といわれています。
 天延元年(973)に金堂と東西両塔を残して焼失し、その後も数度の災害と兵火により、創建以来の建造物は国宝の東塔のみとなっています。


下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

法起寺

2010年01月23日 | 旅 歴史
 奈良県生駒郡斑鳩町岡本にある法起寺です。
 法起寺は推古14年(606)に聖徳太子が法華経を講じた「岡本宮」の跡地と言われています。太子の遺言により子息の山背大兄王(やましろのおおえのおう)が岡本宮を寺に改めたのが法起寺の始まりとされています。
 法隆寺、四天王寺、中宮寺などと共に、太子御建立七ヵ寺の一つに数え上げられ、岡本尼寺、岡本寺、池後寺、池後尼寺とも呼ばれています。
 平安時代から法隆寺の指揮下に入り、寺運も徐々に衰退し、江戸時代のはじめごろには三重塔しかなかったそうです。
 再興を発願した寺僧の真政圓忍(しんせいえんにん)とその弟子たちによって、延宝6年(1678)に三重塔は修復されました。その後、元禄7年(1694)に講堂を再建、文久3年(1863)に聖天堂を建立し、現在の寺観が整えられました。
 国宝の三重塔は恵施僧正によって天武天皇13年(684)に起工し、慶雲3年(706)に完成したといわれています。高さ24mで、三重塔としては日本最古のものです。


下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中宮寺

2010年01月22日 | 旅 歴史
 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北にある中宮寺です。
 法興山中宮寺(ちゅうぐうじ)は、法隆寺の東院伽藍の北東に接する門跡寺院です。聖徳宗に属し、本尊は如意輪観音です。開基は聖徳太子とされています。
 聖徳太子の母の穴穂部間人皇后(あなほべのはしひとこうごう、第31代用明天皇の皇后)の御願によって、太子が西の法隆寺と対照的な位置に、太子の宮居斑鳩宮を中央にして創建されたようです。
 太子の斑鳩宮・岡本宮・葦垣宮の中間にあたるところから中宮寺と呼ばれたといわれています。
 平安時代には寺運衰退してましたが、鎌倉時代に興福寺の信如尼(しんにょに)が来住して、荒廃した寺を復興し、文永11年(1274)法隆寺の国宝「綱封蔵」から飛鳥時代に作られた国宝の天寿国繍帳(てんじゅこくしゅちょう)を発見したそうです。
 天文年間に伏見宮貞敦(さだあつ)親王の皇女尊智女王(そんちのおおきみ)が入寺され、慶長7年(1602)、慈覚院宮を門跡に迎え、それ以後は皇女が入寺する門跡寺院になり、中宮寺御所または斑鳩御所と呼ばれています。
 本堂には国宝の木造菩薩半跏像が安置されています。謎のアルカイックスマイル(古典的微笑)は、エジプトのスフィンクス、レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザと共に「世界の三微笑像」の1つの数え上げられています。


下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

法隆寺・東大門

2010年01月21日 | 旅 歴史
 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内にある法隆寺の東大門です。
 国宝の東大門は西院伽藍から東院伽藍へ向かう道筋に建っています。珍しい三棟造りの八脚門です。切妻造、本瓦葺で奈良時代八脚門の典型的な形式の山門です。
 この東大門は「中ノ門」ともよばれています。平安時代に現在の場所に移設されたようです。天平時代のものとしては、他に東大寺の転害門があるだけです。


下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

法隆寺・大宝蔵院

2010年01月20日 | 旅 歴史
 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内にある法隆寺の大宝蔵院です。
 国宝の大宝蔵院は百済観音像を祀るために平成10年(1998)に建てられた新しいお堂です。内部には悪夢を良夢に替えてくれるという国宝の夢違観音(観音菩薩立像)や、香木を用い、彩色を施さず白木で仕上げた国宝の観音菩薩立像(九面観音)も安置されています。
 また大宝蔵院には推古天皇が所持していた仏殿と伝えられている国宝の玉虫厨子もあります。透かし彫りの飾金具の下に本物の玉虫の羽を敷き詰めて装飾したことからこの名があります。厨子の扉や壁面の装飾画も素晴らしい作品です。


下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

法隆寺・食堂

2010年01月19日 | 旅 歴史
  奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内の西院伽藍にある国宝の食堂(じきどう)です。
 食堂は天平時代に建立された現存日本最古の食堂です。単層切妻造りの簡素な建物です。もとは政所という法隆寺の寺務所でしたが、平安時代に入り僧が食事をする場所として使われました。
重要文化財の細殿と軒を接して並べて建てられています。このような建て方は双堂(ならびどう)といい、奈良時代の様式です。


下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

法隆寺・綱封蔵

2010年01月18日 | 旅 歴史
 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内にある法隆寺・綱封蔵(こうふうぞう)です。
 国宝の綱封蔵は聖霊院の東に位置しています。綱封蔵とは全僧侶を統括する僧官である僧網が開閉する蔵です。綱封は勅封に次ぐ格式があったそうです。
 南北9間の両端各3間にそれぞれ蔵を設け、中央の3間が吹き抜けになっています。双蔵(ならびくら)と呼ばれる様式の建物です。またエンタシスの床柱など奈良時代の特色をみることも出来ます。ここにあった寺宝などは大宝蔵殿などへ移されているそうです。


下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

法隆寺・三経院

2010年01月17日 | 旅 歴史
 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内にある法隆寺・三経院(さんぎょういん)です。
 国宝の三経院は西院伽藍の西側、聖霊院と対称的な位置に建っています。創建時代の建物は焼失し、寛喜3年(1231)聖徳太子が勝鬘経・維摩経・法華経の三つの経典を注釈されたこと(三経義疏)にちなんで、西室の南端部を改造して建てられました。
 三経とは、法華経・維摩経・勝鬘経で現在も毎年、夏安居の3ヶ月間(5月16日~8月15日)に講義を行なっています。国の重要文化財の阿弥陀如来坐像持国天・多聞天立像を安置しています。


下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
日記@BlogRanking

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする