旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

矢出川公園

2022年11月30日 | 旅 歴史

 長野県南佐久郡南牧村大字野辺山に矢出川公園(やでがわこうえん)があります。
 八ケ岳も一望できる矢出川公園は野辺山天文台の隣、標高1342mのところにある公園です。サクラソウやアサマフウロなど貴重な希少植物の自生地である「矢出川湿原」としても知られている場所です。
 近くに「国史跡」矢出川遺跡があります。昭和28年(1953)に日本で最初の細石刃旧石器が野辺山高原で発見され、矢出川遺跡と名付けられました。これにより日本の細石刃文化の研究が始まりました。出土品は南牧村美術民俗資料館に展示、所蔵されています。
 矢出川公園の隣りには南牧村農村文化情報交流館(ベジタボール・ウイズ)があります。全天周ドーム型シアターでプラネタリウムを備えています。南牧村の大自然をバーチャルトリップできる楽しさいっぱいの交流館です。

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http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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野辺山JR鉄道最高地点

2022年11月29日 | 旅 歴史

 長野県南佐久郡南牧村野辺山に野辺山JR鉄道最高地点があります。
 高原列車の代名詞ともいえる小海線は山梨県北杜市の小淵沢駅から長野県小諸市の小諸駅までを結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道です。JR鉄道最高地点はJR小海線の清里駅と野辺山駅の間の標高1374.906mの地点です。
 JR鉄道最高地点記念碑が小海線と国道141号旧道が交差する踏切近くに建てられています。踏切りの北側には木製のJR鉄道最高地点の碑があり、南側には石で出来た日本鉄道最高地点の碑があります。JR鉄道最高地点は、日本の鉄道の中でも最高地点となります。
 日本鉄道最高地点の碑の左側面には、「幸せの鐘」が設置してあります。上り列車が通過する時にこの鐘を鳴らすと「二人の最高の幸せ」を手に入れる事ができるそうです。鉄道以外の駅も入れると立山黒部アルペンルートの室堂駅が標高2450mで、日本一だそうです。

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野辺山電波天文台

2022年11月28日 | 旅 歴史

 長野県南佐久郡南牧村大字野辺山に野辺山電波天文台(のべやまでんぱてんもんだい)があります。
 この天文台は正式には、自然科学研究機構国立天文台野辺山宇宙電波観測所と太陽電波観測所の2つの総称です。
 電波望遠鏡と呼ばれる直径45mの巨大パラボラアンテナをはじめ、直径10mのアンテナが6基、直径80cmアンテナが84基立ち並ぶ日本が世界に誇る観測施設です。
 人間の目には見えない天体からの電波を調べることで、星の誕生や銀河の構造、ブラックホールなど宇宙の謎を次々と解明しています。
 入り口を入ると、まず直径10mのミリ波干渉計群が見えてきます。アンテナは6台あり、80から230GHzの周波数を観測しています。
 望遠鏡は光学でも電波でも、口径が大きいほど、より細かい部分を見ることが出きます。しかし、あまり巨大ですと建築的に無理ですし、制度を維持するのも大変です。そこで考えたのが、距離を置いたアンテナをケーブルでつないで、大きな口径の望遠鏡と同じ解像度を得る方法です。
 10mアンテナは台車に乗せて、移動できるようになっています。観測目的によってアンテナの配置を変えるためです。上から見ると「ト」の字型にレールが敷かれています。
 直径45mの巨大パラボラアンテナは昭和57年(1982)に完成した日本最大の電波望遠鏡です。「ミリ波」と呼ばれる波長が数mmの電波を観測するために建設されました。
 重量は700トンで、20から230GHzの周波数を観測しています。カセグレン変形クーデ方式というアンテナ方式で、アンテナの直径は45m、面積は1590平方mもあります。
 直径45mのアンテナは深宇宙を探査するため、分解能よりゲインを重視しています。ミリ波用のため鏡面の精度は高い必要があり、パラボラ面は多数のセルに分割され、それぞれがアクチュエータ制御で理想状態になるように制御されているそうです。

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野辺山電波天文台

2022年11月28日 | 旅 歴史

 長野県南佐久郡南牧村大字野辺山に野辺山電波天文台(のべやまでんぱてんもんだい)があります。
 この天文台は正式には、自然科学研究機構国立天文台野辺山宇宙電波観測所と太陽電波観測所の2つの総称です。
 電波望遠鏡と呼ばれる直径45mの巨大パラボラアンテナをはじめ、直径10mのアンテナが6基、直径80cmアンテナが84基立ち並ぶ日本が世界に誇る観測施設です。
 人間の目には見えない天体からの電波を調べることで、星の誕生や銀河の構造、ブラックホールなど宇宙の謎を次々と解明しています。
 入り口を入ると、まず直径10mのミリ波干渉計群が見えてきます。アンテナは6台あり、80から230GHzの周波数を観測しています。
 望遠鏡は光学でも電波でも、口径が大きいほど、より細かい部分を見ることが出きます。しかし、あまり巨大ですと建築的に無理ですし、制度を維持するのも大変です。そこで考えたのが、距離を置いたアンテナをケーブルでつないで、大きな口径の望遠鏡と同じ解像度を得る方法です。
 10mアンテナは台車に乗せて、移動できるようになっています。観測目的によってアンテナの配置を変えるためです。上から見ると「ト」の字型にレールが敷かれています。
 直径45mの巨大パラボラアンテナは昭和57年(1982)に完成した日本最大の電波望遠鏡です。「ミリ波」と呼ばれる波長が数mmの電波を観測するために建設されました。
 重量は700トンで、20から230GHzの周波数を観測しています。カセグレン変形クーデ方式というアンテナ方式で、アンテナの直径は45m、面積は1590平方mもあります。
 直径45mのアンテナは深宇宙を探査するため、分解能よりゲインを重視しています。ミリ波用のため鏡面の精度は高い必要があり、パラボラ面は多数のセルに分割され、それぞれがアクチュエータ制御で理想状態になるように制御されているそうです。

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犬ころの滝

2022年11月27日 | 旅 歴史

 長野県南佐久郡南相木村に犬ころの滝があります。
犬ころの滝は南相木村で有名な7つの滝の一つです。 昔、悪さをする山犬がいて、堪えかねた村人たちがこの滝に追つめて追い落としたことから「犬ころの滝」といわれるようになったそうです。
 苔むした岩場に落ちる美しい滝で、遊歩道の階段を下りると滝壷から豪快な滝の流れを間近で見ることができます。秘境の温泉施設「滝見の湯」の隣にあり、湯船に浸かりながら見ることもできます。

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立岩湖

2022年11月26日 | 旅 歴史

 長野県南佐久郡南相木村に立岩湖(たていわこ)があります。
 立岩湖は日本一高所にある南相木ダムの10km下流に位置する、周囲1kmの人造湖です。標高1070mの所にあり、通年釣りが楽しめます。近くには高さは60m、幅10mの立岩や、犬ころの滝、温泉施設「滝見の湯」があります。

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南相木ダム

2022年11月25日 | 旅 歴史

 長野県南佐久郡南相木村南相木山国有林に南相木ダム(みなみあいきだむ)があります。
 南相木ダムは堤高136m、堤頂長444mの東京電力の発電専用ダムです。大規模なダムとしては日本一標高の高い場所(標高1532m)にあるダムで、岩石や土砂を積み上げて造られたロックフィルという形式のダムです。
 揚水式発電所である神流川発電所の上部調整池(奥三川湖)として建設され、平成16年(2004)に完成しました。揚水発電は発電所を挟む上と下の2つの調整池を利用します。昼間の電気の需要が多いときは上部調整池から下部調整池に水を落として発電します。
 電気の需要の少ない夜間には下部調整池から上部調整池へ水を汲み上げ、昼間の発電に使用するよう水を再利用しています。現在は発電機1台での運転ですが、将来は6台で運転され最大出力282万キロワットの世界最大級となる予定です。

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(みなみあいきだむ)があります。
 南相木ダムは堤高136m、堤頂長444mの東京電力の発電専用ダムです。大規模なダムとしては日本一標高の高い場所(標高1532m)にあるダムで、岩石や土砂を積み上げて造られたロックフィルという形式のダムです。
 揚水式発電所である神流川発電所の上部調整池(奥三川湖)として建設され、平成16年(2004)に完成しました。揚水発電は発電所を挟む上と下の2つの調整池を利用します。昼間の電気の需要が多いときは上部調整池から下部調整池に水を落として発電します。
 電気の需要の少ない夜間には下部調整池から上部調整池へ水を汲み上げ、昼間の発電に使用するよう水を再利用しています。現在は発電機1台での運転ですが、将来は6台で運転され最大出力282万キロワットの世界最大級となる予定です。

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和田宿本陣

2022年11月24日 | 旅 歴史

 長野県小県郡長和町和田に和田宿本陣があります。
 和田宿は中山道のなかで屈指の大宿でした。道中最大の難所である和田峠を控えているため、多くの旅人がこの和田宿に泊ったのです。今も旧道沿いには、往時の面影を残す家並などが散在しています。
 中山道和田宿本陣は文久元年(1861)3月の大火事で焼失しました。同年11月に皇女和宮が来られるということで直ぐに再建されました。
 明治維新後に宿場制度が廃止となり本陣の役割がなくなりました。座敷棟は丸子の龍願寺へ、座敷棟の正面にあった御入門は丸子の向陽院へとそれぞれ移築されました。
 居室棟は役場や農協事務所として使用されました。昭和59年(1984)に旧和田村役場庁舎の移転にともない解体されそうになりました。
 中山道の宿場町の中で数少ない本陣の遺構の1つとして評価され平成元年(1989)に再建、国指定史跡に指定されています。現在の御入門は同年の村制施行100年記念事業として再現されました。

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和田峠

2022年11月23日 | 旅 歴史

 長野県小県郡長和町和田に和田峠(わだとうげ)があります。
 和田峠は国道142号線とビーナスラインが交差する、標高1531mの峠です。古く石器時代には黒曜石の産地で、狩猟など使われた石鏃に利用されました。江戸末期、皇女和宮さまの行列、水戸天狗党の古戦場等など、歴史の舞台ともなっています。
 江戸時代には中仙道の随一の難所として多くの旅人達を悩まし、この峠あたりで果てる人馬は数しれなかったといわれています。現在、下諏訪と和田のあいだ六里(24km)には西餅屋、東餅屋待と呼ばれる茶屋やその跡が残っています。

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信定寺

2022年11月22日 | 旅 歴史

 長野県小県郡長和町和田下町に信定寺(しんじょうじ)があります。
 戦国時代武田信玄は信濃を攻め、和田城主の大井信定が討ち死にしました。信定寺は天文22年(1553)、大井信定の菩提を弔うため創建されました。
 徳川時代に入り、京都二条殿の祈願所として庇護され、日光東照宮を参拝する例幣使一行や諸大名は信定寺に参拝したそうです。
 江戸時代、14代活文禅師は信定寺に10年間住職を務めました。この後江戸、長崎に遊学、晩年は佐久間象山らが師と仰ぎました。本堂の本尊として安置されている「釈迦如来」は鎌倉時代末ころの作です。

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松尾神社

2022年11月21日 | 旅 歴史

 長野県小県郡長和町長久保字宮所に松尾神社 (まつおじんじゃ)があります。
 松尾神社は旧郷社で、大山昨神(おおやまのくひのみこと)を祀っています。京都市にある官幣大社松尾神社の分霊を勧請し、酒造守護の神社として古来より酒造家の崇敬を受け遠くより参詣する人が多かったそうです。
 現在の本殿は万延元年(1860)に再建されたもので銅板葺きの一間社流造りです。棟梁は諏訪の宮大工、3代目立川和四郎富重です。本殿の欄間には龍がまきおこす波に亀が泳ぎ、鶴舞い込んでいる姿や、貫の木鼻には象の鼻など、見事な彫刻が施してあります。
 松尾神社は以前は長久保の町裏地籍の大欅の森にありましたが小学校の校庭の拡張のため昭和33年(1958)に現在地に遷座しました。松尾神社本殿は建築彫刻として貴重なことから昭和53年(1978)に長門町の有形文化財に指定されています。

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黒耀石体験ミュージアム

2022年11月20日 | 旅 歴史

 長野県小県郡長和町大門に黒耀石体験ミュージアムがあります。
 このミュージアムはブランシュたかやまスキー場のすぐそばにあり、考古系の博物館です。隣には明治大学黒耀石研究センターなどもあります。ここは本州最大規模の黒耀石の原産地です。
 国史跡となっている星糞峠(ほしくそとうげ)の「黒耀石縄文鉱山」をはじめ、旧石器時代の鷹山遺跡群から出土した資料などが展示されています。本格的な体験型の博物館としても注目されており、黒耀石の石器づくりや勾玉づくりなど、20種類を超える体験ができます。

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不動滝

2022年11月19日 | 旅 歴史

 長野県小県郡長和町大門茂沢川に不動滝(ふどうだき)があります。
 大門街道を走っていると不動滝の看板が見えます。車で山道を10分ほど登ると滝のようなコンクリートのダムみたいなものが見えてきます。
 ここの空き地に車を止めて歩いて15分ほどで不動滝に行くことができます。この滝は行者の滝とも呼ばれています。
 古くから修行の場でもあり、修行僧が滝に打たれたのでしょう。滝の前は広場になっていて、滝の脇には不動尊が祀られています。
 不動滝は、高さ10m・幅15m・落差16mの開けた滝です。丸みを帯びた岩を覆うように水が流れ落ちてきます。深い木立の間からの清らかな流れは、四季を通していろんな風景が楽しめます。

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八幡神社

2022年11月18日 | 旅 歴史

長野県小県郡長和町和田に八幡神社(はちまんじんじゃ)があります。
 八幡神社は和田宿の守護三神「八幡」「熊野」「新海」の一つで、応神天皇を祀っています。かつて和田城主大井氏の居館の鬼門除けに造られたといわれています。
 境内には立派な土俵があり、樹齢350年の長和町保存樹木のけやきの横に茅葺き屋根の拝殿があります。拝殿と覆屋を併合させた入母屋造りの珍しい建物です。
 白木造りで一間社流造りの本殿は、間口1.7m、奥行き1.8mの大きさです。蟇又には巴紋が入っていて、妻の大瓶束が軍配団扇形となっているのが特徴です。18世紀前期の造立で、長和町の文化財に指定されています。

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長安寺の銀杏

2022年11月17日 | 旅 歴史

 長安寺の銀杏は長和町の保存樹木に指定されています。大きな枝を伸ばし、樹齢は300年と推定されています。なお長和町の町木はヤマザクラです。

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