旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

日吉宇佐の宮の神輿蔵

2024年03月31日 | 旅 歴史

 岐阜県安八郡(あんぱちぐん)神戸町(ごうどちょう)神戸に日吉神社(ひよしじんじゃ)があります。
 惣門を入るとすぐ右側にう日吉宇佐の宮の神輿蔵があります。この神輿は日吉神社祭典行事で担がれ、5番目に渡御する神輿です。笹鉾に飾ってある金物は葵の紋、胴体の柱の金物は上部に巻雲模様、下部は波の模様を金で刻んでいます。貞享4年(1687)に造られたもので県の重要有形民俗文化財に指定されています。

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日吉神社本殿

2024年03月30日 | 旅 歴史

 岐阜県安八郡(あんぱちぐん)神戸町(ごうどちょう)神戸に日吉神社(ひよしじんじゃ)があります。
 日吉神社本殿は大己貴神を主神として祀っています。棟札により寛永7年(1630)に尾張藩初代藩主徳川義直が再建したことがわかります。間口3間、奥行3間の三間社流造り、檜皮葺きで、正面に1間の向拝が付けられています。昭和33年(1958)に岐阜県の重要文化財に指定されています。

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日吉神社の石造狛犬

2024年03月29日 | 旅 歴史

 岐阜県安八郡(あんぱちぐん)神戸町(ごうどちょう)神戸に日吉神社(ひよしじんじゃ)があります。
 日吉神社の石造狛犬は収蔵庫に納められています。レプリカは本殿の前に置かれています。西保城主であった不破河内守光治により天正5年(1577)に寄進されています。稲葉一鉄らとともに「西美濃四人衆」と称された人物です。この狛犬は岐阜県内に現存する石造狛犬の中で、唯一国の重要文化財に指定されています。

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日吉神社三重塔

2024年03月28日 | 旅 歴史

 岐阜県安八郡(あんぱちぐん)神戸町(ごうどちょう)神戸に日吉神社(ひよしじんじゃ)があります。
 日吉神社の三重塔は神仏混淆の思想に基づき平安時代に建立されました。その後、永正年間(1504-1520)に春日局の父の叔父になる斉藤利網が再建したといわれています。天正13年(1585)には春日局の叔父になる稲葉一鉄によって改修されています。
 三重塔は間口3間、奥行3間、宝形造り、檜皮葺きの三間塔婆で、相輪頂上までの高さは24.6mもあります。戦国の兵火を免れ、天正、貞享、文政、明治に修理をされています。室町時代の貴重な三重塔で、大正3年(1914)に国の重要文化財に指定されています。

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日吉神社

2024年03月27日 | 旅 歴史

 岐阜県安八郡(あんぱちぐん)神戸町(ごうどちょう)神戸に日吉神社(ひよしじんじゃ)があります。
 弘仁8年(817)、当時の領主・安八太夫安次の願いにより最澄がお寺である善学院を建て、近江坂本の山王社を勧請して日吉神社を建てたと伝えられています。日吉神社というのは7つのお宮全体を指しています。
 本殿に当たる日吉大宮、日吉二の宮、日吉宇佐の宮、日吉樹下の宮、日吉牛尾の宮、日吉客人の宮、日吉三の宮です。5月3、4日に行われる山王祭りにはこの7つの神様を神輿に乗せて練りまわします。
 惣門を入るとすぐ右側に日吉宇佐の宮の神輿蔵があります。奥の神輿殿までの間に、右側には中ノ坊跡、十光坊跡、福泉坊跡、浄光坊跡、牛石、竃殿神社があり、その右側に三重塔、火祭りの庭、石舞台の庭があります。
 左側には常楽坊跡、蓮華院跡、西門、法光坊跡、十輪院跡があり、産石、大物忌神社と続きます。神輿殿の奥の左側には日吉三の宮、日吉牛尾の宮があり、正面後ろに左から随神、日吉二の宮、日吉宇佐の宮があります。
 中央に本殿にあたる日吉大宮が鎮座し、その右には日吉客人の宮、日吉樹下の宮、随神となっています。日吉神社は古くから神仏習合し、別当は神護寺(善学院)が勤め最盛期には社僧8坊を擁していました。明治の神仏分離令で神社として独立し、大正2年(1913)に県社に列し、戦後は金幣社に指定されています。

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武芸八幡宮本殿

2024年03月26日 | 旅 歴史

  岐阜県関市武芸川町八幡に武芸八幡宮(むげはちまんぐう)があります。
 武芸八幡宮本殿は間口3間、奥行2間の三間社流造り、銅板葺きの社殿です。外壁は真壁造板張りです。観応2年(1351)森蘭丸の祖先にあたる森又太郎源泰朝が再建しました。武芸谷十ヵ村「八幡・小知野・谷口・跡部・宇多院・高野・平・広見・中洞・岩佐・稲口」の惣社として崇敬されています。

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武芸八幡宮拝殿

2024年03月25日 | 旅 歴史

  岐阜県関市武芸川町八幡に武芸八幡宮(むげはちまんぐう)があります。
 武芸八幡宮拝殿は間口5間、奥行3間、入母屋造り、銅板葺き、平入の木造平屋建てで、外壁は柱のみの吹き放し、腰壁は縦板張りです。観応2年(1351)森蘭丸の祖先にあたる森又太郎源泰朝が再建しました。慶応元年(1865)に焼失しましたが、加納の大工銀右衛門により再建されています。

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武芸八幡宮太鼓楼

2024年03月24日 | 旅 歴史

  岐阜県関市武芸川町八幡に武芸八幡宮(むげはちまんぐう)があります。
 武芸八幡宮の太鼓楼(鐘楼)は入母屋造り、銅板葺きで、袴腰が付いています。上層部は柱のみの吹き放しで高欄が付けられています。昔は12坊を持つ格式の高い大聖寺という大寺の鐘楼でしたが、明治の神仏分離令により廃寺になり、鐘楼だけが太鼓楼として生き残りました。武芸川町で最も古い建築物であり、関市の有形文化財でもあります。

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武芸八幡宮神門

2024年03月23日 | 旅 歴史

  岐阜県関市武芸川町八幡に武芸八幡宮(むげはちまんぐう)があります。
 武芸八幡宮の神門(随身門)は永和3年(1377)に建立され、平成4年(1992)に再建された門です。間口3間奥行2間、切妻造り、銅板葺きの三間一戸の門で、左右に随神像が安置されています。「これより先は神の聖域で、邪悪なものの侵入を防ぐ」という意味が込められています。

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武芸八幡宮神木

2024年03月22日 | 旅 歴史

  岐阜県関市武芸川町八幡に武芸八幡宮(むげはちまんぐう)があります。
 武芸八幡宮の参道沿いに神木といわれるひときわ大きな杉があります。推定樹齢は約千年、樹高38m、目通7.5mもあり、非常に貴重な事から昭和36年(1961)に岐阜県の天然記念物に指定されています。

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武芸八幡宮の下馬標

2024年03月21日 | 旅 歴史

  岐阜県関市武芸川町八幡に武芸八幡宮(むげはちまんぐう)があります。
 武芸八幡宮の下馬標は高さ1.4m、幅0.39mで、太鼓橋を渡った西側に建てられています。これより奥へは馬や駕篭から降りて歩けという命令を下した標識です。永禄5年(1562)に織田信長によって建てられています。下馬標は岐阜県の重要文化財に指定されています。
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武芸八幡宮太鼓橋

2024年03月20日 | 旅 歴史

  岐阜県関市武芸川町八幡に武芸八幡宮(むげはちまんぐう)があります。
 武芸八幡宮の太鼓橋は元禄7年(1694)、大阪府泉南郡の石橋長右衛門によって、御嶽山から持ってきた石で造られています。神域を尊厳するための橋であり、祭礼の時に神様が御旅所まで向かわれる「渡御(とぎょ)」の時だけ使われます。大聖寺住職、法印和尚の筆書きが残されています。

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武芸八幡宮御旅所

2024年03月19日 | 旅 歴史


  岐阜県関市武芸川町八幡に武芸八幡宮(むげはちまんぐう)があります。
 武芸八幡宮の御旅所(おたびしょ)は第一鳥居から600m奥に建てられています。例祭である「花馬まつり」がここを中心に開かれます。この祭りは造花を背負った馬が境内に駆け込み、参拝者達がその造花を取り合うという祭りです。その造花を家の屋根に掲げると「落雷防止」や「家運隆盛」に御利益があると伝えられています。この時奉納される武芸八幡神楽は関市の無形民俗文化財に指定されています。

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武芸八幡宮

2024年03月18日 | 旅 歴史

  岐阜県関市武芸川町八幡に武芸八幡宮(むげはちまんぐう)があります。
 武芸八幡宮は養老元年(717)、泰澄(たいちょう)大師が巡錫して大碓命(おおうすのみこと)の伝説を聞き、大碓命を祭神にして八幡神社を創建したと伝えられています。後、宇多天皇が美濃に行幸された時、別当神宮寺に臣下の者を留め置き、神社に奉仕させたそうです。
 古くから武将の崇敬が厚く、観応2年(1351)森蘭丸の祖先にあたる森又太郎源泰朝が、社殿を再興しています。本殿、拝殿、五重塔、鐘楼などを建てられたそうです。その頃、不動を含め塔頭12坊が存在していたそうです。
 また、永禄10年(1567)、斎藤氏を滅ぼした織田信長は、井ノ口を岐阜と改め、稲葉山城を岐阜城としました。岐阜城からすると、武芸八幡宮は丑寅といって北東の方角に当たり、城の鬼門守護神として深く崇敬し、「下馬標」を建立しています。
 信長が安土城に移り、岐阜城には嫡子信忠が入りますが信忠も同様に庇護し、本能寺の変後に城主となった信孝も社領の安堵状を出しています。現在武芸八幡宮には、織田信長・信忠・信孝と三人の安堵状が保管されています。
 江戸時代に入ると徳川幕府から庇護され武芸谷惣社として社領9石を安堵されています。古くから神仏習合し、別当寺院として大聖寺が祭祀を司ってきました。明治初頭の神仏分離令により社号を武芸八幡宮に改め、明治6年(1873)に郷社、大正11年(1922)に県社に列しています。

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大矢田神社のヤマモミジ

2024年03月17日 | 旅 歴史

 岐阜県美濃市大矢田に大矢田神社(おやだじんじゃ)があります。
 大矢田神社一帯の楓谷(かえでだに)には、約3千本のヤマモミジの原生林があり、樹齢千年以上の古木もあります。昭和5年(1930)に楓谷のヤマモミジ樹林として国の天然記念物に指定されました。また平成16年(2004)には飛騨・美濃紅葉三十三選の一つに選ばれています。

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