深い森につつまれた塩野にひっそりと塩野神社は建っています。この神社は千数百年も前に独鈷山の頂上付近の鷲ケ峰に祀ったのがはじまりといわれています。そのあたりは塩野川の源流となるいくつもの沢がある所で、塩田平をうるおす水の神として信仰されてきたということです。
境内はスギの大木などが濃い影をおとしています。独鈷山の清らかな湧き水が滝となって流れ、塩野川の清い水の上には、木造の太鼓橋がかけられています。
歴史的には古代の文書である「三代実録」に貞観十五年(873)四月五日「信濃国塩野の神」に正六位上という位〔くらい〕がおくられたとあります。また「延喜式」という書物にも記されているそうです。
戦国時代には武田信玄や真田昌幸、信之らが信仰を寄せて古文書などが残されているということです。
橋を渡ると拝殿と本殿があります。楼閣造りの拝殿は江戸時代の建築物で寛保3年(1743)に再建された美しい建築です。拝殿の竜(彫刻)は夜になると御神木に上って遊びまわるので、村人が相談して竜の眼をえぐり取ってしまった、という民話も残っているそうです。
境内はスギの大木などが濃い影をおとしています。独鈷山の清らかな湧き水が滝となって流れ、塩野川の清い水の上には、木造の太鼓橋がかけられています。
歴史的には古代の文書である「三代実録」に貞観十五年(873)四月五日「信濃国塩野の神」に正六位上という位〔くらい〕がおくられたとあります。また「延喜式」という書物にも記されているそうです。
戦国時代には武田信玄や真田昌幸、信之らが信仰を寄せて古文書などが残されているということです。
橋を渡ると拝殿と本殿があります。楼閣造りの拝殿は江戸時代の建築物で寛保3年(1743)に再建された美しい建築です。拝殿の竜(彫刻)は夜になると御神木に上って遊びまわるので、村人が相談して竜の眼をえぐり取ってしまった、という民話も残っているそうです。