旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

円教寺開山堂

2015年02月28日 | 旅 歴史
 兵庫県姫路市書写に円教寺があります。
 円教寺開山堂は、間口5間、奥行6間の宝形造りで、本瓦葺きです。円教寺開山の性空上人をまつるために建立された堂で、寛弘4年(1007)に高弟延照により建てられたといわれますが、弘安9年(1286)に焼失したようです。今の建物は寛文11年(1671)に再建されたものです。昭和43年(1968)に兵庫県指定文化財になっています。
 開山堂は奥之院の中核寺院で、書写山一千年の歴史のシンボルとして灯明が燃え続け、朝夕欠かさず勤行が行われています。堂内の厨子には性空上人の遺骨が入れられた等身大の木像が納められています。軒下の四隅に左甚五郎作と伝えられる力士の彫刻があり、西北隅の一つは重さに耐えかねて逃げ出したという伝説があります。

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円教寺奥之院

2015年02月27日 | 旅 歴史
 兵庫県姫路市書写に円教寺があります。
 円教寺奥之院は、伽藍西奥の西谷にあります。西奥に開山堂が東面し、その東に接するように南面する護法堂の若天社、乙天社とその正面に護法堂拝殿が建てられています。

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円教寺金剛堂

2015年02月26日 | 旅 歴史
 兵庫県姫路市書写に円教寺があります。
 円教寺の金剛堂は間口3間、奥行3間、入母屋造り、本瓦葺き建物です。現在の建物は西妻の羽目板の墨書銘によって天文13年(1544)に建てられたもので、昭和25年(1950)に国の重要文化財に指定されています。内部は仏壇が設けられ厨子が安置され、天井には天女像が描かれているそうです。
 金剛堂のあるこの場所は以前は円教寺の塔頭の1つ普賢院の境内でした。金剛堂は普賢院の持仏堂であったようです。普賢院の創建は永観2年(984)で当時は円教寺を開いた性空上人の居所とされ、ここで金剛薩堆に上人が会い、密教の印を授けられたといわれています。

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円教寺榊原家廟所

2015年02月25日 | 旅 歴史
 兵庫県姫路市書写に円教寺があります。
 円教寺にある榊原家廟所は鐘楼の近くの石垣の上にあります。姫路藩主となった榊原政房と政祐の2基の墓碑が享保19年(1734)に政岑(政祐の養子)によって建てられています。

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円教寺薬師堂

2015年02月24日 | 旅 歴史
 兵庫県姫路市書写に円教寺があります。
 円教寺の薬師堂は根本中堂とも呼ばれ薬師如来を祀っています。性空上人が3間4面の堂に造り替えたと伝えられ、延慶元年(1308)に焼失しました。現在の建物は元応元年(1319)に再建されたもので、円教寺では最も古い遺構です。挿肘木などに大仏様の手法がみられ、組物や虹梁に当時の特色が残っています。

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円教寺十地院

2015年02月23日 | 旅 歴史
 兵庫県姫路市書写に円教寺があります。
 円教寺の十地院は、もと開山堂西側に広大な敷地をもつ塔頭でしたが、現在は墓地のみが残るだけで、茶屋になっています。映画「ラストサムライ」のロケの時、主役トムクルーズの休憩所になったそうです。

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円教寺法華堂

2015年02月22日 | 旅 歴史
 兵庫県姫路市書写に円教寺があります。
 円教寺の法華堂は法華三昧堂といわれ、創建は寛和3年(985)に播磨国司藤原季孝によって建てられました。間口3間、奥行3間の宝形造りで、本瓦葺きです。白木造りで、軒下の欄間部は白漆喰で仕上げられています。昔は檜皮葺きで南に面していたようです。本尊は普賢菩薩で、建物、本尊ともに江戸時代の造立です。

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円教寺鐘楼

2015年02月21日 | 旅 歴史
 兵庫県姫路市書写に円教寺があります。
 円教寺の鐘楼は鎌倉時代後期の様式で、県下では最古の遺構です。間口3間、奥行2間、入母屋造り、本瓦葺きで、袴腰(はかまごし)付きで腰組を持った正規の鐘楼です。寺伝によると元弘2年(1332)に再建された建物で、銅鐘は元亨4年(1324)に再鋳された鐘と伝えられています。鐘楼は昭和25年(1950)に国の重要文化財に指定されています。銅鐘は県指定文化財です。

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円教寺食堂

2015年02月20日 | 旅 歴史
 兵庫県姫路市書写に円教寺があります。
  円教寺食堂(じきどう)は「三之堂」の一つとして中央に位置し、古くは三宝院と呼ばれていました。本来は、修行僧の寝食のための建物です。承安4年(1174)後白河法皇の勅願で創建されています。非常にめずらしい2階建て建築で、長さ約40mと広大です。現在1階は写経道場、2階は宝物館として、食堂本尊の僧形文殊像のほか、諸堂の仏像などがここに移されています。
 食堂は間口15間、奥行4間、総2階建て、入母屋造り、本瓦葺きです。1階は柱間15間のうち、北寄りの1間を引戸とするほかはすべて蔀戸となっています。腰壁を設け、内部は円柱が並ぶ広大な1室としています。2階建の仏堂としては、わが国の指定文化財のなかで最大規模な建物です。
 食堂は元徳3年(1331)の落雷で他の堂宇とともに焼失しました。暦応元年(1338)に上棟した伝えられていますが、寛正年間(1460-1465)頃の再建と考えられています。昭和30年(1955)に国の重要文化財に指定され、昭和38年(1963)には大規模な解体修理が行われ未完の堂宇が完全な形で蘇りました。

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円教寺常行堂

2015年02月19日 | 旅 歴史
 兵庫県姫路市書写に円教寺があります。
 円教寺の常行堂は常行三昧(ひたすら阿弥陀仏の名を唱えながら本尊を回る修行)をするための道場で常行三昧堂とも呼ばれます。建物の構成は、方5間の大規模な東向きの常行堂、北に接する長さ10間の細長い楽屋、その中央に張り出した舞台からなっています。舞台は、大講堂の釈迦三尊に舞楽を奉納するためのものです。
 常行堂は間口5間、奥行5間、単層、入母屋造り、向拝1間付き、本瓦葺きです。中門及び楽屋は間口南面10間、北面9間、奥行2間、単層で、中門は切妻造り、楽屋は常行堂よりの葺きおろし、本瓦葺きです。舞台は間口11間、奥行1間、単層、北面は唐破風造り、南面は中門、楽屋に接続した本瓦葺きです。
 常行堂内部は中央に2間四方の瑠璃壇を設け本尊丈六阿弥陀如来坐像(国指定重要文化財)が安置されています。常行堂は元徳3年(1331)の落雷と、永享8年(1436)の火災で、五重塔、大講堂、食堂、経蔵とともに焼失しました。常行堂は享徳2年(1453)、中門及び楽屋、舞台は寛正4年(1463)に再建されました。昭和30年(1955)に国の重要文化財に指定されています。

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円教寺大講堂

2015年02月18日 | 旅 歴史
兵庫県姫路市書写に円教寺があります。
 円教寺の大講堂は円教寺の本堂に当たる堂で、お経の講義や論議が行われる学問と修行の場です。常行堂、食堂とコの字型に立ち並んで「三之堂」(みつのどう)を形成しています。
 大講堂は間口7間、奥行6間、二重一階、入母屋造り、本瓦葺きの大きな建物です。寺記によると元徳3年(1331)の落雷と、永享8年(1436)の火災で、五重塔、常行堂、食堂、経蔵とともに焼失しました。現在の堂は、墨書銘により下層が栄享12年(1440)、上層が寛正3年(1462)に再建され、文明年間(1469-1487)に整備された建物です。
 大講堂の中は内陣と外陣に区切られていて、内陣には、釈迦三尊像(中央が釈迦如来、右が文殊菩薩、左が普賢菩薩)が安置されています。像は円教寺創建期の10世紀頃に造立され国の重要文化財に指定されています。大講堂も大正2年(1913)に国の重要文化財に指定されています。

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円教寺寶蔵跡

2015年02月17日 | 旅 歴史
 兵庫県姫路市書写に円教寺があります。
 円教寺の寶蔵跡が本多家墓所の隣にあります。慶長15年(1610)に建立された本多家廟屋より以前に寶蔵は建てられていました。霊仏霊寶目録には「性空上人御真影」「源頼朝公奉納の太刀」「和泉式部の色紙」など78点が収蔵されていましたが、ほとんどが焼失したそうです。

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円教寺本多家墓所

2015年02月16日 | 旅 歴史
 兵庫県姫路市書写に円教寺があります。
 本多家墓所は円教寺大講堂の東南の隅にあり、土塀で囲まれています。この場所は以前は2つある五重塔の西塔が建てられていたそうです。元徳3年(1331)の大火で焼失したため、本多家の墓所になりました。宝形造りの廟屋5棟と本多忠刻らの墓碑があります。
 5棟の廟屋は、江戸初期から中期にわたる廟屋の建築として県下でも例のない珍しいもので、兵庫県指定文化財に指定されています。姫路城主であった本多忠勝、忠政、政朝、政長、忠国の墓塔である五輪塔を安置しています。

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西谷

2015年02月15日 | 旅 歴史
 兵庫県姫路市書写に円教寺があります。
 摩尼殿の奥は西谷と呼ばれています。大講堂・常光堂・食堂(じきどう)があり、これらの3棟を総称して「三之堂」(みつのどう)といわれています。西谷は三之堂を中心に僧侶を養成する道場がすべて整えられています。大講堂に接して、築地塀で囲まれた本多家墓所があり、南方には鐘楼、法華堂、榊原家墓所、金剛堂、松平家墓所及び薬師堂があります。西方には奥之院があり、開山堂、護法堂、護法堂拝殿、不動堂などがあります。

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円教寺杉大木

2015年02月14日 | 旅 歴史
 兵庫県姫路市書写に円教寺があります。
 円教寺にある杉の大木です。地上8mほどで二つに分かれています。幹周りは約8.4m、樹高は約35m、樹齢は700年と推察されています。昭和47年(1972)姫路市自然保護条例で保存樹と指定されています。

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