兵庫県淡路市多賀にある伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)を紹介します。
伊弉諾神宮は国生み神話の主人公である、伊弉諾(いざなぎ)と伊弉冉(いざなみ)の2神を祀る古社です。天照御大神(あまてらすおおみかみ)の両親にあたり、日本民族の大祖先神です。
古事記、日本書紀には、国生みに始まるすべての神功を果たされた伊弉諾大神が、天照大御神に国家統治の大業を委譲し、最初にお生みになられた島、淡路の多賀の地にかくりの宮を構えて余生を過ごされ、その住居跡に神陵 (みささぎ)が営まれ最古の神社が創始されたとあります。
古代には、淡路島神、津名神、多賀明神などと呼ばれていました。大同元年(806)に神封13戸が充てられ、貞観元年(859)、神位一品が授けられたそうです。延喜式神名帳には「淡路国津名郡 淡路伊佐奈伎神社」と記載され、名神大社に列しています。
平安時代末期より淡路国一宮とされるようになり、一宮大神とも呼ばれるようになりました。明治4年(1871)に国幣中社に列格し、明治18年(1885)官幣大社に昇格しています。
本殿は、檜皮葺、三間社流造向拝付で、棟に千木・鰹木を置き、前方の幣殿と連結して一屋根に造っています。明治12年(1879)の建立で、15年に後背の御陵地を造成して移築されたそうです。次いで前方に檜皮葺(現銅葺)入母屋造、桁行5間・梁間2間の舞殿を兼ねた拝殿を建立し、次いで表神門が建立されたそうです。
正面の大鳥居は、先の大震災で倒壊しましたが神明鳥居としては高さ27尺の日本最大規模を誇る花崗岩製の石鳥居として再建されました。境内には、樹齢800年から900年と推定される県指定天然記念物の「夫婦の大楠」のほか、香木伝来の石碑があります。
下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
伊弉諾神宮は国生み神話の主人公である、伊弉諾(いざなぎ)と伊弉冉(いざなみ)の2神を祀る古社です。天照御大神(あまてらすおおみかみ)の両親にあたり、日本民族の大祖先神です。
古事記、日本書紀には、国生みに始まるすべての神功を果たされた伊弉諾大神が、天照大御神に国家統治の大業を委譲し、最初にお生みになられた島、淡路の多賀の地にかくりの宮を構えて余生を過ごされ、その住居跡に神陵 (みささぎ)が営まれ最古の神社が創始されたとあります。
古代には、淡路島神、津名神、多賀明神などと呼ばれていました。大同元年(806)に神封13戸が充てられ、貞観元年(859)、神位一品が授けられたそうです。延喜式神名帳には「淡路国津名郡 淡路伊佐奈伎神社」と記載され、名神大社に列しています。
平安時代末期より淡路国一宮とされるようになり、一宮大神とも呼ばれるようになりました。明治4年(1871)に国幣中社に列格し、明治18年(1885)官幣大社に昇格しています。
本殿は、檜皮葺、三間社流造向拝付で、棟に千木・鰹木を置き、前方の幣殿と連結して一屋根に造っています。明治12年(1879)の建立で、15年に後背の御陵地を造成して移築されたそうです。次いで前方に檜皮葺(現銅葺)入母屋造、桁行5間・梁間2間の舞殿を兼ねた拝殿を建立し、次いで表神門が建立されたそうです。
正面の大鳥居は、先の大震災で倒壊しましたが神明鳥居としては高さ27尺の日本最大規模を誇る花崗岩製の石鳥居として再建されました。境内には、樹齢800年から900年と推定される県指定天然記念物の「夫婦の大楠」のほか、香木伝来の石碑があります。
下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/