旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

最勝院

2012年10月31日 | 旅 歴史
 青森県弘前市大字銅屋町にある最勝院です。
 金剛山光明寺最勝院の五重塔は本州最北の国の指定重要文化財五重塔として有名です。津軽藩創設以来の戦死者を、敵味方の区別なく供養するために建立されました。
 大円寺6世京海が津軽統一の過程で戦死した敵味方の者を供養するために、弘前3代藩主津軽信義の帰依を受けて明暦2年(1656)に着工しました。工事は一時中止しましたが、4代藩主信政の時の寛文7年(1667)に竣工したそうです。
 最勝院は以前は現在地より3kmほど北にあり、弘前八幡宮の別当寺でした。12か寺の塔頭寺院を持つ藩の永世祈願所で、津軽藩領内の寺社を統轄する立場にありました。明治の神仏分離令により最勝院以外の11か寺は廃寺となり、それらの寺院の檀家衆を引き受けて現在地、旧大円寺跡に寺籍を移転しました。
 五重塔は寛文7年(1667)に完成した旧大円寺の塔でした。三間五層の塔で、総高は31.2mあります。屋根は宝形造銅板葺です。みちのくでは珍しい華麗でバランスの取れた優美な塔です。

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津軽家霊屋

2012年10月30日 | 旅 歴史
 青森県弘前市大字西茂森の長勝寺にある津軽家霊屋です。
 津軽家霊屋(たまや)は、環月臺(初代藩主正室)・碧厳臺(二代藩主信枚)・明鏡臺(二代藩主正室)・白雲臺(三代藩主信義)・凌雪臺(六代藩主信著)の各霊屋が北から南に5棟一線に並んでいます。
 玉垣で囲われ正面に門を置いています。5棟とも方二間、入母屋造、こけら葺で妻入です。国の重要文化財に指定されています。

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長勝寺本堂

2012年10月29日 | 旅 歴史
 青森県弘前市大字西茂森にある長勝寺の本堂です。
 長勝寺の本堂は、8室からなる大型の本堂です。方丈形の曹洞宗本堂として全国的にも最も古い建物の様式です。平成20年(2008)大規模な修理を終えました。本堂正面の板敷廊下東半分を土間に復旧し、屋根のとち葺型銅板葺をこけら葺に戻すなど、当初の姿に復元しました。

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長勝寺庫裏

2012年10月28日 | 旅 歴史
 青森県弘前市大字西茂森にある長勝寺の庫裏です。
 長勝寺の庫裏は、大浦城の台所を移築したものと伝えられています。側柱と中央通りの柱を揃えて立て、各柱に登梁(のぼりばり)を架け渡し、これに小屋束を立てて和小屋を構成しています。本堂とともに国の重要文化財に指定されています。

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長勝寺銅鐘

2012年10月27日 | 旅 歴史
 青森県弘前市大字西茂森にある長勝寺の銅鐘です。
長勝寺の三門を入ってすぐ右手に銅鐘があります。嘉元4年(1306)の紀年銘があることから嘉元の鐘と呼ばれています。高さ103.5Cm、径76.5Cm、厚さ8.5Cmの大きさです。
 寄進者の筆頭に鎌倉幕府の執権だった北条貞時の法名があり、北条氏と津軽の関係を示す貴重な文化財となっています。国の重要文化財に指定されています。

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長勝寺三門

2012年10月26日 | 旅 歴史
 青森県弘前市大字西茂森にある長勝寺の三門です。
 三門は、寛永6年(1629)二代藩主津軽信枚により建立されました。上下層とも桁行9.7m、梁間5.8mで、棟高は16.2mです。禅宗様の手法を基本としています。
 岩木山神社楼門と同じ造りで、柱を上から下までの通し柱とする特殊な構造です。江戸時代初期の重要な建築遺構の一つです。
 三門は「三解脱門」の略で、修行の妨げになる心身の汚れである貪欲、愚痴などを脱する門と伝えられています。国の重要文化財に指定されています。

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長勝寺

2012年10月25日 | 旅 歴史
 青森県弘前市大字西茂森にある長勝寺です。
 格式の高い大平山長勝寺は、曹洞宗のお寺で、津軽藩の祖である大浦氏の菩提寺です。享禄元年(1528)、大浦盛信が父光信の菩提を弔うため、菊仙梵寿を開山として種里(現在の西津軽郡鰺ヶ沢町種里町)に建立し、慶長15年(1610)現在地へ移ったものです。
 慶長16年(1611)弘前城を造営した津軽信政がここに禅宗三十三ケ寺を集めました。禅林街は長勝寺を正面として上寺通と下寺通からなっていて、杉並木の中、静寂に包まれています。

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弘前市立博物館

2012年10月24日 | 旅 歴史
 青森県弘前市大字下白銀町にある弘前市立博物館です。
 弘前市立博物館は、弘前城跡三の丸の一角に、昭和52年(1977)にオープンしました。前川國男氏の設計で、お城と老松に取り囲まれた赤レンガの現代的な建物です。
 「知と美の調和」を基調に、津軽藩・津軽地方の歴史資料および美術工芸資料を系統的・教育的に展示する常設展のほかに企画展、特別企画展があります。
 近代建築家の巨匠と知られる前川國男氏の作品なども数多く収蔵され、古津軽塗などの伝統工芸品、美術工芸品なども数多く展示しています。

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旧梅田家住宅

2012年10月23日 | 旅 歴史
 青森県弘前市若党町にある旧梅田家住宅です。
 旧梅田家住宅は旧伊東家の庭を通り抜けた奥に建っています。弘前城の南、在府町にあった武士の住宅で、昭和57年(1982)弘前市が梅田家から譲り受け、この場所に移築、復元しました。
 江戸末期の嘉永年間に建てられた津軽藩中級武士の屋敷です。茅葺き屋根をはじめ、外観・内装とも昔のまま保存されています。
 建物の建築年数や当初の住居者を推定できる墨書が調度品に残されています。社寺建築や城郭建築以外の江戸時代の建築物で、墨書が残されていた例は弘前市では今までになく、非常に貴重なものです。

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旧伊東家住宅

2012年10月22日 | 旅 歴史
 青森県弘前市大字若党町にある旧伊東家住宅です。
 旧伊東家住宅は藩政時代、代々藩医を勤めた伊藤家の居宅として市内元寺町に建てられたものです。昭和53年(1978)弘前市が伊藤凌二氏から譲り受けました。
 同年、弘前市仲町伝統的建造物群保存地区が、重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。これを受けて旧伊東家住宅は現在地に移築、復元されました。昭和55年(1980)12月から一般公開しています。
 医者の家でしたが、中級武士の居宅に良く似た構造、特徴を残しています。木造一部2階建てで、江戸時代後期の典型的な和小屋組を基本としていて、柾葺き(まさぶき)の切妻屋根です。外壁は、しっくい壁に腰部分竪板張りとなっています。
 広間と常居の上には一室となった中二階が造られています。座敷は簡素ながらも剛質な造作をした床と、違い棚を組み合わせ、藩政時代の落ち着いた住宅空間を生み出しています。平成17年(2005)青森県重宝に指定されています。

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旧岩田家住宅

2012年10月21日 | 旅 歴史
 青森県弘前市若党町にある旧岩田家住宅です。
 旧岩田家住宅は岩田夏城氏の遺志により昭和56年(1981)弘前市に寄付され翌年度に半解体修理工事を経て一般に公開した建物です。昭和60年(1985)に青森県重宝に指定されています。
 岩田家は代々弘前藩に仕える中級武士で石高は200石から300石を領していました。建物は寛政年間から文化年間に建てられたと推定されます。木造平屋建て、寄棟で茅葺きの屋根をはじめ柱や小屋組などの主要構造の部材はほぼ建築当初のものです。
 間口が狭く奥に細長い敷地やその利用形態まで、江戸時代から変えられていません。内部は5部屋あり床の間付きの座敷や式台付きの玄関など当時の中級武士の生活の一端を垣間見ることが出来ます。

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石場家住宅

2012年10月20日 | 旅 歴史
 青森県弘前市大字亀甲町にある石場家住宅です。
 石場家住宅は弘前城北門(亀甲門)の真向かいにあり、仲町伝統的建造物群保存地区に隣接しています。石場家は代々清兵衛を名のり、屋号を「丸世」といって、わら工品や荒物を扱っていた商家です。
 この住宅は規模が大きく、雪国特有のコミセがあり、大きな梁や指物を使用するなど豪壮な構えとなっています。座敷部分の造作も優秀で、津軽地方の数少ない商家の遺構として貴重なものです。
 石場家住宅は建築年代は明らかではありませんが、構造手法から見て江戸中期頃といわれています。国の重要文化財に指定されています。

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弘前城

2012年10月19日 | 旅 歴史
 青森県弘前市大字下白銀町にある弘前城です。
 津軽統一を成し遂げた津軽為信が慶長8年(1603)に弘前城建築を計画しました。その後2代目の信枚が慶長15年(1610)から1年で築いた居城です。
 天守閣は、もともと華麗な5層の天守で本丸西南隅にありました。これが築城から16年後の寛永4年(1627)に落雷により焼失してしまいました。
 その当時の法律の「一国一城令」では5層の天守閣を禁じていたため、元のように再建はできず隅櫓を改築して今の3層の天守にしたのだそうです。
 津軽は南部氏の領地でした。元亀2年(1571)南部氏の被官だった大浦為信が南部家津軽郡代の南部高信を攻め落し、大浦城を本拠として18年かけて津軽地方を制圧したのです。姓も津軽姓に変えました。
 天正18年(1590)小田原征伐の際、津軽為信はいち早く秀吉の陣中を訪れ、津軽支配の朱印状を受け、文禄3年(1594)本拠を大浦城から堀越城に移しました。
 慶長5年(1600)関ケ原の合戦では徳川家康の東軍に属して戦功をあげ、家康から津軽4万5千石を安堵され、さらに2千石加増されました。
 為信は川に囲まれた天然の要地・高岡に本拠を移すため居城建設に着手しましたが慶長12年(1607)没しました。
 後を継いだ為信の三男津軽信牧(のぶひら)が慶長15年(1610)から本格的な築城を開始し翌年この弘前城を完成させました。 
 現在城跡には、天守閣をはじめ隅櫓三棟、城門五棟の建造物が残されていて、いずれも重要文化財に指定されています。

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藤田記念庭園・洋館

2012年10月18日 | 旅 歴史
 青森県弘前市上白銀町にある藤田記念庭園・洋館です。
 弘前城のすぐ南に藤田記念庭園があります。日本商工会議所初代会頭であった弘前市出身の藤田謙一氏の別邸で、岩木山を借景とする庭園に、大正時代の浪漫を感じさせる洋館、書院造りの和館、元倉庫である考古館などが建っています。
 総面積が21800平方mもある庭園は、藤田氏が大正8年(1919)に別邸を構える際、東京から庭師を招いて造らせた池泉廻遊式庭園で江戸風の趣があります。
 弘前市が市制施行百周年を記念して整備し、平成3年(1991)に開園しました。平成15年(2003)、国の登録有形文化財となっています。

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山車展示館

2012年10月17日 | 旅 歴史
 青森県弘前市大字下白銀町の追手門広場内にある山車展示館です。
 山車展示館は市立観光館の一部として、平成6年(1994)に追手門広場に建設されました。藩政時代から伝わる弘前市内各町会の山車を一堂に展示しています。
 4代藩主津軽信政の時、弘前八幡宮祭礼の神輿の露払いとして山車は使われました。館内には、弘前ねぷたまつりの時に出陣する直径4mの「津軽剛情張大太鼓」も見ることができます。

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