旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

高源寺

2014年11月06日 | 旅 歴史
 兵庫県丹波市青垣町桧倉に高源寺があります。
 瑞巌山高源寺は兵庫県丹波市(旧氷上郡青垣町)にある臨済宗妙心寺派のお寺です。本尊は釈迦如来で、もみじの寺として知られています。
 高源寺は正中2年(1325)遠渓祖雄(えんけいそゆう)禅寺によって開山されました。祖雄は徳治元年(1306)元(中国)にわたって杭州にある天目山で普応国師(中峰明本)に学び、正和4年(1315)帰朝しました。
 永正14年(1517)後柏原天皇の勅願寺となり、大いに栄え、末寺3千を超える丹波の名刹となりました。
 織田信長の命を受けた明智光秀の丹波攻めですべてが焼失してしまいました。江戸時代に入り元の場所から離れて再建されたそうです。
 寺宝の絹本着色普応国師像(画)は祖雄が帰国に際し、師の普応国師から授けられたもので、国の重要文化財に指定されています。
 祖雄はこの高源寺を開く時、天目山と似ている岩屋山を選び、都から離れたこの地を根本道場にしたようです。天目楓(てんもくかえで)の種を持ち帰り植えたようです。
 約1万平方mの広い境内には、方丈、仏殿、山門、客殿、多宝塔などが建ち並んでいます。仏殿は享保5年(1720)年頃、初めに再建され、山門と高さ20mの三重塔は寛政2年(1790)頃、再建されたそうです。
 秋には数百本の小ぶりな天目楓と千本以上ある紅葉が鮮やかに取り囲みます。丹波紅葉三山の一つにも数えられています。

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