旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

矢田坐久志玉比古神社

2023年06月06日 | 旅 歴史

 奈良県大和郡山市矢田町東良に矢田坐久志玉比古神社(やたにいますくしたまひこじんじゃ)があります。
 矢田寺(金剛山寺)の東1kmの山裾に矢田坐久志玉比古神社が建てられています。櫛玉饒速日命(にぎはやひのみこと)と、妻の御炊屋姫命(みかしきやひめのみこと)を祀っています。物部氏の祖先神であり、矢田部氏の部族神ともいわれています。
 当社は貞観元年(869)に従五位上を授けられ、延喜式大社で、月次・新嘗の幣帛を預る矢田地方隋一の名社です。古くは矢落大明神又は矢田の大宮と呼ばれました。天孫降臨に先立って櫛玉饒速日命が天磐船に乗って降臨した際、上空から3本の矢を射て、その2本目が落ちた場所とされ、「矢田」という地名の元になっています。
 矢田坐久志玉比古神社の本殿と、末社の八幡神社の社殿は国の重要文化財に指定されています。天磐船に乗りて大空を翔行(とびゆけ)り」という古事から、「航空祖神(航空の神)」として、空の旅の安全祈願をする参拝者が多いそうです。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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