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長野県上田市常磐城に芳泉寺(ほうせんじ)があります。
古舟橋の北側、常磐城には土蔵作りの家が立ち並んでいます。この付近は上田市の「歴史の散歩道」にも指定されています。坂を上ったところに松翁山芳泉寺があります。
芳泉寺は真田信之(信幸)の正室である小松姫の菩提寺です。本多忠勝の娘で徳川家康の養女として天正14年(1587)、信之に嫁つぎました。徳川と真田の関係を山門、本堂に付いている六文銭と三つ葉葵の紋が物語っています。
芳泉寺は昔は常福寺というお寺だったそうです。千曲川左岸塩田平の常楽、安楽、長楽の「三楽寺」に対し右岸の「三福寺」の一山で「古舟の渡し」を越え、北国街道で善光寺へ向かう途中の祈願所ともなっていました。
慶長5年(1600)、真田信之は常福寺を菩提寺としました。小松姫が亡くなったあと、信之が納骨し、一周忌に霊屋も建立したそうです。元和8年(1621)、真田家の松代移封にともない松代城下に大英寺を建て霊屋を移しました。
小諸から上田に入封した仙石忠政は常福寺を修築し、小諸にあった菩提寺の宝仙寺をここに移しました。翌年、父秀久の墓を改装し、常福寺から円覚院芳泉寺と変えたそうです。
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