オクテック ガレージ ブログ OKU-TEC garage

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

秋の味覚とZZ-R1100の最後の整備,ガレージTakaにエアータンク

2010-10-16 22:13:43 | 整備・作業
こんにちは,ごぶさたしております.


先週末,夏のツーリングで出会った隣町のKikkoさんの手料理をご馳走になりに行って来ました.

ZZR1400にゼファー750,ミニバイクレース用のNSF100まで所有している彼女.
かなりの積極的&行動派ですが,料理の腕前もなかなかのもの.

食材は秋にちなんでなんとマツタケ.

マツタケ・・・・何年ぶり,いや初めてかもしれないマツタケ.

部屋に香るマツタケの香り.





鮭の朴葉焼きにもマツタケが入っている.
味噌がでしゃばらない味付けがなかなかの美味.




いつもバイクで遊びに来てくれるので普段着を見るのは今日が初めて.
家庭的な女性はいいですね.

kikkoさん,ご馳走様でした.





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話はかわって

バンディット1250購入のためZZ-R1100の嫁ぎ先を探していたのですが,友人が世話を
してくれて,トントン拍子で話がまとまり売却することになった.


友達の旧友ということなので,ちょっとでも整備して渡してあげようと思い只今作業中です.





これまでCB750F,空冷GPz1100と10年単位で乗り換えてきた.

世間は折りしもカスタムブーム.
当時は最新のバイクよりもZやCB,カタナの方が人気があって「いつかは自分もZに乗るんだ」と
意気込むライダーが多かった.(ヤマハって何かあったかな?)



とはいえ設計が古いマシン.
ブレーキは効かないしエンジンは非力.

それを現行車並み,いやそれ以上にカスタム(改造)するのが流行った.
バブルの時代とマッチし,数百万円のローン組んでカスタムする人も多かった.


やがてZZ-R1100やスズキの隼など「時速300キロ」を目指す戦闘機マシンが出始めた.



ある日,友人のZZ-R1100に乗ったときに驚いた.
低速もトルクが有ってそのままどんどんスピードが上がっていく.
そして何より燃費が良いのを知り,技術の進歩を感じた.

「ハイパワーと低燃費の両立」

テクノロジーだと痛感し,古いバイクへのこだわりが無くなった.


そんな経緯もあって,このZZ-R1100を購入したのだった.




地元より北海道や東北の空気を沢山吸ったエアクリーナーも綺麗にお掃除.




ネジをうっかり落としてしまってさあ大変.

密集してるから手が届かない.

エアクリーナーボックスを外して無事救出.

ついでにヘッド回りもお掃除.




エンジンを包み込むような形状のフレームが何とも言えず素敵.



もう少し作業します.



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さて幼なじみの友人とよくバイクのガレージの話をします.

こんなおしゃれなガレージを見ては「いいな~」と夢を語り合ったりします.



そんな友人がコンプレッサーの増加タンクを買いたいと話した.

ZZ-Rの件でお世話になったので我が家のストックパーツからプレゼントすることにした.



それがコレ.





単なる増加タンクとは違い,タンクの上に増圧機(ブースターレギュレータ)が付いている増圧タンク.

こいつは供給されるエアーで二倍の圧力まで増圧できたりする.



供給圧が低い工場とかで高い圧力にしたい時に使ったりするもの.勿論安価な輸入品とは違いSMC製


ただし自空で昇圧するので大量のエアーを消費するため一般ガレージには不向き.
プシュプシュと音も大きい.

なので取り外します.


配管のやり直しをしたら空気漏れがないかチェックをします.そんな時に使うのがコレ.




石鹸水のスプレーみたいなもので漏れてると細かな泡がプクプクでてきます.



ガレージに見えるように取り付けると言うので圧力計も正面から見える位置に配置してみた.





頑張って取り付けたと言うのでちょっとガレージ訪問してきました.




たまたまあった木製棚を壁の間隔に切断して黒色に塗装し嵌め込み,その下にタンクを吊って
いました.

シックな黒色の棚がなかかなお洒落.



単管パイプを利用したタイヤラックも,曲げ加工して赤く塗ると建築資材とは思えない出来栄えですね.





バイクを吊るのにH鋼を追加してホイストが付いてます.トロリー付きなのでバイクを吊ったまま
ゴロゴロ移動出来たりするんですよ.





こうやって少しずつマイガレージを作り上げる様は他人のガレージでも楽しかったりします.




ではまた