旋盤とフライス盤用に作ったツールワゴン.
ガレージが狭くなるという事態に陥ったものの,整理整頓に一歩近付いたのに気をよくして,さらに整理グッズを
作ることにした.
フライス盤で溝を掘ったり,削ったりするのに使う“エンドミル”(ドリルの親戚みたいなヤツ).
このエンドミルにも太さが色々あって,それに合った“コレット”と呼ばれるモノでサイズを合わせてフライス盤の
チャックに取り付けます.
フライス盤に付属していたチャックにはメーカー製と思しきスタンドが付いてきた.
他にもチャックや切削ツールがあるけどスタンドがないので置き場に困っていたので,それら用にも似たような
スタンドを作ることにした.
ラワン材だと思しき木にホールソーで穴をあける.
このホールソーは薄鉄板用なのですぐに目が詰まってしまう.
何度も何度も木屑を取り除いて,両面から穴をあける.
ツーバイフォー材みたいにザクザクしていない,しっかりした木は質感も良い感じ.
アルミフレーム材の切れ端でサンドイッチしてゴム足を付けて完成.
フェイスミルやキーレスチャックとかを置いたらもっと穴の数を増やせば良かったと後から気付いた.
何でもやってみないと分からない愚かな脳みそです.
最近,依頼を受けて加工している部品があります.
材料は“SS400”という鉄の棒.
鉄は錆びるから嫌いなのであまり接っすることがないので詳しくは知らないですが,一般的な“ふつ~の鉄”です.
これを削って穴をあけてネジを切って・・・・
旋盤でこんなモノをあと7個ほど作らないといけない.
旋盤もいろんなツール(刃物)を使いながら加工していきます.
穴を開けるためのツールも沢山あって,ごちゃごちゃ状態.
これまで単品の加工が多かったので騙し騙し使って来たけど複数個の加工を効率よく作業するにはこれではあきません.
なので続いて旋盤用ツールスタンド製作です.
木に穴を開けるのに苦労したので,他に良いものが無いか探したら出てきた“サークルカッター”.
木工用なので目詰まりもなくて一発で穴があけれて快適.
でも片面から一気にあけるとバリが出て醜くなるので,両面から優しくあけてあげます.
(素材の妖精さん,出てくれるかな)
材料は同じくラワン材(たぶん).
以前,YouTubeで見て買った“コンビネーションスクエア”.
意外と重宝しております.
ツールの数が多いのでフライス盤の様に平置き二列では足りません.
色々と温めてきた構想を注ぎ込んでいきます.
ベース(土台)はアルミフレーム.
アルミにアルマイトは錆び知らずでグッド.
“ひな壇”式のスタンドにしてみました.
後ろ側はこんな感じ.
昔,エンジンを組むのに使っていたテレビ用の回転台が余っていたのを思い出し,取り付けてみました.
ツールも随分スッキリしました.
マグネットが有ったのを思い出したので急遽付けてみました.
もうテンション上げ上げです.
当初,前方から手を伸ばして取るつもりで,ドリルの刃で怪我しないようにと“ひな壇”にしましたが,
ターンテーブルのお陰で,クルッと回せば後ろのツールもスッと取り出せるので,安心して取り出せるように
なってくれました.
久しぶりに出来上がりも嬉しかった工作でした.
勢いついて,亡き親父が残した不良在庫の山を整理していたら“譜面台”と書かれた箱があったのを思い出し
活用することにしました.
親父は現役のころ学校放送やホールの放送を市から依頼を受けて仕事をしていました.
この譜面台もそのときのモノ.
このほかにも直径50センチくらいの馬鹿でかいホール用のスピーカーとか300ワットくらいのアンプが
残っています.
ライブとかしている人が居たら買ってください.
さて何十年も前のモノ.箱を開けたらちゃんと中身が入っていました.
何かに使えないかと思ってたら,使えました.
ツールワゴンに有り余っていた支柱を付けて取り付けてみました.
マニュアルや図面を置くのに丁度よかった.(これまた,うれしかった.)
ややこしい依頼品の加工があるので,この勢いで頑張ります.
ではまた.