オクテック ガレージ ブログ OKU-TEC garage

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

フライス盤に照明を付けてみた。 予想ではイケてたはずなのに、お気軽工作ではやっぱりイケてません。

2019-03-24 04:19:17 | ガレージツールの製作,改造,整備
時折使っているフライス盤。

使う度に思うのがもう少し照明を明るくしたいということ。

デスクスタンドを付けていますが役不足。
目は良い方だったのに「老眼」という何とも響きの悪いヤツにやられたおかげで、照明はバカに出来ません。


それに起動とブレーキのレバーがその上にあって操作しにくいです。








LEDランプも明るくなって実用的になったけど、近接でまんべんなく照らす照明をとなると、なかなかコレって言うのが無くて、いろいろ試して良かったのが
サークラインタイプと言われている環形(丸形)蛍光ランプのやつ。









口金はG10q。4ピンのうちLEDランプでは二極しか必要ないので上か下かの2ピンで光ります。









口金を取り付ける際の向きで接続される二極が入れ替わるのでLEDの電源基盤からは四本のケーブルがつながっています。
結局、プラスマイナス(LとN)の二本がつながればいいので、双方のケーブルは導通があるかと思ってましたがテスターで当たってみると
導通していませんでした。










どちらのペアでもつなげば点灯するので手っ取り早く片方を絶縁処理して、片方に電源線をつなごうかとしましたが、ケーブルの引き出し穴をあけようと
しらた、パカっとケースが分離できたので基盤を見てみることにしました。








基盤には「L」「N」ともう一つのペアの「LA」と「NA」の文字が印刷されていました。









不要なケーブルを取っ払って電源ケーブルを直接半田付けしました。
やっぱりこの方がすっきりします。









LED側はこんな感じ。
これは20Wタイプですが、チップの配置が広いのでまんべんなく照らしてくれます。









フライス盤への取付は簡単に100均のネオジウム磁石をボンドで貼り付けで磁石でペタっと。安直です。









ケーブルの接続は安直にはいけないので、圧着端子です。

小学生の頃は親父に教わって電線をよじって、それをネジの大きさに環状にしたあと、終端をまたよじって。

単純にネジに沿わして巻き付けるだけでは締めこんだ時に接触が悪くなるからだと思いますが、この最後のよじるのが大切と言っていました。










スイッチも安直に露出タイプのスイッチボックスにフルカラースイッチ。











空いた時間を使って二日でできた照明。
構想段階では割とイケてたはずなのに、LEDもそのままではやぼったいし、スイッチも・・・かっこ悪い。


構想(予想)と完成形のギャップをもう少し縮めないといかんなと反省。










名機と言われたフライス盤に似つかわしくない照明になってしまいましたが、照明としては非常に明るくなりました。







このままでは実用性はあっても見る度に気持ちが萎えそうなので、そのうちもう少しエレガントになるように手直ししたいと思います。
イケてないオヤジのちょっとした工作ネタでした。




夜更かししている私をサークルの中からじっと見ている輪太郎。
サークルから出してやると足の上に乗ってきて眠ります。
昼間はやんちゃな小悪魔も夜は天使に見えます。

寅次郎はいつもおとなしかった。

寝顔に少し寅次郎の面影を感じてしまいました。




ではまた