4月27日(水)雨
3ヶ月半ほど長期帰省していた娘が、昨夜東京へ帰った。
黒猫連れて。
帰省とはいえ、こちらで在宅ワークしていたので、週に二日のお休み以外は小部屋に籠ってお仕事。
在宅ワークというものが、ワタクシの想像を超えて厳しかった。
だから、こんなに長くいたのに、指宿にも霧島にも長島にも甑島にも行けなかったね〜と言いながら空港へ送る。
まあ、こちらでも在宅ワークできるとわかったから、また帰っておいで。
夜8時40分発の飛行機なので、空港で夜ご飯食べましょう。
軽くお土産なぞ見て、黒猫と荷物を預けてから居酒屋っぽいところにでも入ろうかとすると、なんとレストラン街はどんどん閉店。
ロイヤルホストのみ営業となる。
夫と娘はビールを呑み、ワタクシは珍しくステーキ丼なるものにする。
余談ですが・・・ロイヤルホストって何十年ぶりに入ってみたけど、食べるものがないっつーかお値段が高いっつーか。
あそこの位置づけは何なの?ファミレスじゃないの?
娘はあっという間に、「あんまりお腹空いてないし・・・ビール飲むし・・・わ!オニオングラタンスープ美味しそう!これにしようっと。
あと、ケールのサラダにする。」とおしゃれなチョイス。
母は、メニュー見ながら「ステーキ美味しそう!うわっ高っ!ハンバーグで2千円越え???高っ!黒豚トンカツねえ。
黒豚パーコー麺にしようかなあ〜いや、でも観光客じゃあるまいし、黒豚なら近所のスーパーでも買えるし・・・」
夫はビールとクラブハウスサンドにするという。
娘が「村上春樹的!!!」とのたまう。
ホントこの人って抜け目ないというか、安いもの探させたらナンバーワンだわ。
かといって、ビールもワインも飲めない(←運転手だから)ワタクシが何が楽しくて夜にサンドイッチ食さねばならんのだ!
しびれを切らした娘が「パスタも美味しそうだよ。」(おそらく母が値段で決めかねていると踏んだのであろう)
骨の髄まで貧乏人なワタクシと、こちらのお店のパスタやカレーの値段設定が合致しない。
いっそワタクシの考える高価なもの=ステーキの図式で納得させるしかない。
勇気を振り絞って「ステーキ丼」(・・・それでも丼)
ををっ!そろそろ時間じゃない?
気をつけてね。帰り着いたらラインしてねと、搭乗口へ向かう娘に大きく手を振る。
外に出ると土砂降り。
警報級の大雨になるとは聞いていたが、時間がずれ込んで降らなかったね、よかったねと思っていたがここで降るのか。
走り出すとすぐ娘から「雷警報出てるらしく出発遅れるみたい」とライン。
母は母で、夫にビール飲ませた事、夫の言う田舎道の方を選んだことなどを後悔しながらゆっくり車を走らせる。
こちらに帰ってきて一度、まさに「バケツをひっくり返したような雨」の中を運転したことがあって恐怖におののいたが、
昨夜はさらに夜だし、バケツの大きさがさらに大きいし、雷で暗闇が光るという恐ろしさも加わる。
娘のことも気になる。
これで飛行機が飛ばなかったら、またこの雨の中を引き返さなきゃならんのか?
その時は高速道路にしよう。
だからとりあえずはインターの入り口あたりまではこのまま走って・・・
もう自分が一体どこを走っているのか全くわからないまま土砂降りの真っ暗闇の田舎道をのろのろ走る。
たまに後ろから車が来ると避けて譲りながら「この雨でそのスピードで大丈夫なの?道が見えてる?あたしゃ見えん。」と悪態をつく。
まだそれほど地盤は緩んでないだろうから土砂崩れはしないだろうが、道に小石や泥が流れ出てると怖いし、水しぶきの上がり方が異常でまた怖い。
心臓がばくばくする気持ちで「わあ、ちむどんどんする〜」と心で言い続けては「使い方違うぅ〜そんなウキウキじゃな〜い。あ〜ちむどんどんする〜ちがうぅ〜〜」とハンドルにしがみついて運転しておった。
間でラインの着信音がして娘からの「今乗った」
乗ったってことは、相当な事がない限り飛ぶよねと少し安心して車を走らせ、ほうほうの体で帰宅。
その後11時前に娘から「着陸。結構きつかった。機長はプロだなあ。」
機長の肩を叩きながら、お互い頑張りましたなあと言いたいくらいだ(・・・質が違いすぎる)
よって、娘が帰ってしまった寂しさとか一気に流れ去っていった気がする。
抜け殻になり損ねた感。
とは言え、金銭的にはもうカツカツなので、今後ヨモギやフキ、ツワ等の野草を食みながらつつましく暮らしていくことにします。
トップの写真は・・・黒猫スミちゃん。東京帰ってホッとしていることでしょう。
3ヶ月半ほど長期帰省していた娘が、昨夜東京へ帰った。
黒猫連れて。
帰省とはいえ、こちらで在宅ワークしていたので、週に二日のお休み以外は小部屋に籠ってお仕事。
在宅ワークというものが、ワタクシの想像を超えて厳しかった。
だから、こんなに長くいたのに、指宿にも霧島にも長島にも甑島にも行けなかったね〜と言いながら空港へ送る。
まあ、こちらでも在宅ワークできるとわかったから、また帰っておいで。
夜8時40分発の飛行機なので、空港で夜ご飯食べましょう。
軽くお土産なぞ見て、黒猫と荷物を預けてから居酒屋っぽいところにでも入ろうかとすると、なんとレストラン街はどんどん閉店。
ロイヤルホストのみ営業となる。
夫と娘はビールを呑み、ワタクシは珍しくステーキ丼なるものにする。
余談ですが・・・ロイヤルホストって何十年ぶりに入ってみたけど、食べるものがないっつーかお値段が高いっつーか。
あそこの位置づけは何なの?ファミレスじゃないの?
娘はあっという間に、「あんまりお腹空いてないし・・・ビール飲むし・・・わ!オニオングラタンスープ美味しそう!これにしようっと。
あと、ケールのサラダにする。」とおしゃれなチョイス。
母は、メニュー見ながら「ステーキ美味しそう!うわっ高っ!ハンバーグで2千円越え???高っ!黒豚トンカツねえ。
黒豚パーコー麺にしようかなあ〜いや、でも観光客じゃあるまいし、黒豚なら近所のスーパーでも買えるし・・・」
夫はビールとクラブハウスサンドにするという。
娘が「村上春樹的!!!」とのたまう。
ホントこの人って抜け目ないというか、安いもの探させたらナンバーワンだわ。
かといって、ビールもワインも飲めない(←運転手だから)ワタクシが何が楽しくて夜にサンドイッチ食さねばならんのだ!
しびれを切らした娘が「パスタも美味しそうだよ。」(おそらく母が値段で決めかねていると踏んだのであろう)
骨の髄まで貧乏人なワタクシと、こちらのお店のパスタやカレーの値段設定が合致しない。
いっそワタクシの考える高価なもの=ステーキの図式で納得させるしかない。
勇気を振り絞って「ステーキ丼」(・・・それでも丼)
ををっ!そろそろ時間じゃない?
気をつけてね。帰り着いたらラインしてねと、搭乗口へ向かう娘に大きく手を振る。
外に出ると土砂降り。
警報級の大雨になるとは聞いていたが、時間がずれ込んで降らなかったね、よかったねと思っていたがここで降るのか。
走り出すとすぐ娘から「雷警報出てるらしく出発遅れるみたい」とライン。
母は母で、夫にビール飲ませた事、夫の言う田舎道の方を選んだことなどを後悔しながらゆっくり車を走らせる。
こちらに帰ってきて一度、まさに「バケツをひっくり返したような雨」の中を運転したことがあって恐怖におののいたが、
昨夜はさらに夜だし、バケツの大きさがさらに大きいし、雷で暗闇が光るという恐ろしさも加わる。
娘のことも気になる。
これで飛行機が飛ばなかったら、またこの雨の中を引き返さなきゃならんのか?
その時は高速道路にしよう。
だからとりあえずはインターの入り口あたりまではこのまま走って・・・
もう自分が一体どこを走っているのか全くわからないまま土砂降りの真っ暗闇の田舎道をのろのろ走る。
たまに後ろから車が来ると避けて譲りながら「この雨でそのスピードで大丈夫なの?道が見えてる?あたしゃ見えん。」と悪態をつく。
まだそれほど地盤は緩んでないだろうから土砂崩れはしないだろうが、道に小石や泥が流れ出てると怖いし、水しぶきの上がり方が異常でまた怖い。
心臓がばくばくする気持ちで「わあ、ちむどんどんする〜」と心で言い続けては「使い方違うぅ〜そんなウキウキじゃな〜い。あ〜ちむどんどんする〜ちがうぅ〜〜」とハンドルにしがみついて運転しておった。
間でラインの着信音がして娘からの「今乗った」
乗ったってことは、相当な事がない限り飛ぶよねと少し安心して車を走らせ、ほうほうの体で帰宅。
その後11時前に娘から「着陸。結構きつかった。機長はプロだなあ。」
機長の肩を叩きながら、お互い頑張りましたなあと言いたいくらいだ(・・・質が違いすぎる)
よって、娘が帰ってしまった寂しさとか一気に流れ去っていった気がする。
抜け殻になり損ねた感。
とは言え、金銭的にはもうカツカツなので、今後ヨモギやフキ、ツワ等の野草を食みながらつつましく暮らしていくことにします。
トップの写真は・・・黒猫スミちゃん。東京帰ってホッとしていることでしょう。