パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

梅三昧

2022年06月19日 | 衣・食・住
6月19日(日)雨
我が実家のご近所さんHさんに梅をいただく。
ご親戚が梅林を持ってらして商売用に梅を出荷されてるとのこと、出荷後のものだけど「要る?」
「要る要る!!!」
Hさんの作る梅干しが絶品で毎年いただくから、自分では漬けずにもっぱらジャムやサワーやシロップ、ドレッシングなどをちょっとずつ作って楽しんでいる。
従姉にも梅をおすそ分けしつつ、Hさんの梅干しを食べさせると大絶賛。「作り方を聞いて!」
で、Hさんちにお礼のバームクーヘンなど手に、梅干しの作り方を聞きに行く。
いただいた梅で作ったジャムとヨーグルトも持って行く。
ジャムは我ながらとても上手にできるようになったと思う。
贈答用にはグラニュー糖で作り(←自宅用はザラメで作る)高千穂牧場ヨーグルトを添えるのがワタクシ流。
梅干しの作り方を聞くと嬉しそうに教えてくれる。
ここだ。ここが肝心なのよ。こういうことって。趣味趣向が同じかどうか。
お書物通りに塩分18%で作ったら目が飛び出るほどしょっぱかった話をすると笑いながら
「あたしは塩分10%で作って、それの同量砂糖を入れるのよ。」
砂糖!砂糖!梅干しに砂糖!だからあんなにまろやかなのねっっっ!
Hさんは、お舅さんから頼まれて毎年梅干しを100キロくらい作っていたそうだ。
お舅さんの住むマンションの住人達に配る用らしい。
一昨年、お舅さんは亡くなられて、梅干しを作る量は減ったらしいが、でも大好評の彼女の梅干し、この時期になると所望する人たちから連絡が来るとのこと。
だから、彼女が説明する梅干し作り方の分量の桁が大きくて「ちょっ、ちょっ、ちょっと、待って!えっと1キロだと・・・」
HさんはHさんで「え?1キロ?1キロ作るの?少なすぎて分量がわからん!」
なんせジップロックで作るもので・・・

2回ほど、梅をもらって「いやん!また瓶を買ってこなきゃ!ジップロックも!」と体クネクネ喜んでいたら先週金曜日、おそらく最後の収穫に行ったHさんから「まだ要るかどうか娘さんに聞いて!」と老母に連絡が入り、昨日実家に行って驚いた。

「せめて5キロは漬けなさい」と樽と重石付きで、梅20キロほど届いていた。
嬉しさでクラクラしながら彼女のうちへお礼を言いに行く。
Hさん「忙しいのに仕事増やしてごめんね〜あたしは今、あなたに聞いた梅ジャムのレシピ見て作ってたところ。
あ、ちょっととろみを見てくれる?」
持ってきた大鍋を見て驚く。
ワタクシがちまちま作る量の一体何倍だ???
「義姉のうちの分と2軒分なのよ」とは言うが、それにしてもこの量は笑える。
そして嬉しい。
この気持ちである。
ワタクシの梅ジャムを食べて「美味しい!レシピ教えて!」と言ってくれて、老母を介して渡したレシピで早速作ってくれて、彼女からは黒糖煮のレシピをもらう。
とは言え、さすがにこの量はもうワタクシのキャパを超えており、5キロ分、洗ってヘタ取って綺麗に拭いて、クタクタ。
夫にSOSを出して、樽への仕込みは彼にしてもらう。
去年、塩分18%で目の覚めるようなすっぱい梅を作った彼は、Hさんの話を聞いて今度は8%で作ったりと、梅干し作りはワタクシより詳しい。
樽を焼酎で消毒して、梅入れて、塩入れて、梅入れて、塩入れて・・・
あ〜楽しみぃ〜

傷の付いたものは煮てジップロックに入れて冷凍。
砂糖を入れてジャムにできるし、塩と梅酢を入れれば酢の代わりになる。
この夏の我が家の飲み物は梅酒か梅サワーか梅ジュースである。
ドレッシングも梅味だし、お刺身に合うらし梅味噌ドレッシングというものも仕込み中。
雨の土日は、梅のおかげで鬱々する間もなく楽しくすぎていくのであった。
コメント (4)
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