パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

期待を裏切らない女

2023年11月20日 | Weblog
11月20日(月)晴れ

高校の悪友三人のグループラインに忘年会ランチの着信。
Mはガラケーなので、幹事役のY美さんがメールで別に連絡。
ワタクシ以外はフルで働いているので、12月の第一日曜日に決まる。
次に、お店はどこにする?
ワタクシ、気になってる古民家カフェをいくつかピックアップしてラインに載せる。
そして「たまにはパーっと豪華にいくなら、高級なお店はMが詳しそうだよね」
Y美さんが「Mにも聞いてみる」

しばらくしてY美さんが「Mからメールきた」とスクショした、そのままを載せる。
『お店の名前はレストラン◯◯。お昼のコースが三種類。
メインが県産豚肉だと6500円、黒毛和牛だと7370円、メインが県産黒毛和牛プラスアルファだと11000円です。
評判が良さそうなお店ではあるんだけどどうでしょう」

絶句するワタクシ。
おそらく同じ顔してスマホの画面を見ているであろう他二人。
しばし呆然とした後、嵐のような怒涛のラインの応酬が始まる。
Y花「あたしの中でランチは千円台」
Y美「パーっといこうは二千円くらいまでだよ。」
ワタクシ「Mのメール読みながら吹き出したわ、あまりに高過ぎて。高級志向は知っていたが、期待を裏切らない女!
プラスアルファで11000円って、なんだよ!?」
以下続々と続く・・・
「メール見て、ディナーじゃないのかと。」
「うちはクリスマスディナークラスでもないわ」
「たまにはパァ〜っといこうかと言ったのがまずかったのか。」
「パァ〜っのレベチ。」
ひとしきり盛り上がった後、分相応なランチ屋を探そうとするも・・・
「11000円のランチの提案のせいで、店選びのハードルが超上がってる...」
我が街で障害者施設が運営してるレストランがワタクシは気に入っていて、よく友達をお連れする。
思い出して一瞬そこはどう?と提案するも、はっ!Mは接客にも手厳しいんだったと思い出し、慌てて却下する。
あゝめんどい。
だからもうMは誘わなきゃ良かったんだよっっと心の中で思ってしまう。

ぢつは、このブログでも時々愚痴ってるのだ。彼女の事を。ここでも、ここでも、ここでも・・・
「分相応」
「いぢわるなワタクシ」
「めんどくさい」

そして、Y美さんもY花さんも気づいてないけど、Mは、それほどワタクシ達と会いたい遊びたい食事したいとは思っていないという事をワタクシは薄々感じている。
だから五回に一回くらいしか誘いに乗らないし、おそらく今回もたまには豪華にいこうかという言葉の意味を履き違えたから参加しようと思ってるだけ。
二年前に集まったのも、我が街の高級イタリアンだったから来ただけの話だと思う。
ラインの応酬をしながら、漫画「A子さんの恋人」の
『誰か心の薄汚れた人で中和しないと自己嫌悪で死んでしまいそう!』のフレーズを思い出す。
これがMと一対一でのやり取りでなかった事にホッとする。
同じ金銭感覚のY美さんやY花さんと語って、ちょっといぢわるな笑みを浮かべた事で中和できた。
さらにワタクシ、もう一つ考えていることがある。
今日の一枚の写真をご覧あれ。
先日の骨董市で、一枚100円で買った着物たちだ。うっとりする。可愛い。
ランチの日までにこの中のどれかでスカートかワンピースを作って着て行くのだ。
そして「これ百円なの」と得意げに披露するのだ。
創作意欲がモリモリと湧いているいぢわるなワタクシ。
コメント
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