4月16日(火)晴れ
ワタクシんち、今年、班長さんなのである。
田舎になればなるほど、地域活動はめんどくさいんだろうと思いきや、大した活動もなく、回覧板が回ってくるくらいである。
ゴミ集積所の掃除当番すらない。
班長さんの仕事は・・・
回覧板を回す。
町内会費を集める。
年に数回、神社の掃除に出る。
避難訓練に出る。
これくらいだ。
総会とか、神社の掃除は夫に頼む。
ワタクシ、人がたくさんいるところは苦手なもので。
なので、せめて回覧板回す手配したり、町内会費の集金くらいはします。
町内会費にしても一年分を一括払い。楽勝でしょう。
軒数もしれてる。なんせポツンと一軒家とその周辺ですからね。
で、先日総会やら班長会やらあって、夫が最初の回覧資料を持ち帰ってきたので、回覧板を作成し、回覧順を決める。
世帯は14軒。
うち回覧板を回すのは8軒のみ。
後の6軒は?
我が家は地理的に言うならば「尾根」に建っておる。
そこからものすごい勾配の下り坂沿いに数軒、下りきって、のどかな田園地帯の数軒で成り立っている班。
よって、この回覧板を回す順番にも非常に気を使う。
なんせこの細い坂道の勾配がきつい。
だから「もう、うち、回覧板要らないわ。坂の上り下りが大変だから」となったお宅が6軒という事だろう。
まだ地域の方々に詳しくないワタクシであるが、おそらく、ワタクシんちより若い世帯は、赤い屋根のTさんちだけと思われる。
小学生のお嬢さんが、朝7時半にはランドセル背負って「回覧板で〜す」と持ってきてくれ、パジャマのおばちゃんは慌てるのである。
坂の一番下のお宅からスタートして、最後にこのお嬢ちゃんが我が家に持ってきてくれるというコースを作成する。
町内会費の集金日を設定して、回覧板にお手紙を入れておく。
「○月○日、町内会費を集金に回ります」
町内会費は一括ゆえ、6200円と結構な高額。突然集金で〜すと来られても困るよねえ。
回覧板をスタートのお宅に持って行った後、残り6軒のお宅に「集金日のご連絡」の紙を投函しよう。
どなたが書かれたのか知らんが、距離など無視したような、ひょろひょろした頼りない地図を片手に坂道を下る。
道幅が狭いので、車で行くと路上駐車できないし、普段はどこにでも自転車で行くワタクシであるが、この坂は、登るのも下るのも恐ろしい、ホントにすごい坂なので、歩くしかない。
一番下まで行くと田んぼや畑が広がり、川も流れているのどかな風景。
今はちょうど田んぼが蓮華草畑になっているから写真を撮ろうなんてこと思いながらお家を探す。
たった数軒のお宅を探すだけなのに、めちゃ苦労する。
明らかに、この頼りない地図よりも家が多く、さらには田舎あるあるで、名字が皆同じ。
人の気配は無いが、空き家というには綺麗すぎるというか荒れてない。
いいお天気で汗が吹き出る。
さまよい歩くも確証が持てないまま、前の班長さんとこに聞きに行こうと、すごすご退散。
また急坂を登り始めたら、あ!!!でんでん!!!
以前我が庭を綺麗にしてくれた庭師でんでんがおる。
でんでんは、一昨年の班長さんだった。
この、頼りない地図を見せながら、場所を尋ねると、まあ事務所に入りなさいと上げてくれて缶コーヒーまで出してくれる。
坂を登り下りして汗で顔はどろどろ、ヘトヘトのワタクシに同情されたのだろう。
そして、説明しながら地図を描いてくれる。
わかったような気になって、お礼を言ってからまた坂を下って、なんとか3軒は投函できた。
が、あと一軒がどうにもわからない。
でんでんは「墓の横だよ」と言ってたが、墓の横に2軒あるじゃないかっ!
さらにはそのうちの一軒には表札も無く郵便受けも無い。
もう一軒をのぞきに行くと、またもや同じ名字!!!「お宅も長野さん(仮名)かっっっ!!!」
疲れ果てたワタクシ、郵便受けを開けて宛名を見るという暴挙に出る。
「長野○○さん」あゝ探している長野さんではない・・・
「これから胃カメラ飲みに行くんだ!」と言ってたでんでんの姿はもう無い。
仕方ない。去年の班長さんちへ向かうため坂を登る。
かくかくしかじか。
前班長さんから不明だったお宅の情報を聞き判明するも、疲れ果ててるので一旦帰ります・・・
来週、集金する予定だが、またこの坂を行ったり来たりになるのかと思うとちょっとどんより。
さらにはこんなに歩いたのに、そして、腹にはラジオ波も当てたのに、全然体重が減ってないのはなんでだ?
今日の一枚は・・・
蓮華畑を載せるつもりだったが写真撮る余裕もなく・・・先週のチラシ配りの時に見かけた白藤になりました。
ワタクシんち、今年、班長さんなのである。
田舎になればなるほど、地域活動はめんどくさいんだろうと思いきや、大した活動もなく、回覧板が回ってくるくらいである。
ゴミ集積所の掃除当番すらない。
班長さんの仕事は・・・
回覧板を回す。
町内会費を集める。
年に数回、神社の掃除に出る。
避難訓練に出る。
これくらいだ。
総会とか、神社の掃除は夫に頼む。
ワタクシ、人がたくさんいるところは苦手なもので。
なので、せめて回覧板回す手配したり、町内会費の集金くらいはします。
町内会費にしても一年分を一括払い。楽勝でしょう。
軒数もしれてる。なんせポツンと一軒家とその周辺ですからね。
で、先日総会やら班長会やらあって、夫が最初の回覧資料を持ち帰ってきたので、回覧板を作成し、回覧順を決める。
世帯は14軒。
うち回覧板を回すのは8軒のみ。
後の6軒は?
我が家は地理的に言うならば「尾根」に建っておる。
そこからものすごい勾配の下り坂沿いに数軒、下りきって、のどかな田園地帯の数軒で成り立っている班。
よって、この回覧板を回す順番にも非常に気を使う。
なんせこの細い坂道の勾配がきつい。
だから「もう、うち、回覧板要らないわ。坂の上り下りが大変だから」となったお宅が6軒という事だろう。
まだ地域の方々に詳しくないワタクシであるが、おそらく、ワタクシんちより若い世帯は、赤い屋根のTさんちだけと思われる。
小学生のお嬢さんが、朝7時半にはランドセル背負って「回覧板で〜す」と持ってきてくれ、パジャマのおばちゃんは慌てるのである。
坂の一番下のお宅からスタートして、最後にこのお嬢ちゃんが我が家に持ってきてくれるというコースを作成する。
町内会費の集金日を設定して、回覧板にお手紙を入れておく。
「○月○日、町内会費を集金に回ります」
町内会費は一括ゆえ、6200円と結構な高額。突然集金で〜すと来られても困るよねえ。
回覧板をスタートのお宅に持って行った後、残り6軒のお宅に「集金日のご連絡」の紙を投函しよう。
どなたが書かれたのか知らんが、距離など無視したような、ひょろひょろした頼りない地図を片手に坂道を下る。
道幅が狭いので、車で行くと路上駐車できないし、普段はどこにでも自転車で行くワタクシであるが、この坂は、登るのも下るのも恐ろしい、ホントにすごい坂なので、歩くしかない。
一番下まで行くと田んぼや畑が広がり、川も流れているのどかな風景。
今はちょうど田んぼが蓮華草畑になっているから写真を撮ろうなんてこと思いながらお家を探す。
たった数軒のお宅を探すだけなのに、めちゃ苦労する。
明らかに、この頼りない地図よりも家が多く、さらには田舎あるあるで、名字が皆同じ。
人の気配は無いが、空き家というには綺麗すぎるというか荒れてない。
いいお天気で汗が吹き出る。
さまよい歩くも確証が持てないまま、前の班長さんとこに聞きに行こうと、すごすご退散。
また急坂を登り始めたら、あ!!!でんでん!!!
以前我が庭を綺麗にしてくれた庭師でんでんがおる。
でんでんは、一昨年の班長さんだった。
この、頼りない地図を見せながら、場所を尋ねると、まあ事務所に入りなさいと上げてくれて缶コーヒーまで出してくれる。
坂を登り下りして汗で顔はどろどろ、ヘトヘトのワタクシに同情されたのだろう。
そして、説明しながら地図を描いてくれる。
わかったような気になって、お礼を言ってからまた坂を下って、なんとか3軒は投函できた。
が、あと一軒がどうにもわからない。
でんでんは「墓の横だよ」と言ってたが、墓の横に2軒あるじゃないかっ!
さらにはそのうちの一軒には表札も無く郵便受けも無い。
もう一軒をのぞきに行くと、またもや同じ名字!!!「お宅も長野さん(仮名)かっっっ!!!」
疲れ果てたワタクシ、郵便受けを開けて宛名を見るという暴挙に出る。
「長野○○さん」あゝ探している長野さんではない・・・
「これから胃カメラ飲みに行くんだ!」と言ってたでんでんの姿はもう無い。
仕方ない。去年の班長さんちへ向かうため坂を登る。
かくかくしかじか。
前班長さんから不明だったお宅の情報を聞き判明するも、疲れ果ててるので一旦帰ります・・・
来週、集金する予定だが、またこの坂を行ったり来たりになるのかと思うとちょっとどんより。
さらにはこんなに歩いたのに、そして、腹にはラジオ波も当てたのに、全然体重が減ってないのはなんでだ?
今日の一枚は・・・
蓮華畑を載せるつもりだったが写真撮る余裕もなく・・・先週のチラシ配りの時に見かけた白藤になりました。