パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

MOTON ヘアボディミスト

2024年03月18日 | 当選品&モニター&おタメし
3月18日(月)晴れ

MOTON ヘアボディミストのご紹介です。
こちらも、今、ワタクシご贔屓の韓国コスメ。

ヘアにもボディにもつけられるので、これ1本バッグに入れておけばいつでも潤えて気分も上がります。
ほんのり香らせたい時は髪か体に1-2プッシュ、しっかり香らせたい時は髪と体にに3-4プッシュ。
香水より軽い感じなので気軽に使えます。
香りは三種類。
FLOWER GARDEN
NUDE CALM
TWILIGHT JOURNEYFLOWER GARDEN
迷いに迷いましたが、気品ある香りに惹かれNUDE CALMにしました。
おしゃれマダム目指してるからね、うふふ。
傷んだキューティクルにタンパク質を補充。
お肌もしっとりイキイキ。

手にシュッてしてみたけどわかりづらいですね。
あゝこの香りを届けたい。
優しく気品ある香りが漂ってます。
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舟を編む〜私、辞書つくります

2024年03月16日 | 本・マンガ・テレビ・映画
3月16日(土)晴れ

あんなにアンチ的な立ち位置だったくせに、あんなに「もし意に染まなかったら糾弾してやる」的戦闘態勢だったくせに、いまやすっかりどっぷりはまってしまったNHKのドラマ「舟を編む〜私、辞書つくります」
ぢつは、1話の一番最後ですでに涙したのだ、それも、それほど好きじゃないと言い放っていた池田エライザ嬢の言葉で。
でも、まだダメよ!安心しては。
「原作至上主義」のワタクシですからねっと鼻息荒く2話へ突入。
「恋愛」の語釈からの、すんなりと今、黎明期で啓蒙期LGBTQ挿入。
左利きのエライザ嬢起用って事までもが作戦なのかっっっ。と興奮しながら3話へ。
「水木しげる氏」の語釈をめぐる中に、元辞書編集部員西岡役で向井理氏の登場にて無事解決!って、いやいやいやいや、リアル水木しげるじゃん!いや、リアルじゃないが・・・
ゲゲゲと言えば向井理と松下奈緒と刷り込まれている朝ドラファンn。
なんなんこのキャスティングの妙。
と、興奮して4話へ。
今回は辞書内の挿絵について。
「こだわる」
あゝなんと日本語とは難しくて面白いものか。
初回の「○○なんか」にもひどく同意したのだが、今回の「こだわる」もまた、わかっていたような気になっていただけでわかっていなかった気もして、言葉には敏感な気になっていたのに、わかっていなかったのだと思いしらされるという、なんとも忙しい心の揺れよ。
余談だが、昨日の「不適切にもほどがある」で「○○させていただいて」の使い方も笑った。
主人公小川一郎の時代には無かったよね〜させていただくなんて変な使い方。
でも意外とさらっと流したのもまた小川一郎らしく、これからはワタクシもいちいち目くじら立てるのやめようと思った。
と、話を戻して戻して・・・
こだわらないことにこだわる
この禅問答のような言葉も重くて面白かったし、本当にこのドラマを見始めてよかったと、柔軟性のあった自分を褒めたい。

今日の一枚は・・・
我が家の畑のキャベツ。
昨年は虫に喰われ、巻く所までもいかなかったのに、今年はこの巻きっぷり。
言葉を編む仕事だけじゃなく、何でも仕事というのは編み続けることによって成果が見られるのね・・・と、夫を褒めたい。
コメント (3)
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審査員

2024年03月10日 | 本・マンガ・テレビ・映画
3月10日(日)晴れ

パソコンに向かってる所からちょうど桜の木が見えてて、山桜なのでもう散ってきてて、花の色か葉の色かわからないほど海老茶色になっている。
先週の風の強い日。桜吹雪が綺麗で綺麗で、飛び出して花びらと一緒に舞いたいくらいだった。
が、ワタクシは分別ある今年60の花粉症持ちの女なので、あゝ美しいとガラス窓にへばりついて見るにとどめた。
分別とは少し切ない。

昨夜はR−1からのENGEIグランドスラムと、お笑いサタデーナイトだった。
とは言え、こういう賞レースが絡むと毎回審査員との温度差とか違和感を感じる。
Mー1ほど、熱烈に応援したい人がいないからまだ冷静さを保てるが・・・
個人的にはルシファー吉岡の1本目が一番面白かった。

少し前になるが、とある審査会に行った時、会場での質疑応答で、質問者が次第に激昂して審査員を罵り倒した場面に遭遇した。
ヤバいやつってのが存在するのは知っているが、実際その場に居合わせたのは初めて。
その質問者は、実はその賞の候補者の一人であったのだが、自分にマイナスな評価を下した審査員を名指しし、口汚く罵り、しまいには「審査員なんかおりてしまえ」
いやいやいやいや、お前が言うな!
審査員と選ばれる側が対等とは思わない。
媚びろとか、へりくだれという意味ではないが、自分は選ばれるか選ばれないか、ただそれだけの立場だ。
審査員の審査結果に楯突く資格はないのだ。だってそれが審査というものだから。
以前M−1で、審査員だった上沼恵美子さんの事をSNSで発信したバカな芸人がいた。
いや、色々言いたい事はあるだろう。
ワタクシもテレビの前で「志らくがそんな事言うからみんな引きずられるねん!」とか「松本とは一個も笑いが合わんと思ってるけど点数だけ妙に合う!」とか審査員をボロクソ言っているが、それはいち視聴者がこちら側で好き勝手言ってるだけなので許してほしい。
芸人さんたちも、当事者ゆえになおさら言いたい事は山ほどあるだろうが、せいぜい仲間たちと飲んだくれて悪口吠えて(せめて個室居酒屋で)
また来年頑張るしかないのだ。
審査員が気に入らないなら、その大会には出ない事だ。
自分が好きで、批評してもらいた人が審査員になっている大会を探し出して応募すればいいだけの話だ。
その大会の権威を認めているから、優勝したいから、出るのであろう。
その選ばれし大会の選ばれし審査員に悪態つくのは違うなあと思うし、みっともないなあとも思う。
大会の後のやけ酒呑みながら、消えてしまうその空間だけの言葉でゲロと一緒に流すくらいにして、文字として残るような、ましてや世界に発信してしまう事は笑い話にもならない。
その審査員に向かって負け犬の遠吠えを浴びせる事なんて事は愚の骨頂で、周りの観客をドン引きさせるだけで、同情すらかえないのである。

今日の一枚は・・・
先日チラシ配りしていた時に見つけたツクシと菜の花。
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原作からの映画からの原作

2024年03月07日 | 本・マンガ・テレビ・映画
3月7日(木)晴れ

我が家の桜はもう満開で、馬酔木も木瓜もとっても綺麗で・・・
なのに、外に出られないこの歯がゆさ。
今、メガネにマスク姿でゴミ出しに行ったついで、畑のニラとアプローチ沿いのツワを大急ぎで採る。
今夜はレバニラとツワの煮物にしよう。
全然気づかなかった山吹も満開で、今日はこれを剪って活けようと思ったがもう限界な気がする。
覆い忘れた髪の毛に花粉が積もってる気がする。
山吹は明日にしよう、と勝手口に駆け込んだ。

少し前に映画「夜明けのすべて」を観た。
良かったのだが、あまりに原作の記憶が無さすぎて驚いた。
これはワタクシの老化に寄るものなのかと心配になり、再度借りて読んでみた。
少し安心した。
ワタクシが、唯一記憶にあった彼女らの病気の事だけが原作のままで、後はものすごく変わっていた。
PMSで荒ぶる藤沢さん(上白石萌音ちゃん)とパニック障害に苦しむ山添君(松村北斗君)が働く会社自体が全く違い、映画は作中後半から劇的な場面に必須なプラネタリウム会社。
原作では、「ネジ」とかを扱う小さな会社。
こちらでは、少しずつ仕事に熱意を抱き始める二人もいるのだが、どちらかという二人の関係の変化に重きをおいている気がする。
そして、ワタクシの中でめったにこういうケースは無いのだが、原作のままの映画化より、この変え方は当たりだったのでは、という事。
優しい人たちの存在に気づいて頑張って生きていこうという優しい世界観はそのままだから、嫌悪感皆無だったのだろう。
でも、是非原作も読んでみて欲しい。
こういう話を、娘と何時間もライン電話した。楽しかった。
意見が違っても、彼女の意見は素直に受け入れられるのは何故だろうか。
娘だからよ、と言われるかもしれぬ。
でも、そうとも限らないのは、我が老母とワタクシの関係性に通じないのを身を以て知ってるので、ただただワタクシが娘の感性を信じ切っているからかなあ。
あの子、作家になればいいのに、と親バカはいつも娘に夢を託すのである。
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原作と映画とドラマと

2024年03月05日 | 本・マンガ・テレビ・映画
3月4日(火)雨

原作至上主義である。
これは、少し前の日テレの問題以前から、こちらでも度々書いている。
漫画にせよ小説にせよ、原作ありきで、だから、映像化されるとなるとすごく心配する。
世界観が守られているだろうか、キャスティングがイメージどおりだろうか等々。
三浦しおん著「舟を編む」を初めて読んだ時、感動した。
こう見えてワタクシ、お仕事系の話、好きなのである。
映画化には不安が付き物。
そして、ほとんどのケースで小説を超えない、ワタクシの中で。
しかし、試写会で観た「舟を編む」は、ワタクシが読みながらイメージしていた映像そのものだった。
余談だが、この試写会、ブログ仲間のpさんと観に行ったのだが、出口でインタビューを受けるというおまけ付き。
そしてまたpさんがとても素敵で詩的な事を言うのよ!「印刷機の匂いがするようでした」とかなんとか。
しかし、その隣のnが、舞い上がったあがり症nが、くだらないコメントを言ったせいで採用されなかったのは一生の不覚。
ワタクシを映像ごとバッサリ切ってpさんの部分のみ使っていただいて結構だったのに・・・
ハイテンションのまま、ワタクシたちはめちゃ豪華な舟形のガラス器のプリンア・ラ・モードを食す夜だったことまで鮮明に覚えている。
それくらい、映画「舟を編む」は好きな作品だ。
そして、ここに来てドラマ化されると聞き、心穏やかならずも、とりあえず録画してみる。
サブタイトル「私、辞書つくります」見ただけで、視点が変わっとるがな!
さらにはワタクシ池田エライザ嬢のことがそれほど好きではない。
好きでない証拠に「池田イライザ」と連呼しては夫に「エライザね」と指摘され、
昨夜は娘と電話で「池田イライザだしさあ〜」と言っては「エライザね」と笑われる始末。
キャンディキャンディ世代にはしょうがない事なのである。
馬締君が野田洋次郎氏というのもどうだろう。
いや、ワタクシ、RAD好きよ。
でも、でもでも、どうだろう・・・
色々不安を抱えながら、渋々第一話を観てみた。
ちょっとびっくりしたし、最後エライザが「左」の説明する言葉には「うっ」てなるほどだった。
悪くない。いや、良いよ。これはどういうことだろうか。
世界観が変わっていないからと言う事なのだろうか。
いや、油断してはいけない。まだわたしゃ完全に心開いたわけじゃないからねっっと思いつつ二話目を見る。
辞書編集部の学生バイト、前田旺志郎君演じる天童君。
まえだまえだの旺志郎君、大きくなったねえ〜これは、彼を見かけたら必ず言ってしまうお約束。
は、さておいて、彼はゲイだという。
今、日本において、黎明期で啓蒙期であるLGBTQの挿入である。
この挿入の仕方によっては、無理矢理感があったり、取って付けた感あったりするものも少なくない中、このドラマでは辞書初心者の主人公が「恋愛」の語釈の「異性同士〜」に引っかかるという事からの流れなので自然で良かった。
と、第二回も納得のいくものであった。
そしてもうすっかり楽しみになって、さあ、3回目をみようかしらとみ始めたら開始1分で終了。
ひ〜っ!テレビの寿命が近いのか、時々録画機能が狂い、突然録画をやめたり画面が乱れたりするのだ。
キーーーっ!くそっ!とテレビに向かい口汚く罵る。
落ち着け!今のこのご時世、なんらかの打つ手はあるはずだ。うちの機械担当の帰りを待とう。

今日の一枚は・・・
我が地元の新聞社。
先日の公開審査の会場だった。初めて来た。想像より小さかった。
ここでも、毎日膨大な情報や知識が編まれているのだなあ。
コメント (9)
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文学賞公開審査会

2024年03月03日 | おでかけ
3月3日(日)晴れ


町田康氏見たさに、地元新聞社主催の文学賞公開審査会へ行く。
と言って、町田康氏の本は一冊も読んだ事ないのだが・・・
ミーハーとは言え、ちゃんと事前に候補作小説3編、詩3部は読む。
ワタクシなりの感想やら批評やらを少々携えて挑む(・・・)
審査委員諸氏が登壇され、町田康氏が思ったよりおじいさんだった事に衝撃を受ける。
ワタクシのイメージは、ロッカーで、破天荒で、長髪。
しかし、頭髪は薄く、サングラスはかけておられるが、ファンキーでもロックでもない好々爺に近いイメージの登場で、ワタクシ少々拍子抜け。
いや、お前は俺の本一冊も読んでないくせに俺の何を知っとるんだと町田氏から蹴られても文句は言いません。
慌てて手元の資料を見ると、おんとし62歳。ワタクシに二つ上なのね。
62歳はもうおじいさんだし、60歳はもうおばあさんなのよねと遠い目になりかけるも・・・

まず、審査員の青来有一氏、町田康氏、三角みず紀氏が作品の批評をしていく。
3作品の批評が終わったら、お一人ずつ◎○△を付ける。
評価が割れると、さらに推すポイントを語っていただくという流れ。
これが最高に面白かった。
自分の感想と同じ事を言われると嬉しくなるし、気づかなかった点を言われると「ほほぉ、そう読むのか」と感激する。
評価が分かれて町田氏だけ強く推す「母校をみんなで燃やすかい」の、青来氏と町田氏のバトルが最高。
青来氏が、燃やすと言えば三島の「金閣寺」だが、この作品は後半のみが金閣寺で前半は青春ユーモア小説。
このままの流れで行けばよかったのにと言うと町田氏が反論。
これは破綻した人間が書いているのだと。
西村賢太氏の文体の話も、以前何かを読んだ時に一人称が「ボク」だったことに衝撃を受けた事を思い出して、うんうんうなづいた。
「バカボンのママが一番狂っている」と言うたとえも、ワタクシはもう楽しくてゲラゲラ笑う。
隣のお姉さんが戸惑ったかもしれぬ。
ちなみに客層はおじいさんとおばあさんとおばさん率が高く、若者(40代以下←田舎的分類法)は数えるほどだった。
失礼ながら、芥川賞作家青来氏の本も一個も読んだ事ないワタクシ・・・
まぢ勉強不足です。
が、青来氏が言うまともなご意見や感想にワタクシは近く、ゆえに町田氏の叫びのような意見がものすごく新鮮で、無い物ねだり的にこういう人を好きになるのよあたしゃ、と惚れ惚れしながらうっとりしながら町田氏を見つめるのであった。
揉めに揉めて、町田氏が渋々折れる形で大賞が決まる。
またここで面白いのが、大賞「わたしをこわさないで」は、審査員みな、作者を男性だと思っていた。
男性が、女子高生の「わたし」を書いていると思っていた。
ワタクシもそう思っていた。お名前の感じからして。
批評の中に「セーラー服を着たおっさん」が見える時があるとか、すね毛が見えるとか、紀貫之の文体よろしく「かな」を増やしたりすればよかったとか・・・
最後の最後に、進行役の方が「作者は女性だそうです」
また、この後、青来氏VS町田氏のジェンダー論争があったりして、いちいち面白かった。
町田氏が、小さん師匠と談志の話を持ち出したりしたのだが、いかんせん知識の浅いワタクシ、そのエピソードを知らず、いま検索かけてみるが引っかからず。
無念である。
でもとにかく楽しかったからよしとする。
と、大満足の審査会であった。
ちょっとしたハプニングがあったので、この事はまた後日書くとして...

大興奮のまま、迎えに来てくれた夫に車の中で熱く語るも暖簾に腕押し感。
つまらん。
帰宅してから娘にラインして町田康氏のオススメ本を聞くと「いいなあ、なんか町田康と鹿児島って合う」
そして、「告白」とか「パンク侍、斬られて候」「屈辱ポンチ」などを勧めてくれた。
早速図書館に予約しようと思って検索かけたら「入門山頭火」というのもあったので予約してみた。
山頭火も町田康も、まだ何にも知らんけど、今、ここで繋がった気がしてなんか嬉しい。

今日の一枚は・・・
我が家のお雛様。
小さいながら三人官女も五人囃子も御坐す。
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