peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ムクゲ(木槿) 2008年8月24日

2008年08月24日 | Weblog
奥州市水沢区のムクゲ(木槿)
2008年8月24日











2008年8月24日(日)、一関地方はここ数日雨降り続きで、今朝も
降っていましたが、用事があったので奥州市水沢区に行きました。
メイプルから水沢公園へ通じる広い道路沿いにある横町中央商店街
の一角にある「ペガサス広場」で白花底紅タイプのムクゲ(木槿)
と白花一重のムクゲ(木槿)が雨にうたれながら花を咲かせていま
した。
白花底紅タイプの「日の丸」と思われるムクゲ(木槿)
Hibiscus syriacus cv.Hinomaru
良く似た品種に「宗丹」cv.Soutanがある。





白花一重のムクゲ(木槿)2008年8月24日

白祇園守( しろぎおんまもり)cv.Shiro-giommamori







一関市東山町の白花半八重咲きのムクゲ(木槿)
2008年8月13日



2008年8月13日(水)、一関市東山町長坂にある住宅団地の庭で、
白花半八重咲きのムクゲ(木槿)が花を咲かせていました。





ムクゲ(木槿)アオイ科 フヨウ(ハイビスカス)属
Hibiscus syriacus /別名:ハチス
中国原産の落葉低木で、低温に強いハイビスカスとして、温帯地で
ふつうに栽培されている。高さは2~4mになり、よく分枝し、刈り
込みにも強いので庭木や生垣として古くから植えられてきた。葉は
長さ4~10㎝の楕円形~卵形で、浅く3つに切れ込むことが多い。縁
に粗い鋸歯がある。

7~10月、枝先の葉腋に直径6~10㎝の花を開く。花は1日花で、
花弁は5枚。多数の雄しべは合着して筒状になる。基本種は紅紫
色の一重だが、白花や紫、赤、底紅タイプもある。また、一重、
半八重、八重咲きがあり、花弁の広狭、花色、弁底色など変異が
大きい。

果は直径約2.5㎝の球形で、熟すと5裂して長い毛のある種子を
多数出す。

韓国では無窮花(ムグンファ)と呼び、国花になっており、ムクゲ
の名はこの韓国名に由来するといわれている。

品種数は江戸時代から相当数が知られているが、現在でも多くの園
芸品種が作出されている。ふつうに見られる品種には底紅色の宗丹
cv.Soutan、日の丸cv.Hinomaru、青色のブルー・バードcv.Blue
Bird、紫盃cv.Shihai、紅花笠cv.Beni-hanagasa、葉に白覆輪が入る
桃色一重のメーハニーcv.Meehanii、白花一重の白祇園守(しろぎお
んまもり)cv.Shiro-giommmamori、八重咲き種のピンク・デライト
cv.Pink Delightや光花笠cv.Hikari-hanagasa、半八重咲き種のエレ
ガンティシムズcv.Elegantissimusやピュアデライトなどがある。
[栽培]繁殖は挿木が容易。[花期]夏~秋。

ムクゲ(木槿)

2008年08月24日 | Weblog
一関市舞川地区のムクゲ(木槿)
2006年8月10日




2006年8月10日(木)、一関市内各地に植えられている「ムクゲ
(木槿)」が、今を盛りと花を咲かせ続けています。北上川に架
かる柵の瀬橋を渡り、舞川方面に進んだ所にJAいわて南舞川支店
がありますが、道路の向側の民家の庭に植えられているムクゲも
紅紫色の花を咲かせていました。このピンク花底紅タイプは「紫
盃 H.cv.Shihai」という品種のようです。






一関市東山町のムクゲ(木槿)
2006年8月12日


下記の画像のムクゲは、「光花笠cv.Hikari-hanagasa」という品種
のようです。





画像のムクゲは、「エレガンティシムスcv.Elegantissimus」という
品種のようです。





ムクゲ(木槿)アオイ科 フヨウ(ハイビスカス)属
 Hibiscus syriacus
中国原産の落葉低木で、高さは2~4mになる。日本には平安時代に
渡来したとされている。花が美しいので庭園樹や公園樹として古く
から各地に植えられており、特に寺院やお墓によく植えられている。
よく枝分かれして刈り込みにも強いことから生垣としてもよく利用
されている。

韓国では「無窮花(ムグンファ)」と呼び、国花になっている。
ムクゲの名はこの韓国名に由来するといわれる。
別名:ハチス、キハチス(木蓮)

葉は長さ5~10cmの卵形で、長枝では互生し、短枝で束生する。葉
縁に不揃いの粗い鋸歯があり、浅く3つに切れ込むことが多い。

枝先につく花は直径8~10cmで、多くが1日でしぼむ。花期は7~10
月で、長い間花が咲き続ける。花の色は紅紫色で一重が基本タイプ
で数多く見られるが、白色、花の底が紅色のもの(紅底)などいろ
いろあり、一重咲きのほか半八重咲き、八重咲きもある。
果実は卵円形で5裂する。分布:中国、インド

ヒャクニチソウ(百日草)/ジニア(Zinnia) 2008年8月7日

2008年08月24日 | Weblog
一関市大東町のヒャクニチソウ(百日草)
/ジニア(Zinnia) 2008年8月7日






2008年8月7日(木)、一関市大東町摺沢にある大東図書館近くの民家
の庭でヒャクニチソウ(百日草)/ジニアが花を咲かせていました。そ
の中に「フェアリーランド」と思われる品種もありました。









ヒャクニチソウ(百日草)
/ジニア(Zinnia)・フェアリーランド cv.Fairyland





ヒャクニチソウ(百日草)/ジニア(Zinnia)
キク科 ヒャクニチソウ(ジニア)属
約20種が南北アメリカ、特にメキシコに分布する一年草または
多年草で、小低木になるものもあるという。

 ヒャクニチソウ(百日草) Zinnia spp.
ヒャクニチソウZinnia elegansの改良種が最も一般的であるが、ホソバ
ヒャクニチソウZ.angustifoliaやメキシコヒャクニチソウZ.haageanaの
品種も栽培される。

ヒャクニチソウは、中央メキシコ原産。日本には江戸時代末期に渡来し
たとのこと。草丈10cmの極矮性種から1mの高性種まであり、ふつう30~
90㎝、頭花は直径3~10cm、花色は白、黄緑、橙、桃、赤、絞り咲きなど。
暑さに強く、花期が長く、花もちがよいので長久草、浦島草とも呼ばれる。
 園芸品種にキャンディー・ケーンcv.Candy Cane、グリーン・エンビィ
cv.Green Envy、フェアリーランド、サンベリナcv.Thumbelinaなどがある。

ホソバヒャクニチソウ(アングスティフォリア/リネアリス)は分枝性に
富み、草丈は25~30㎝、葉が線状披針形、頭花の直径3.5~5㎝で一重咲き、
舌状花は白、黄、橙。園芸品種にスター・ホワイトcv.Star Whiteなどがあ
る。

メキシコヒャクニチソウ(ハーゲアナ)は草丈30~40㎝、花柄は上部が肥
大する。頭
花は直径2.5~5㎝、一重咲きまたは八重咲き。舌状花は黄色、黄と赤褐色
の複色。園芸品種にソンブレロcv.Sombreroなどがある。花壇、鉢物、切花
用。
[栽培]短日植物で春から初夏に播種し、夏から秋(6~10月)に開花させる。