一関市大東町摺沢のサルスベリ(猿滑り)/ヒャクジッコウ(百日紅)
2008年8月7日
2008年8月7日(木)、一関市大東町摺沢の民家の庭で「サルスベリ
(猿滑り)」の花が咲いていました。近くの別の民家の庭にも同じ
ピンク色のサルスベリが花を咲かせていました。蕾が沢山付いてい
て次から次へと咲き継いでいくので、長い間咲き続けるように見え
ます。別名の「ヒャクジッコウ(百日紅)」の由来になったという
のも納得できます。
北上市八天遺跡付近のサルスベリ(猿滑り)
2007年7月29日
2007年7/29(日)、北上市更木(さらき)に縄文時代の史跡で、
国指定の「八天(はってん)遺跡」があります。妻が見たいと言
うので寄ってみました。その遺跡に行く道の分岐点に「サルスベリ
(猿滑り)」の花が咲いていました。蕾も沢山ついていました。
サルスベリ(猿滑り)
ミソハギ科 サルスベリ(ラゲルストロエミア)属
Lagerstroemia indica
中国南部原産の落葉小高木で高さは3~9mになる。日本には
江戸時代以前に渡来したという。樹皮は薄くてはげ易く、幹
はすべすべしている。「猿滑り」の名は、ここに由来する。
葉は対生、ときに互生し、全縁で長さ3~8cmの卵形または楕
円形。柄はほとんどない。枝先に円錐花序をつける。
7~9月、直径3~4cmの花が次々に開く。花の色は淡紅色、紅色、
白色、濃紅、紫色までいろいろあり、複色の品種もある。
花はフリル(しわ)が入った花弁が6つ、雄ずいは多数ある。
夏から秋にかけて花弁が縮れた花が次々に咲くので、庭木に
されるほか、最近は街路樹にも多い。花が長い間咲き続けるの
で、「ヒャクジッコウ(百日紅)」とも呼ばれる。但し、白花
もある。だから、「百日紅」と書いて、サルスベリと読むこと
もある。
なお、「一才サルスベリ(一歳性品種)」は実生した年に開花
し、鉢植えや花壇に用いられる。最近になって地表を這うよう
に伸びる品種が現れ、グラウンドカバーにされる。
仲間には、小さな白花をつける「シマサルスベリ」がある。あ
まり栽培されないが、若枝は丸く、四角いサルスベリと区別で
きる。
また、サルスベリとシマサルスベリの交雑種で「コサルスベリ
Lagerstroemia amabilis」というものがある。
果は直径7mmほどの球形、熟すと6裂し翼のある種子を飛ばす。
2008年8月7日
2008年8月7日(木)、一関市大東町摺沢の民家の庭で「サルスベリ
(猿滑り)」の花が咲いていました。近くの別の民家の庭にも同じ
ピンク色のサルスベリが花を咲かせていました。蕾が沢山付いてい
て次から次へと咲き継いでいくので、長い間咲き続けるように見え
ます。別名の「ヒャクジッコウ(百日紅)」の由来になったという
のも納得できます。
北上市八天遺跡付近のサルスベリ(猿滑り)
2007年7月29日
2007年7/29(日)、北上市更木(さらき)に縄文時代の史跡で、
国指定の「八天(はってん)遺跡」があります。妻が見たいと言
うので寄ってみました。その遺跡に行く道の分岐点に「サルスベリ
(猿滑り)」の花が咲いていました。蕾も沢山ついていました。
サルスベリ(猿滑り)
ミソハギ科 サルスベリ(ラゲルストロエミア)属
Lagerstroemia indica
中国南部原産の落葉小高木で高さは3~9mになる。日本には
江戸時代以前に渡来したという。樹皮は薄くてはげ易く、幹
はすべすべしている。「猿滑り」の名は、ここに由来する。
葉は対生、ときに互生し、全縁で長さ3~8cmの卵形または楕
円形。柄はほとんどない。枝先に円錐花序をつける。
7~9月、直径3~4cmの花が次々に開く。花の色は淡紅色、紅色、
白色、濃紅、紫色までいろいろあり、複色の品種もある。
花はフリル(しわ)が入った花弁が6つ、雄ずいは多数ある。
夏から秋にかけて花弁が縮れた花が次々に咲くので、庭木に
されるほか、最近は街路樹にも多い。花が長い間咲き続けるの
で、「ヒャクジッコウ(百日紅)」とも呼ばれる。但し、白花
もある。だから、「百日紅」と書いて、サルスベリと読むこと
もある。
なお、「一才サルスベリ(一歳性品種)」は実生した年に開花
し、鉢植えや花壇に用いられる。最近になって地表を這うよう
に伸びる品種が現れ、グラウンドカバーにされる。
仲間には、小さな白花をつける「シマサルスベリ」がある。あ
まり栽培されないが、若枝は丸く、四角いサルスベリと区別で
きる。
また、サルスベリとシマサルスベリの交雑種で「コサルスベリ
Lagerstroemia amabilis」というものがある。
果は直径7mmほどの球形、熟すと6裂し翼のある種子を飛ばす。