peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

コヒマワリ(小向日葵)

2008年08月11日 | Weblog
一関市幸町のコヒマワリ(小向日葵)
 2008年7月15日




2008年7月15日(火)、一関市幸町の広い道路沿いにある民家の庭で
コヒマワリ(小向日葵)が、花を沢山咲かせていました。






コヒマワリ(小向日葵)キク科 ヒマワリ(ヘリアンサス)属
Helianthus decapetalus
北アメリカ原産の多年草。茎は細いがしっかりと直立し、高さ60~100㎝
になる。葉は卵形で先は尖る。茎の上部で枝分かれし、先端に直径6㎝ほ
どの頭花をつける。舌状花は10数個。

多くの改良品種があり、切花用に栽培されている。園芸店などで「ヒメ
ヒマワリ」の名で売られていることもあるが、本当のヒメヒマワリは
H.cucumerifoliusのことで、一年草である。
ヒマワリ(ヘリアンサス)属 Helianthus
主として北アメリカに約70種が分布する一年草、または多年草。属名は
「太陽の花」の意。太陽の方向を向いて咲くといわれ、「向日葵」の名
があるが正しくないとのこと。種子のように見えるのは正確には痩果で、
食用油や飼料となる。日本へは江戸時代に渡来したといわれている。

ボタンヅル(牡丹蔓) 2008年8月10日

2008年08月11日 | Weblog
平泉町長島のボタンヅル(牡丹蔓)
 2008年8月10日




2008年8月10日(日)、県道相川~平泉線の東岳峠(平泉町長島中村
地区に属する)の道路脇で、落葉樹の木を覆い尽くしたボタンヅル(
牡丹蔓)が沢山花を咲かせていました。2006年に写真を撮った所でした。






ボタンヅル(牡丹蔓)キンポウゲ科 センニンソウ(クレマチス)属
Clematis apiifolia
日当たりの良い山地や野原に自生する落葉蔓性小低木。葉は3小
葉が3個セットの3出複葉で対生する。小葉は長さ3~6㎝の卵形で、
先は尖り、縁には不揃いの鋸歯がある(切れ込みのないものもあ
る)。

和名は、葉がボタン(牡丹)の葉に似ており、ほかの木にからま
りながらツル(蔓)を伸ばし、多数の花を咲かすことによる。

7~9月、茎が枝分かれして、直径2㎝ほどの白い花が円錐状に
群がってつく。花には花弁はなく、花弁状のガク片が4枚ある。雄
しべと雌しべは多数が花の中央に集合する。ガク片の外側には白く
て長い毛がある。

果実は果で、先端に花の後伸びて羽毛状になった花柱が残り、風に
乗って散布される。分布:本州、四国、九州

仲間に、「コボタンヅル」「コバノボタンヅル」がある。

ボタンヅル(牡丹蔓)

2008年08月11日 | Weblog
一関市千厩町小梨のボタンヅル(牡丹蔓)
 2007年8月2日





2007年8/2(木)、一関市千厩町小梨にある岩手県指定有形文化財の
「村上家住宅」を訪ねた際、市営バスの「新地峠下」バス停の所で
植木にからみつき、覆いつくした「ボタンヅル(牡丹蔓)」が、花を
咲かせていました。



「ボタンヅル」と同じセンニンソウ属の「センニンソウ(仙人草)」
は良く似ている。ボタンヅルは小葉に鋸歯がある3小葉セットが普通
で、ボタン(牡丹)の葉に似ている。


平泉町のボタンヅル(牡丹蔓)
 2006年8月10日




2006年8/10(木)、一関市舞川から平泉町に至る県道脇の土手
(平泉町分)で、「ボタンヅル(牡丹蔓)」が今を盛りと花を
咲かせていました。





ボタンヅル(牡丹蔓)キンポウゲ科 センニンソウ(クレマチス)属
 Clematis apiifolia
日当たりの良い山地や野原に自生する落葉つる性多年草(小低木)
で、蔓の長さは2~4mぐらい。茎は枝分かれして、円錐状に花をつ
ける。
葉は長さ3~6cmの卵形の小葉3枚で構成される3出複葉で対生する。
小葉の先は尖り、縁には不揃いの鋸歯がある。

7~9月、直径2cmほどの白い花が群がってつく。花には花弁はなく、
花弁状の萼片が4個ある。雄しべと雌しべは多数が花の中央に集合す
る。萼片の外側には白くて長い毛がある。
果実はそう果で、先端に花の後伸びて羽毛状になった花柱が残り、
風に乗って散布される。

和名は、葉がボタン(牡丹)の葉に似ていて、ほかの木にからまり
ながら「蔓(つる)」を伸ばして多数の花を咲かすことに由来する。
仲間に「コバノボタンヅル」がある。 分布:本州、四国、九州