peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ミソハギ(禊萩)

2008年08月18日 | Weblog
一関市東山町長坂のミソハギ(禊萩)
 2008年8月18日



2008年8月18日(月)、一関市東山町長坂の住宅団地の中にある
民家の庭でミソハギ(禊萩)が花を咲かせていました。





一関市舞川のミソハギ(禊萩)
 2006年8月10日



2006年8/10(木)、一関市舞川地区のアラゲハンゴンソウが群生して
いた所に、「ミソハギ(禊萩)」が数本紅紫色の花を咲かせていました。





ミソハギ(禊萩)ミソハギ科 ミソハギ(リスルム)属
Lythrum anceps
山野の池や沼などの湿地に生え、栽培もされる多年草。茎は高さ50
~100cmぐらいになって直立する。葉は対生し、葉柄はなく長さ2~6
cmの長披針形。無欠刻、無毛。

花期は7~8月で、直径約1.5cmの花が3~5個輪生し、長さ30cmほどの
花穂をつくって咲く。花は紅紫色で、花弁は4~6個、雄しべは12。

この仲間の花は、1本の雌しべと12本の雄しべをもち、それぞれ長い
もの、中くらいのもの、短いものの3タイプがあり、花によって、長
雌しべと中雄しべに短雄しべというふうに組み合わせが違っている。

水質を好み強健。切花用または庭園用に栽培される。
分布:北海道~九州

別名に「ボンバナ(盆花)」、「ショウリョウバナ(精霊花)」、
「ソビソウ(鼠尾草)」がある。ボンバナ(盆花)は、お盆の頃に花
が咲いて仏前に供えられることによる。ソビソウ(鼠尾草)は、花穂
の形にちなんでついた名である。

良く似た「エゾミソハギ(蝦夷禊萩)L.salicaria」は、茎や葉など
に短い毛があり、花色も濃く、葉の基部は茎を抱くことで区別できる。
品種があり、ヨーロッパで栽培が多いという。
[栽培]繁殖は株分け。[花期]夏から秋。

アサガオ(朝顔)

2008年08月18日 | Weblog
一関市東山町長坂のアサガオ(朝顔)
 2008年8月18日



2008年8月18日(月)、一関市東山町長坂の住宅団地にある民家の
庭でアサガオ(朝顔)が大輪の花を咲かせていました。




アサガオ(朝顔)ヒルガオ科 サツマイモ属
Ipomoea nil(Pharbitis nil)
原産地ははっきりしていないが、熱帯アジアが原産地と考えられている
蔓性の1年草。日本には1200年余り前、遣唐使によって薬種として中国
から入ったと見られ、奈良時代には既に薬用植物として栽培されていた。

観賞用として改良されたのは江戸時代以降で、白、淡紫、淡紅、濃青
などの新しい花色を生じてきた。さらに形態的な変わり物を生じ、幕末
の頃には多様な花形、花色、花冠の模様、葉形、葉色の基盤がつくられ、
吾妻路cv.Azumaji、浜の空cv.Hamanosora(巨大輪えびす葉)、紫獅子
(キキョウ咲き)cv.Murasakijishiなどがある。

現在、葉の大きなアメリカアサガオや、マルバアサガオI.purpureaと
の種間雑種I.×hybridも園芸品種として栽培され、曜白(ようじろ)
咲きの千秋cv.Chiakiなどがある。

現在の花の色は青、紫、赤、桃、白、絞りなど豊富で、大輪のものや
変わり咲きもあり、様々な葉形、花形をもつ草花として有名。蔓は左上
がりに支柱を巻いて登る。葉はホコ(矛)形で互生する。茎や葉を切る
と白い汁が出る。[栽培]繁殖は種子による。[花期]7~10月。

7月頃から、葉のつけ根に花が1個ずつ付き、早朝に咲いて昼までに
しおれる。花は直径10~20㎝の漏斗形。晩秋には果実が熟し、乾燥す
ると黒い種子がこぼれる。

ソライロアサガオ(空色朝顔)/セイヨウアサガオ(西洋朝顔)

2008年08月18日 | Weblog
一関市大東町大原のソライロアサガオ(空色朝顔)
 2006年9月3日






2006年9/3(日)、行山流鹿踊交流会実行委員会と一関市・一関市教育
委員会主催の「第9回行山流鹿踊交流会」が、一関市大東町大原の春日
グランド(市役所大東支所北側)で行われるというので行ってきました。
9:30時開会なので、駐車場確保のために早く出かけましたが、心配した
ほどの混雑はありませんでした。

早く着きすぎたので、会場のすぐ隣りにある春日宮神社に行ったり、県
立大東病院の近くにある花壇に咲いていた「ソライロアサガオ(空色朝
顔)/セイヨウアサガオ(西洋朝顔)」の花を撮ってきたりしました。





行山流鹿踊(ししおどり)交流会のもよう
 9月3日(日)


行山流山口派の発祥地に岩手県南・宮城県北から鹿踊保存団体が一堂
に会して演舞しました。出演は、水戸辺鹿子躍保存会(南三陸町)、
早稲谷鹿踊保存会(気仙沼市)、口内鹿踊保存会(北上市)、角懸鹿躍
保存会(奥州市)、小通鹿踊保存会(大船渡市)、舞川鹿子躍保存会
(一関地域)、大木鹿踊保存会(東山地域)、丑石鹿踊保存会(大東地
域)の8団体でした。









ソライロアサガオ(空色朝顔)/セイヨウアサガオ(西洋朝顔)
ヒルガオ科 サツマイモ属 Ipomoea(=Pharbitis)tricolor
アサガオの一群には、マルバアサガオ、ソライロアサガオ、ノアサガ
オなどの種類があり、また、突然変異や交配などで生まれた変化咲き
アサガオや肥後アサガオ、大輪系、中輪系、(曜白アサガオ=ようじ
ろアサガオ)などの園芸品種がある。

ソライロアサガオ(空色朝顔)は、熱帯アメリカ原産のつる性の1年草。
葉はハート形で互生する。アサガオと違って、葉のつけ根から出た花柄
に5~10個の花が次々に咲く。花は明るい青色。5月初旬に種子をまくと
8~9月に開花する。多花性で生育旺盛なソライロアサガオは、ふつう午
後まで咲いている。
画像のセイヨウアサガオは、ヘブンリーブルーcv.Heavenly Blue

マルバアサガオ(丸葉朝顔)

2008年08月18日 | Weblog
一関市地主町のマルバアサガオ(丸葉朝顔)
 2007年7月17日




2007年7/17(火)、一関市地主町通りの街路樹の根元に植えられた
マルバアサガオ(丸葉朝顔)が花を咲かせていました。午前10時を
過ぎていましたが、曇り空のため萎まないでいたようです。青紫色
の朝顔は別の場所で撮ったものです。






一関市街地のマルバアサガオ(丸葉朝顔)
 2006年7月16日



2006年7/16(日)、一関ペアレのすぐ近くにある民家の前に植え
られた「マルバアサガオ(丸葉朝顔)」が花を咲かせていました。
曇り空でしたが、お昼近くだったので、花はしぼみはじめていま
した。





マルバアサガオ(丸葉朝顔)ヒルガオ科 サツマイモ属
 Ipomoea purpurea
熱帯アメリカ原産のつる性の1年草で、奈良時代には既に薬用
植物として栽培されていたという。葉は互生し、長さ5~10cm
ほどのハート形~円形で、先は急に尖る。
 
7~9月、葉のつけ根から伸びた長い花柄に直径5~8cmほどの
漏斗形の花が5個前後つく。花の色は紅、青、白などさまざま。
早朝に咲いて昼までにはしおれる。
晩秋には果実が熟し、乾燥すると黒い種子がこぼれる。