peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

フサフジウツギ(房藤空木)/ブッドレア(Buddleja)

2008年08月20日 | Weblog
一関市東山町のフサフジウツギ(房藤空木)
/ブッドレア(Buddleja) 2008年8月19日




2008年8月19日(火)、一関市東山町長坂字東本町にある城高山
安養寺の境内で、フサフジウツギ(房藤空木)が紅紫色の花を咲
かせていました。花は香りがあり、アゲハチョウが群がるので、
チョウ(蝶)に興味のある人は庭に植えるようです。花の盛りは
過ぎていました。






一関市東山町総合体育館前のフサフジウツギ(房藤空木)
・紅紫色花 2006年8月12日





2006年8/12(土)、一関市東山町長坂字山谷にある東山町総合体育館
入口付近に植えられた「フサフジウツギ(房藤空木)」が、紅紫色の
花を沢山咲かせていました。






一関市東山町のフサフジウツギ(房藤空木)
/ブッドレア(Buddleja)・白花 2008年8月19日




2008年8月19日(火)、一関市東山町長坂字東本町にある城高山安養寺
の本堂裏に植えられたフサフジウツギ(房藤空木)が白い花を沢山咲か
せていました。花の盛りは過ぎているように見えました。





一関市東山町のフサフジウツギ(房藤空木)
/ブッドレア(Buddleja)・白花 2006年8月14日










フサフジウツギ(房藤空木)/ブッドレア(Buddleja)
フジウツギ科 フジウツギ(ブッドレア)属
 Buddleja davidii
従来は「マチン科Loganiaceae」の1属とされていたが、最近は独立
したフジウツギ科Buddlejaceaeにされている。 
ブッドレアの一種で、中国原産の落葉低木。日本には明治中期に入り、
属名そのままの「ブッドレア(Buddleja)」という名で広く栽培されて
いるが、野生化しているものもある。
日がよく当たり、水はけのよい所を好む植物で、高さはふつう1~2m
ぐらいだが、5mにもなるものもあるという。
葉は長さ10~20cmの披針形で、裏面には灰白色の毛が密生している。

花期は7~10月。花は長さ約1cmの筒状。香りの良い花が長さ20cmほど
の花穂をつくって多数咲く。園芸品種が多く、エンパイア・ブルーcv.
Empire Blue、ローヤル・レッドcv.Royal Red、ブラック・キングcv.
Black King、ナンホー・パープルcv.Nanho Purple、ナンホー・ブルー
cv.Nanho Blue、ピンク・デライトcv.Pink Delight、ブッドレア・ウエ
イエリアナ×weyerianaのゴールデン・グローGolden Glowなどがある。
花色は紅紫、紫、淡紫、白、紅などと豊富で変化が多い。
 
なお、フジウツギ(ブッドレア)属の花は香りの高いものが多く、
チョウ(蝶)やガ(蛾)がよく寄ってくるが、フジウツギやコフジウ
ツギ、ウラジロフジウツギなどはサポニンを含む有毒植物である。
屋久島では魚毒として利用するという。
[栽培]日当たりの良い芝庭の片隅に植えると、枝を十分伸ばし花つきが
良い。毎年刈り込みをして枝の整理をする。繁殖は挿木。[花期]初夏
から秋。