peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

イネ(稲)

2008年08月30日 | Weblog
一関市街地のイネ(稲) 2008年8月30日




2008年8月30日(土)、一関市山目三反田にあるベリーノホテル
一関で、第13回ユネスコ運動県大会が開催されました。妻が友人
に誘われて参加するというので車を出しましたが、私はホテルの
近辺を歩いて写真撮りをしました。午後2時50分頃雨が降ってきた
ため打ち切らざるを得ませんでしたが、畑や田圃が次々に宅地など
に変わっている様子が見られました。
ホテルの近くにはまだ田圃があり、イネ(稲)が頭(こうべ)を
垂れていました。雨降り続きで実入りが心配されましたが、この分
では今年も豊作が期待できそうです。





奥州市水沢区のイネ(稲) 2006年8月30日



2006年8/30(水)付地元紙「岩手日日」に、”水稲作柄 県内
「平年並み」15日現在 生育好天続きで回復”の見出しで、岩手
県内の水稲作柄概況が掲載されました。
”東北農政局岩手農政事務所が29日に発表した18年度水稲の15日
現在の作柄概況によると、県内は7月の低温、日照不足で生育が
遅れたものの、その後は好天に恵まれ、「平年並み」となった。
~以下省略”ということです。
日照不足と低温が続いたので、本気に不作を心配しましたが、
どうやら一安心できそうです。

8/27(日)に行った奥州市水沢区佐倉河にある奥州市埋蔵文化財
調査センター周辺は、県内有数の穀倉地帯ですので、見渡す限り
稲穂の波になっていました。





イネ(稲)イネ科 イネ属 Oryza sativa
高さ50~90cmほどの1年草。紀元前4000年以前に、インドの
アッサム地方から中国の雲南省にかけての地域で栽培がはじ
まり、日本へは中国を経て、縄文時代後期に伝わったと考え
られている。

米粒が丸い日本型と細長いインド型とがあり、インド型は粘
りが少ない。それぞれにウルチ種(炊飯用)とモチ種(餅用)
がある。

イネ(コメ)は、コムギとトウモロコシと共に、「世界の三
大穀物」の1つとされ、日本酒の原料としても重要。
イネ科 Oryza の穀物
五穀豊穣の五穀は、イネ、ムギ、アワ、マメに、キビまたは
ヒエを加えたもの。このうちアワ、キビ、ヒエなどの雑穀は
やせ地でもよく育つので、イネやムギの耕作に向かない土地の
食糧として重要な役割を果たしてきた。