peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

アスター/エゾギク(蝦夷菊)

2008年08月17日 | Weblog
一関市大東町摺沢のエゾギク(蝦夷菊)/アスター
 2008年8月7日



2008年8月7日(木)、一関市大東町摺沢にある大東図書館の近く
にある民家の庭でエゾギク(蝦夷菊)/アスターが花を咲かせてい
ました。





一関市東山町のエゾギク(蝦夷菊)/アスター
 2006年8月26日



2006年8/26(土)、一関市東山町長坂字大木地区の県道沿いにつくら
れた花壇に「アスター/エゾギク(蝦夷菊)」が花を咲かせていました。











アスター/エゾギク(蝦夷菊)キク科 エゾギク(カリステフス)属
 Callistephus chinensis
中国北部から中央アジアを原産地とする1年草。日本には江戸時代
中期に渡来し、「エゾギク(蝦夷菊)」と名付けられて古くから親
しまれている。一般に「アスター」と呼ぶことのほうが多いが、カ
リステフス(Callistephus)属の仲間で、キク科アスター属とは別
グループである。

ヨーロッパで改良されて多様に発展し、切り花として親しまれて
いる。ヨーロッパでは「チャイナ・アスター」と呼ぶ。草丈は10~
100cmになり、ほうき立ちと株立ち系がある。
頭花は直径が3~4㎝の小輪から、ふつう7~10cmほどだが、15cmも
ある巨大輪もあるという。花形は、平弁咲き、ピオーニ咲き、ポン
ポン咲きなどがあり、また一重、八重咲きのヒメ・ローズcv.Hime
Rose、スターライト・ローズcv.Starrlight Rose、万重咲きのミラ
ディ・ブルーcv.Milady Blueなどきわめて変異に富む。花色も赤、
紫、桃、黄橙、白、複色など豊富。

花期は6~9月。暖地では秋まきで6月に開花。高原では春まきで夏
~秋に咲く。信州などの高冷地で大量に切り花用の栽培が行われて
いる。従来仏花の利用が多かったが、品種改良で高級花の性状も備
えてきた。
[栽培]秋播きまたは春播きし、夏に開花する。生育適温は20~25℃
育苗時に立枯病や萎凋病など土壌病害にかかりやすいので、土壌
消毒が必要。
エゾギク(カリステフス)属 Callistephus
1属1種で中国大陸原産の一年草。属名は「美しい花冠」の意。日
本ではこの属を通常アスターと呼んでいるが、アスター属Asterとは
別属で、英名ではチャイナ・アスターChina aster。