peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ペチュニア(Petunia)/ツクバネアサガオ

2008年08月12日 | Weblog
一関市大東町摺沢のペチュニア(Petunia)
 2008年8月7日








2008年8月7日(木)、一関市大東町摺沢地区の県道19号線沿いに
造られた下摺沢自治会の花壇で、真っ赤なサルビアと共に、ペチュ
ニア(Petunia)が花を咲かせていました。








ペチュニア(Petunia)ナス科 ペチュニア属
Petunia hybrida
ブラジル南部とアルゼンチン原産の多年草。現在栽培されている
のは、幾つかの種の交雑によってできた園芸種で、「ツクバネアサ
ガオ」とも呼ばれる。日本では春播きの一年草として育て、初夏か
ら夏にかけての花壇や公園などによく植えられている。花は雨に弱
く傷みやすいのが欠点だが、次から次へと咲き継ぐので、長い間咲
き続けているように見える。茎や葉には軟毛があり、べたつく感じ
がする。開花期:7~9月。

花は漏斗形で花径は5~13㎝、品種の系統には大輪一重咲き、小輪
一重咲き、大輪八重咲きがあり、大形のものは縁が波状になる品種
が多い。花の色はピンク、赤、紫、青、白などがあり、斑入りのも
のもある。

ヒマワリ(向日葵)

2008年08月12日 | Weblog
一関市大東町摺沢のヒマワリ(向日葵)
 2008年8月7日




2008年8月7日(木)、一関市大東町摺沢にある大東図書館近くの
民家の畑でヒマワリ(向日葵)が花を咲かせていました。3mほど
にも背丈が伸びる昔ながらのヒマワリを庭に植える人は少なくなっ
てしまったようです。






一関市東山町のヒマワリ(向日葵)の矮性品種
 2007年7月13日




2007年7/13(金)、一関市東山町長坂の東山町公民館のそばに
つくられた上町地区の花壇に矮性の「ヒマワリ(向日葵)」が花
を咲かせていました。





一関市東山町のヒマワリ(向日葵)
 2006年8月19日




2006年8/19(土)、一関市東山町松川字滝ノ沢地内(主要地方道
「一関~大東線」沿い)の花壇に植えられた沢山のヒマワリ(向日
葵)が花を咲かせていました。三菱マテリアル岩手工場(セメント
工場)の近くです。
すぐ近くをJR大船渡線が走っているので、列車からも見えると思
います。この花壇は、個人で管理しているそうですが、毎年きれい
な花を咲かせ続けています。









ヒマワリ(向日葵)キク科 ヒマワリ(ヘリアンサス)属
 Helianthus annuus
北アメリカ西部原産の大形の1年草で、江戸時代の寛文年間に渡
来したとされている。真夏に日輪のような花を咲かせるので、ヒ
グルマ(日輪)、ニチリンソウ(日輪草)の別名もある。最近は
大小様々な園芸品種があるが、昔から親しまれてきた普通のヒマ
ワリは、茎は太く直立して高さ1.5~3mになる。全体に粗い毛が
あってざらつく。葉は長さ20~30cmの楕円形で先は尖る。
 
7~8月頃、茎の先に直径10~30cmの頭花がつく。花のまわりを
花弁のような舌状花が取り巻き、中心に筒状花が集まっている。
舌状花の色は黄色、淡い橙黄色、赤褐色で、筒状花は黒紫色。

舌状花がなく、筒状花が舌状に発達して八重咲きになったもの
や、草丈30~50㎝、矮性で頭花15㎝ほどで多花性の花壇用品種、
草丈1.5mほどで頭花15㎝前後の切花用品種、極早生で草丈40㎝
の鉢物用品種など多数育成されている。花色は舌状花の基部が
黄褐色で複色のものなどがある。
また、種子に黒と白の条線の入る大形の「ロシアヒマワリ」な
ど、いろいろな品種があり、花期も4月頃から咲くものや10月頃
まで咲くものなどいろいろある。なお、開いた花が太陽の動き
につれて回ることはないとのこと。

主に花壇に植えたり切花に利用するが、食料や飼料用の作物と
しても大切で、主に果実(種)が利用される。種子から油を採
って食用にするために栽培される。種子は炒って食べるとおい
しい。矮性品種は鉢植えにされることが多い。

園芸品種に「太陽cv.Taiyou」「オータム・ビューティーcv.
Auitumn Beauty」「サンビームcv.Sunbeam」「サンゴールド
cv.Sungold」「サンリッチ・レモンcv.Sunrich Lemon」「テディ
ー・ベアcv.Teddy Bear」などがある。
[栽培]4月頃播種する。[花期]夏。

 同属の類似種に「コヒマワリ(小向日葵)」、葉や茎が灰白
色の「シロタエヒマワリ(白妙向日葵)H.argophyllus」、小輪
の「ヒメヒマワリ(姫向日葵)Helianthus debilis」、切花が
「姫ヒマワリ」の名で出回る「ヘリオプシス・ヘリアンソイデス
Heliopsis」などがあるという。